誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、湯平温泉

2012-11-07 20:18:56 | 

 

 地図にでかでかと記載されているので、温泉観光地のようだ
一度は訪ねないと話にならないとばかりに、遠回り覚悟で立ち寄ってみた。

温泉地の真ん中に川が流れており、両側に温泉館がある(よ・う・だ)
谷の斜面に建っているので判り難い!ようやく訪ねた○△温泉さんだったが、立ち寄り湯終了!
その他を訪ねるも、立ち寄りは15時まで!

 ところが、流石は『湯平温泉』である。
公衆浴場が、5~6軒あると聞いて、来た道を戻るが駐車場が全くない
道端に止めて(良いのかなぁ~?)と、案内所に行くと足湯や砂湯などが紹介されていた。

 寒さも手伝って、一番近い『橋本温泉』へ
正面に地蔵尊があり、左右に男湯と女湯の入り口があり、トイレは建屋の外にあった
扉を開けると、直ぐに湯煙が漂ってきて、靴箱の奥が脱い所で湯船とは衝立?の仕切りのみ
シャンプーも石鹸もないよ~、髭そり用の鏡も1枚だけで、髭は鏡の前に立って剃らなければならない
上がり湯はありますが、シャワーがないので、上がり湯は手桶に汲んで頭から被るしかないです。

 浴槽は、4畳くらいで半分に仕切られていて、片方は50℃を越す時もあると先客に教わり
そぉ~っと手を差し伸べてみる、ん?50℃って・・・
50℃の体験入浴をしてみたかったが、この日は湯温が低く、42~43℃ほどしかなかった。
残念と言うか、ホッとしたと言うか、語るに及ばない結果となった。

料金は、足湯も砂湯も、超割安な¥200です。
繰り返しますが、石鹸・シャンプーなし、当然ながらドライヤーもありません。
貴重品置き場? 湯船から脱い所が見えているから、心配不要でしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誘われて、由布岳(日向路)

2012-11-06 22:16:38 | 山歩き

誘われて、由布岳(日向路)

コース: 正面登山口(7:15)~日向路分岐(7:30)~日向路~日向岳(8:30)~東登山道(8:50)~ロープ(9:30)~
鎖場(9:50)~お鉢分岐(10:00)~由布東峰(10:10)~剣ヶ峰(11:10)~馬の背~由布西峰m(11:30)
~マタエ(12:35)~合野越(13:25)~飯盛ヶ城(13:40)~登山口(14:15)
  『日向岳1085m・由布東峰1580m・剣が峰1550m・由布西峰1584m・飯盛ヶ城1067m』

 数年前に、山仲間に教えてもらった『由布岳の日向路』が、すっかりお気に入りコースになった。
朝の7:15登山開始で、”サクッナクッ”と落ち葉を踏む足音が耳の心地よく響く
冬の装いで葉を落とした木々の間から差し込む、優しい朝の木漏れ日が気持ちいい
ちょっと残念だったのは、紅葉の訪れが例年より早かったらしく、既に終わりになっていた(--;)

 日向路を50分ほどゆったり歩くと、日向岳の分岐に着き右に進むと10分で日向岳1085mに到着
由布岳に押されて訪れる人は少ないだろうが、西の飯盛ヶ城と東の日向岳、一度は訪れたい。
展望はないが晩秋から冬は、木々の間から由布岳東峰が美しい姿を見せてくれる

 日向岳を下ると猪の瀬戸からのルートに合流し、林の中をジグザグに東峰を目指すことになる。
時たま、ちょっと遅咲き?の紅葉に目を愉しませて貰いなが坦々と登る。
目の前にロープが現れると、このルートの真骨頂が始まり、極め付きは垂直に近い鎖場が待つ
鎖場を乗り越えると幾つかの展望岩があり、眼下に見える山麓の紅葉を愉しむとお鉢周回路に出会う。

 お鉢周回は後回しにして、まず左の由布岳東峰に登頂する事にする。
東峰の直下には、ひと癖もふた癖もある岩があり、この日は濡れていてヒヤヒヤしながら乗り越える
由布岳東峰に到着すると、紅葉を求めて登ってきたであろう10数名の登山者がいた。
東峰から、西峰・西峰の屏風岩、また、西峰と東峰の鞍部になる”マタエ”も登山者で溢れていた

 東峰で暫く寛ぐと次々に登山者が押し寄せ、お鉢の周回路も混雑の気配が見え初めて来た
のんびりムードを断ち切って東峰を出発し、おっかない岩を下りお鉢周回スタート”反時計回り”
お鉢周回は東峰から剣ヶ峰までは、初めての人でもさほど苦労せずに行けるでしょう。
 剣ヶ峰を過ぎると、岩場が苦手な人や腕力の弱い女性には、泣きの出るような難所の連続である
特に、反時計回りでお鉢周回の場合は、難度が高くなるので経験者の同伴をお勧めします。
この日は、『お鉢は時計回りが常識』と、自分の住む狭い世界の常識を振り回す女性リーダーがいて
ちょっと気分が悪くもなったが、『山は自己責任でね~』とサッサとお別れして馬の背へ降りた

 馬の背でも、数名と鉢合わせする場面があったが、そこは山人同士の譲り合いで楽々通過
馬の背を過ぎると、西峰に一気の登りとなるが、岩の下りで使った筋肉がイヤイヤ言い出す
後ろから、『ヤダ~こんな山歩き!』と罵り声も、辛い登りに追い討ちが掛かった。
そんな時、ふと足元を見ると、『オレが面倒見ようかぁ~』トリカブトが誘っていた。(コワ~)

 11:30-お鉢周回を達成して、由布岳西峰に到着~♪
西峰はお昼前とあって、30名ほどの登山者が群れていて、思い思いに山頂を愉しんでいた。
ただ、鞍部のマタエから東峰への登山道、東峰の山頂の人の多さには参ったね。
西峰の屏風岩を避けて、東峰に殺到する登山者達・結婚式のプレゼントとか~? トラになった山男

 西峰で定番の昼食を摂る、”ムカゴおむすび”と”野菜炒めチャンポン”でした (-m^。^m-)
もちろん、最後はお気に入りのケトルでお湯を沸かして、コーヒーブレイクは言うまでもない
東峰や東峰への登山道は、相変わらず登山者が群れていて大盛況の様子が続いている
西峰まで登って来る山人は少なくなり、山頂まで登って来ても半分はお鉢周回へ向かって行った

 よし! 屏風岩が空いているようだし、鬼のいない間にあの屏風岩を下ろう
屏風岩に着くと、2組の年配登山者がいて、案の定?奥方が岩にへばりついてる。
励まし指示するご主人の声に涙声で頷くも、手と足は思うように動かず一向に進まない
10分ほど要して、ようやく降り立った頃には、多勢の登りと下りの待ち人の列が出来ていた。
行きは良い良い~♪ 帰りは怖い(--;)、ちゃんと帰りを考えて登ろう由布岳西峰の屏風岩

 マタエに到着!迷子が出るのでは?とも言えそうな子供からやや年配の男女様々な登山者が・・・・
コーヒーでも飲みたいところだが、下山道のラッシュを考えて早々に下山を開始した。
一緒に歩く仲間から、またもや『yamahiroの鬼~!』と罵られた。 (好きでやってんじゃないよ~--;)
マタエから正面登山口も猪の瀬戸から東峰への登りと同様、名物はジグザグの登山道か?
真下に駐車場が見えるが、降り立つまでに結構時間が掛かり、合野越えに着くとほっとする。

 合野越えに着いたら、広場の右隅に細い登山道があり”西登山口”とある。
細い登山道に入ると直ぐに飯盛ヶ城の裾野になり、飯盛ヶ城の道標がある。
登山口の標識から、山頂まで10分少々だから、由布岳に登ったら是非立ち寄ってみると良い
飯盛ヶ城の山頂から、双耳の由布岳を見上げ、自分の足跡を振り返るのも感慨かもです
yamahiro的には、”飯盛ヶ城=反省をしろ!”と言って、由布岳歩きを振り返ります。

 この飯盛ヶ城のお勧めは、5月初旬頃か?”ヒメアヤメ”や”黄スミレ”を見ることが出来ますよ
この時期だと、”リンドウ”と”ウメバチソウ”が、優しく出迎えてくれます
花がなくても、寝転んで空を見上げるも良し♪ 雄大な草原を見下ろもヨシですね~♪

 さあ~仕上げは、飯盛ヶ城から登山口までの下り
舐めて掛かると、とんでもないしっぺ返しが待っていますよ ^。-
まっ、転んでも石等の突起物は少ないから、大怪我はないだろうが乗車禁止の黒土まみれ
気を引き締めて下り、14:15-7時間の由布岳歩きの幕を閉じた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誘われて、ヤッコソウ鑑賞

2012-11-02 19:42:02 | 花たち

誘われて、ヤッコソウ鑑賞

 今年も、小さなお人形のような”ヤッコソウ”を見に来ました。
熊野江神社の境内の裏の大椎に、毎年たくさん姿を見せてくれる。
***熊野江神社=延岡よりR388を北浦町に向かい、熊野江トンネル手前の左側にある。

 
 10月半ば頃から生え始めるが、生えて直ぐは葉が開かないため”ヤッコソウ”に見えない
可愛らしい”ヤッコソウ”の姿になるのは、10月末から11月上旬頃まででしょうか

 10/07に『ヤッコソウ開花』と新聞に載っていたが、10/26はまだ見頃になっていなかった。
 ただ、後半になるっと、密を求めて”大スズメ蜂”が来るので要注意です。
***普通は襲ってこないが、何かの拍子で触れたりすると攻撃してきます!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誘われて、黒岳(諸塚)

2012-11-01 21:28:48 | 山歩き


 紅葉を求めて、諸塚村の黒岳に登った。
寒冷前線が3つも出現し、午前中の曇りを信じるのみ・・・(--;)

 登山口が近づくにつれ、辺りは真っ白いガスに包まれてしまう。
山小屋?のある広~い駐車場、もちろん誰ぁ~れもいない
***この広場、”災害時の避難場所”と表示板が設置してあります。
えっ? 最後の人家から、7kmも狭い林道を登った先に”災害時の避難場所”ですか
どんな災害を想定されたんでしょうかねぇ~

 9:10-お空の機嫌が悪く前までに下山する予定で登山口を出発した。
杉林のコンクリート道に始まって、なんとも歩幅の合わない階段を登る
10分ほど登ってやっと人一人分ほどの狭い登山道に変わると目の前に鳥居が現れる

 ここを直進すると、キレンゲショウマの群生域がある。(開花は8月中旬頃か?)
山頂へは左に進むが、黒岳神社のお参りを兼ねて右の展望所に寄り道する
梯子を登って、数分で小さいが立派な黒岳神社の社に着く
更に進むと、素晴しい展望所があり、この日は真っ白の素晴しい(?)展望だった(ヤッホー♪)



 4辻に戻って山頂を目指して登る。
やや傾斜が増して、足元に石灰岩が目立ち始める。
紅葉は何処なの? 色付き始めた”コバのマユミ”がチラホラ見えるのみ
時たま、”シロモジ”の黄色も見られるが、目を見張るような黄金色には会えず・・

 両脇がスズタケとなり、ブナの木々が見られると黒岳山頂が真近となる。
9:45-目の前に、ブナの大木が現れると、たくさんの木のベンチがある頃岳山頂である。
”高隈山”方面が切り開かれている以外は、木々に囲まれて展望はない。

 一休み?して、『ニクダキ』と『カゴダキ』と呼ばれる展望所に向かう事にする
***ガスに包まれて展望は望めないだろうが、もしやの紅葉を期待して行く事にした!
スズタケとブナの林を緩やかに下り、右手に帰路のトラバースを通り過ぎる。
ゴツゴツの石灰岩が現れて、『ニクダキ』と呼ばれる展望所に見えてくる。

 『ニクダキ』をスルーして行くと、緑の苔むした石灰岩にモミジが彩りを添えて待っていた。
これはカメラに収めなきゃ~と、・・・・・

こんなに、上手い具合になっているわけないじゃないですか!
周囲のモミジを掻き集めて、見栄えを良くした、ヤ・ラ・セ (^。-)
 おふざけのお楽しみも済んで、もう少し足を延ばすと、散策路の終着の『カゴダキ』
勿論、岩に登っても、ガスしか見えず、オマケに何やら、冷たいものがポツポツと

 下山開始!
歩き難いゴロゴロの石灰岩、落ち葉が木の根を覆い隠し油断するとスッテンコだ
山腹のトラバース道辺りで、ついに雨具の助けを借りて下る。
あ~あ、こんな予想につかない天気の日に、来るんじゃなかったかと1人愚痴る。
11:00-真っ白い霧に中、紅葉には会えず、雨の歓迎を受けながら登山口に戻った。

 ところで、ニクダキって?カゴダキって?、何を意味しているのでしょうか?
登山口の”災害時の避難場所”と合わせて、知っている人がいたら教えて~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする