5:00起床、山荘の朝は早起きです。
簡単な朝食を作って食べて、コーヒーを吞んだらスタートです。
その前に、山荘の中をササッーと掃除して、帰りの荷物を纏めます。
その前に、帰りの徒渉地点の水嵩を確認しておきましょう。
山荘前の徒渉地点です。(これならOKです)
山荘前の水嵩はOKでしたが、の徒渉地点は橋も流出して、飛び石も間隔が広いので
靴を脱いでの徒渉覚悟で向かいます。
最初の関門
湧塚/三里河原分岐を左折して、7:30徒渉点に降ります。
yamahiroは何とか石を飛んで徒渉できましたが、カミさんは恐怖心でなかなか飛べません。
思案すること10分?何とか差し伸べる手をサポートにカミさんも徒渉に成功できた。
男性群でも四苦八苦しています。
徒渉すると傾斜の増す登りが始まり、2回目の徒渉地点から本格的な登りです。
2回目の徒渉(飛び石注意!石が滑ります。)
メタボ岩とよんでいます。(^_-)
涸れ谷から急登の連続となり、涸れ谷の最後は梯子も現れます。
梯子を過ぎると、木の根が剥きだした道を木山内岳覗きの尾根に上がっていきます。
傾斜のきつい涸れ谷を登っていきます。
梯子を登ると涸れ谷の登りが終わります。
梯子の横には褒美のキイチゴが成っています。
木山内岳覗きの尾根は、涼しい風が吹き抜けてくれて火照った体を冷やしてくれます。
休みすぎると歩き出しの足が重いので、5分ほど短い休憩で出発します。
ここから袖ダキを目指して上りますが、梯子場有りロープ場ありの体力が必要な登りです。
長いロープを上ると、大崩山待望の絶景ポイント袖ダキの岩峰に飛び出します。
袖ダキの玄関ロープ
9:10--袖ダキの飛び出しました。
湧塚の岩峰群です。
足下は足がすくむ断崖です。
振り向くと乳房岩に立つ登山者
袖ダキでは期待していたササユリには逢えませんでした。
乳房岩に立つ若者に誘われて、我々も乳房岩に向かいます。
ちょっとした難所もありますが、木の根や枝で体を確保しながら進みます。
南の崖に咲いているササユリは終わっていましたが、薮の中に1輪だけ名残を残すササユリを見つけました。
登山道から右に少し外れると、乳房岩に着きます。
運がいいとこの一帯でササユリに会えますが、この日はどうでしょうか?
乳房岩でバンザイ~
乳房岩から登山道に戻って、下湧塚の岩峰~中湧塚の岩峰群を歩きます。
それぞれの湧塚の岩峰に立ち上がると素晴らしい絶景と恐怖心が一緒に味わえます。
下湧塚に登っていきます。
下湧塚です。(突端場で行きたいけど・・・ムリだわ~(>_<))
中湧塚を見上げる。
下湧塚から中湧塚へ向かいましたが、コースミスをしてしまって、中湧塚をカットしてしまいました。
中湧塚から一旦下ります、梯子~梯子で折角稼いだ高度がグングン低くなってきます。
ロープと梯子を下って、上湧塚の岩峰を巻きます。
オオヤマレンゲが咲いていました。
崩壊地のトラバースが終わったら登り返して、上湧塚の基底部に着きます。
11:00上湧塚・・・正面の岩から登れます。
正面から登るのはムリなので、右側から登ろうとしましたが、唯一の補助ザイルが無くなっていて断念染ました。
我々と前後しながら登っていた若者(?)は、正面からの登攀にチャレンジしました。
以前はザイルがあり、yamahiroも登りました。
写真で見るより迫力があります。
上湧塚を断念して、リンドウの丘へと向かいます。
数年前までは、スズタケが生い茂っていて全く展望の無かった登山道が見違えるようになっています。
藪漕ぎに近かった登山道が、快適な林になっています。
上湧塚から快適になった登山道を山頂へと向かいます。
上湧塚から10分弱で大崩山山頂(直)/リンドウの丘分岐です。
大崩山の山頂まで50分で行けますが、山頂へ行かずリンドウの丘~木積ダキへ向かいます。
分岐から斜面をトラバース気味に歩くと、やや平坦になっているリンドウの丘です。
水場が近いので、テント泊する登山者もいるようです。
11:40-リンドウの丘
この下は、数百mの絶壁です。
リンドウの丘で予定コースの半分を歩きました。
ゆっくりと山ランチを楽しんで、この後に連続する梯子とササユリに備えましょう。
なんと、山に重たいカレーを持ってきました。 カレーにコーヒー?変な組み合わせです。(^_^)v
山ランチを食べたら、木積ダキから像岩をトラバースして、ササユリの偉大群落地へと向かいます。
後編へ。続きます