誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、佐渡ヶ窪~鳴子山

2012-03-29 | 山歩き
  
ver-2:鉾立て峠~鳴子山の南東尾根を下る

   本日のルートを確認!中央のピークが鳴子山、右の尾根を下ります。 
 佐渡ヶ窪を後にすると、第2部の本格的な山歩きバージョンに入る。
先ずはアセビの林の中を登って、鉾立て峠を目指す事になる
佐渡ヶ窪ですっかり怠けた御御足さんは、ちょっとイヤイヤする登りでもあった

      佐渡ヶ窪から鉾立峠に来ました。風が強くて (--;)font>
 09:15-白口岳/坊がつる/立中山の分岐点でもある、鉾立て峠に到着する
真上を見るような急登の先の白口岳は、真っ白に冠雪している様に見えた。
三股山は、不気味な空模様の真っ黒な雲に覆われていた。

 3人の乙女は峠で待つ事にして、6人が立中山のピークハントに向かう。
距離的には短いが、立中山のショルダーまでは急登で息が上がる
09:30-冷たい風を受けながら、立中山の頂に到着する。
証拠写真撮影や坊がつるのテントを眺め、大船山のガレ場から鉢窪に思いを馳せる。
 
           立中山から雪化粧の大船山・・・次はあのガレを下ろう!
     
           立中山に上がったら三股山も素晴らしい山姿        
 寒風の中に乙女らを待たせたら悪いと、足早に下山を始めると白口岳を登る乙女等が
ありゃリぁ~置いて行かれちゃったよ~ (--;)
峠に戻り、水補をすませると、今日の正念場とも言える白口岳の登りに掛かる
冷たい風と急登に皆さん、無口で俯き黙々と登っている
 
  急登!急登で、時にはロープも       隣には直登するガメラの姿も (^.-)
 峠から、まだまだ半分の行程だが、御御足さんを一休みさせる事にした。
振り返ると、佐渡ヶ窪から鉾立峠、立中山が真下に見えて、今日の形跡が判る、
まだ休みたがる御御足に言い聞かせながら、急登の登りを再開する
2/3の辺りになると、山が冬のお化粧をしていて、我々の目を愉しませてくれた。
何時見てもいいですね~ 木を覆い尽くす霧氷、風上に向け成長する『エビの尻尾』

       た~くさんの霧氷が)待っていてくれた。 
あと一登りとなった時だった、俄かに白いものが飛び交い、風と共に頬を叩く
目を細めながら山頂直下の岩を攀じ登ると、目の前に『白口岳の標柱』が聳える。
10:50-山頂到着、何時もなら参加者全員のカメラが回るのだが、余りの寒さに1台だけ・・・・
後で、写真頂戴ね~

      強い風に、氷柱も震えていた !!
 追われる様に、逃げる様に、白口山から稲星越へと向かう。
途中、左下に見える『片ヶ池』を覗き込むと、片ヶ池の湖面は凍結しているようだった。

      あまり見る人はいない、片ヶ池です。・・・氷結していた!
11:10-稲星越に到着すると、あの時とおんなじだね~と、吹雪に泣かされた時を回顧する。

      前回も、吹雪に泣かされた、稲星越です。font>
 さっ急ぎましょうと、先頭のNさんは、鳴子山に向かってどんどん歩き出す。
みなも、引きずられるようにして後を追う。
稲星越~鳴子山、5年ほど前は、薮との戦いのルートだったが最近はよくなっている
石楠花やオオヤマレンゲに魅せられる登山者が多くなったためだろうか?
ただ、今年の石楠花は、殆ど期待できない!(鳴子山に限った事じゃないが・・・)

   一番奥が鳴子山の頂きです。font>
 小ピークを過ぎると、目の前に綺麗な三角形の鳴子山が見える
ん?人影も見えるが、何処から来たのやら!?
鞍部から、山頂へ登り返す時、先ほどの山人に聞くと、南東尾根を登って来たと
よくもまぁ~あの尾根を登って来たもんだと、感心するやら呆れるやらだった


      鳴子山の頂きで集合写真、初登頂は・・・? 
 11:25-初登頂のasariさんが、先頭で鳴子山に到着する。
先ほどの雪は止んで、大船山や白口岳の頂や眼下の沢水キャンプ場も見えた。
相変わらず風が強い!ここも、登頂の証拠写真だけで食事の場所を求めて下る
やっと猫の額ほどの広さの草地に腰を下ろし、弁当を広げる(カップ麺だけ --;)
*Fさんは車におにぎりを忘れたそうで、yamahiroは自宅に忘れてて、カップ麺だけでした。

 食事をすませると、お勧めの南東尾根の下りにチャレンジします。
先頭は、足の動きよりも”悲鳴を上げる口の動きが多い”、N嬢が努めた。
下り始めてすぐ、女性男性を問わずに、キャー! ワッ! オットォーの声が絶えない
すべり餅?個、やっと黒土を抜けると、今度はクヌギ林の急坂が待っている
鳴子山からほぼ1時間、これほど長い急登(急な下り)が続く山はそうないであろう。
下り終えたメンバー全員が、口を合せた様に言った『もうこのルートはいいかな!』が、
鳴子山南東尾根の坂の重さを物語っていた。

         嬌声で、すっかり喉が涸れちゃった

         しりもちは大丈夫だったかなぁ~
 南東尾根を下りきると、くたみ別れとなる。
くたみ別れから朝のルートを下って行くと、一面銀世界だった朝の風景が
嘘の様な野焼き後のキャンプ場に変わっていた。

 寒風と雪と名物の急登?を一緒に歩いてくださった
メンバーのみなさん、お疲れ様&ありがとうございました。

 本日お世話になった温泉=白丹温泉 ¥250です。
前回に行った時と、男湯/女湯が入れ替わっていました。
今度、間違えた振りして、女湯に侵入しましょうか ^。-
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