今年の秋刀魚漁に乗船していた
ロシアのオブザーバー
「ラシェフ」さんが23日下船し、
空路ロシアへ帰国しました。
今年はもうロシアの領海内での操業は無しとなり、
日本の領海内での操業です。
今年の秋刀魚漁に乗船していた
ロシアのオブザーバー
「ラシェフ」さんが23日下船し、
空路ロシアへ帰国しました。
今年はもうロシアの領海内での操業は無しとなり、
日本の領海内での操業です。
48時間休漁の生産調整で女川港には入港船が少なく、
久々に好相場での水揚げで
時化の中を南下して来た甲斐がありました。
20日、女川での水揚げ後、9時30分、出港!
久慈沖にできた低水温域は、
今回の時化で縮小してしまいました。
台風崩れの低気圧が北海道を抜け、かわせの風
(西風)が強い為、調査せずに
道東沿岸の主漁場に向けて北上、
21日夕方漁場に到着した頃には良い凪になり、
夕陽を見ながら調査が始まり、
19時から操業開始!22時終わり!
大きな群で操業5回、3時間の漁でした。
後かたずけを終え甲板の明かりが消えると
右舷側に連なる漁り火が目に付き、
遠くなる漁り火を見ながら、微速で南下帰途航走、
22日23時、久慈入港!
48時間休漁を自宅で過ごし、
17日朝6時、女川出港!コース、60°
道東沿岸の漁場には時間的に今夜は間に合わない為、
岩手県の久慈港東沖合約160哩付近に
新たにできた低水温域から張り出した分枝域
(N40°03"~14"、E145°07"~40"付近の潮境、水温17°~18℃)
に向けて行き22時から調査開始!
サンマはポツポツ見えていますが、まだ群れておらず、
操業できるような状態ではありませんでした。
今後、この分枝域の張り出しがどのように進むか(
襟裳岬側に張り出すか、三陸沿岸側に張り出すか)
でサンマの回遊と形成される漁場が変わってきます。
02時で調査を止め、コース、0°北上、道東沿岸の漁場向け!
18日、17時30分から操業開始、
21時、操業終わり荒天準備の後、南下帰途女川向け!
台風13号の影響で前線が活発化しており、
海は時化て、東よりの風にうねりが高く、
左舷側から波が呑み込み、船は大きくローリング
(横揺れ) を繰り返す!
日本海を北上中の台風13号の影響を踏まえ
沖よりのコースを通っての南下帰途航走。
19日夕方からは海も落ち着きました。
20日朝、6時30分女川入港予定!
女川港に入港し、自宅で過ごす48時間休漁!
帰宅後、船上で撮りためた画像の整理やら
パソコンのメンテナンスに時間を費やし、
今日は少年野球の応援!
仕事から離れ、束の間の開放感を感じながら。
秋刀魚漁船に乗り組む野球少年の父親達も
数人いて、時々顔を合わせますが
今回、同じ日に水揚げし休漁中の後輩と
応援の席で各船の近況を語り合いました。
まだまだこれからも漁は続きますので
頑張ろうとエールを送りあいながら!
台風13号が接近中なので
明日の出港後は台風の今後の進路や
状況によっては北海道に避難も有り得ます。
先程、友達と弟から電話がありました!
14日の夜、弟と友達は並んで操業したらしく
帰港中は結構うねりもあったとの事、
友達は本日、女川入港、弟は宮古港に
入港し水揚げ、今日からの休漁です。
さあまた明日から船!
気を引き締めて頑張ります!
12日、女川港での水揚げを終え、
13時出港北上、漁場向け!
13日の朝、襟裳沖で内地に向け
南下して行く数隻の船とすれ違いました。
道東沿岸の漁場でもまとまった漁模様になり、
秋刀魚漁はいよいよ盛漁期です!
道東主要各港に水揚げ船が集中しての
極端な値崩れを避ける為、
大型船は内地に向けて行く船が多くなりました。
しかし、漁場↓内地の市場↑漁場では
消費燃料油や操業日数のロスがあり
魚価が低かった場合のリスクもあります。
この見極めも漁労長のスキルで、
各船の漁獲量や行動、気象予報、等色んな要素を含めて考え、
入港地や向かう漁場を判断し、船を操ります!
向かった漁場は他船が多く漂泊していた
道東沿岸の漁場ではなくロシア漁業取締り船が
常泊しているチェックポイントの南西側で
19時30分から操業開始!
濃い濁水系で水温13℃台の低水温分枝域での操業は、
サンマが深くサーチライトではあまり反応しなかったが
灯付きが良好で魚群探知機には
大きな反応が続く群が多かった。
00時10分に終わり南下帰途、女川向け!
1 5日、7時入港予定!水揚げ後は48時間休漁です。