東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

隣国について

2019-08-09 20:15:56 | ノルウェー Norge
引越して3年半経ってもたまに

えっと、今どこに住んでるんだっけ
フィンランド?スウェーデン?

と日本の知人に言われたりすることがあります

「ノルウェー」はたぶん耳にした瞬間に「北欧」カテゴリにインプットされて
取り出すときには「北欧フォルダ」の1番下に眠っていて
見つけにくいのだと思います

わたしの身の回りの人の言葉の端々から推し量るに
「北欧」から連想される国名コンテストでは
フィンランドとスウェーデンが同率首位で次がデンマーク
ノルウェーとアイスランドが最下位争いをしていると思うんですがどうでしょうか



ちなみにこの写真はスウェーデンのエーランド島で
ヨハンセンさんが連れていってくれた燻製魚介のお店
(めちゃくちゃ美味しかった!)

看板の下に並ぶ北欧諸国の国旗はみんな仲良くノルディッククロス
(ドイツが混ざっているのはスウェーデンの南端から近いから?)
あまり馴染みのない左端はどこの国かと相方に尋ねたら
「フェロー諸島(デンマーク領)」と即答
さすが北欧人

ともあれ
北欧一といっても過言ではないマイナーなノルウェーですが
お隣の国といえばなんといっても北欧イメージ直結のスウェーデンです

デンマークもとても近いけれど接していませんし
フィンランドとロシアとは北のほうで接しているんですが
スウェーデンに比べたら国境はどちらもはるかに短い

そしてスウェーデンは
storebror (お兄ちゃん) とノルウェー国民から親しみをこめて呼ばれる国
(スウェーデン国民がノルウェーを lillebror(弟) と呼んでいるかは不明…)

物価が(ノルウェーに比べると)安いので
食材や嗜好品の買い出しのためだけに国境を超えてスウェーデンへ行くというのは
東京都民が神奈川県のIKEAに買い物に行くくらいの気軽さだと思われます

その愛すべき隣国に初めて足を踏み入れた今年の夏
前述のヨハンセンさんが準備万端整えてくれたおかげで

「ノルウェーとスウェーデンの両方で同じ道具を使って作る
違う名前の焼き菓子を両方作ってみる」

という心踊るイベントが開催されました!
(参加人数2名)



このお菓子は両国とも発祥はイェムトランドという地域
そしてそこは旧ノルウェー領で現在はスウェーデン領
ナルホド

楽しくて美味しいイベントの経過と結果については
ぜひヨハンセンさんのブログ
「スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記」
の詳細なルポタージュをご参照ください

スウェーデンではヨハンセンさんが loppis にも連れていいってくれて
前から地味に欲しかった「ふいご」をゲット
これでもう炭をおこすのに自分でフーフーとしなくてもいい!



力なく消えかかっている炭も…



ふいごでちょいちょいと風を送ってやれば



たちまちスタンバイ!
素晴らしい〜

スウェーデン語もいつか遠い将来
スラスラと聞き取れるようになりたい!と
少しお近づきになれた分だけ欲が出ました


(いつかまた行きたいエーランド島)

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