紅葉を求めて、尾鈴山へ
気が付けば、紅葉は落ち葉となってしまう時期になっていた。
いつか見た、あの目の覚めるような紅葉! 今年もまぼろしに終った --;
とは言え、暖かい宮崎県の尾鈴山なら紅葉が残っているかもと期待を込めて出かけた。
我が家から、1時間15分を費やして尾鈴山の麓へ、尾鈴瀑布群の入り口には紅葉の滝巡りさんと
思わしき数台の駐車があり、期待に胸を膨らませ甘茶谷沿いに登山口へと向かう。
橋の手前に車を止め、壊れた林道を5分で立派な看板のある登山口に着く
落差は15mだが滝壺が綺麗な甘茶滝
毎度、お馴染の偽木の階段を登って主尾根へ登り、真っ赤に色着いた木々を見渡す(嘘です!)
歩き始めてからやっと、尾鈴山の生態系の思い違いに気がつく、(やっぱ、亜保やーー;)
木々の間に貴重なモミジの紅葉
赤松の大木!パワーを感じます。
あれ?ちょっと”H”な根っこ、以前はねじり鉢巻で元気だったが・・・
樅や栂の大木を見上げながら、いつもの光景の登山道を登って行く
風はないが、11月も半ばで、気持ちよく登っていくと、一気に明るく視界が開ける
振り向くと、日向灘が一望できて、海原に注ぎ込む『小丸川』がキラキラ光っていた。
数少ない紅葉、コバのマユミです。
振り返りの展望所から、アセビのトンネルに入ると、尾鈴神社の鳥居が見え奥に社がある。
鳥居を潜ると、ブナとヒメシャラの林が目に映るが、ブナの勇壮にヒメシャラの華麗さが素晴しい!
尾鈴山の一押しのスポットと言ってもいいのではないだろうか?
鳥居と社
ブナとヒメシャラの林
ブナとヒメシャラを堪能したら、ケルンが築かれた尾鈴山山頂に登る
お馴染の山頂風景
山頂から、万吉山~神影山~角崎山・・・読図で万吉谷へ下ることも考えたが
花もない、展望もない万吉山には足が向かず、長崎尾への周回路へ歩き出す。
尾鈴山からの下りになると、目の前に1338mピークが綺麗な三角峰に聳えるが紅葉はなしーー;
3度ほどアップダウンを繰り返すと、mの長崎尾に到着する
お馴染のケルンとオバケのQ太郎
長崎尾を過ぎ、更に3度ほどの小さなアップダウンを越えて、矢筈山/駐車場の分岐に至る
矢筈岳に足を延ばすもいいが、矢筈林道の長~いガタゴト道歩きはうんざりでパス
分岐を左に折れて、長~い長~い下りに向かう。
*まだ、標高が1200m以上あります (--;)
所々で足を取られながらも無事林道へ降りる。
今回は、ここから舗装&凸凹の林道を歩いて下ったが、駐車場へのショートカットもあります