東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

手に取れるにほんご

2020-08-19 23:03:41 | ノルウェーの町で tettsted
わたしの住んでいる地域には
日本人はわたしの他に1人もいません
なので日本語でのおしゃべりには常に餓えています

「わたし、日本に住んでいたことがあるのよ!」
という年配の女性には3人ほどお目にかかりましたが
彼女たちと日本語で話すのはかえって気をつかうので
(ゆっくりハッキリ難しい単語や言い回しを使わずに話すので)
申し訳ないけれどそれほど楽しくはありません…

それよりもごくまれにですが
職場で目にする日本語が妙に嬉しい



建築業者さんが資材やツールの調達に来るお店なので
MakitaとRyobiはともに主力商品
身びいきかもしれませんが輸送の梱包ひとつとっても
ヨーロッパの他メーカーと比べてシッカリしています



こういう多言語の中に見かける日本の文字も
ひらがなってなんかカワイイよねーとしみじみ

それから最近
図書館が再開したので
久しぶりに本を何冊かと日本の小説の朗読CDを借りたのですが
CDにはなぜか村上春樹さんの名前が漢字併記



なんでしょう
漢字がクールだから?
世界の村上ファンは彼の名前を漢字でも認識できるのかな?

ちなみに写真の右2冊はノルウェー夢ネットのブログで紹介されていて
面白うそうだったので借りてみました

OGPイメージ

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いつもとてもお世話になっています
ノルウェーに興味のある方でこちらのサイトを知らない方は
ぜひ一度ノルウェー夢ネットのホームページへ!

かように今はインターネットの恩恵のおかげで
日本語のニュースを見たり調べものをしたり
いろんな人のブログを楽しんだりできるので
日本語を読まない日はありません

それでも
手に取れる日本語とのフィジカルコンタクトが恋しくなるのは
昭和生まれだからなのかも…

なかでも日本語を目にする場面で一番うれしいのは
全く予期していない日本からわたし宛の私信を
私書箱に見つけたときです
(自宅への郵便配達がないので町の私書箱に届く)



友人からの心のこもった贈り物と手紙にまさるサプライズって
ちょっと思いつきません

わたしが本を読むのが好きなことも
中学生の頃から大貫妙子さんの大ファンであることも
ちゃんと覚えていてくれるあたりがもう感涙もの

マスク、触発されて自分でもひとつ作ってみましたよ


(ゴムは編みかけのサマーセーター用のリネンの糸で代用)

これらのマスクを携えて
無事に秋の一時帰国が叶いますように…

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