1/12(木)-2017年の初山歩きです。
久しぶりに、大曲り~諏蛾守峠~月の沙漠を歩いて久住山・・と、思ったけどスタートは毎度の牧ノ戸
背中に70Lの大きなザックを背負いながらも、2017年の初山歩きで気持ちはルンルン🎵
久しぶりに大きなザックを背負いました。
コンクリートの階段をよいしょよいしょと登り、東屋展望所で由布岳や湧蓋山などを眺め回す。
青空は何処?こんなはずじゃなかった・・・・
竹田市久住町に入ったときは、久住山頂までくっきり見えていたけど、牧ノ戸に着いたときはガスのまっただ中
竹田市久住町役場付近から
西千里浜辺りに着く頃には、きっとガスも晴れて新春の久住山が迎えてくれるでしょうと
再びコンクリートの登山道を歩いて久住連山の玄関の沓掛山へ向かう。
登山口から25分で沓掛山に到着、何にも見えません。トホホ~
扇ヶ鼻も星生山もガスに同化しています。
沓掛山から一旦下り、緩やかに登りながら、凍土の中を扇ヶ鼻分岐へと向かう頃になると足下は雪
登山道脇や頭上は、厳寒の久住山の定番である霧氷の花が咲き乱れていた。
ミニチュアの氷柱カーテン
青空を背景に見たいものです。(ーー;)
登山口から1時間15分、扇ヶ鼻分岐、星生山分岐を過ぎて西千里浜に足を踏み入れる。
相変わらずガスに包まれて何にも見えず、この頃より冷たい北風がもぅ列に強まり始め
久住避難小屋に向かう岩場は、あちこちが凍結していて泣きたい気持ちで這い上がった。
と、その時、一瞬だが目の前に久住山が勇姿を見せてくれた。
山の神のお情けでしょうか?ありがとうです。
足下の凍結に注意しながら、避難小屋の広場に下ると一目散に小屋に駆け込みしばし足休め
避難小屋でアイゼンを装着して、外にでて久住山を見上げようとした目の先、一人の登山者の視線を感じる。
目を向けるも顔が判別できずにいると、「yamahiroさんでしょう、い~さんです」と懐かしい山友の顔が
昨年3月、阿蘇根子岳の翁草以来の邂逅に、思わず駆け寄りお互いの健康を祝って握手でした。
い~さんは、厳寒の中6時に扇ヶ鼻でご来光を願い、久住山~中岳の山歩きを堪能して下山中と。
風に震えながら、暫し懐かしい話を交わし、又どこかの山での再会を願いながら別れる。
さぁ~2017年最初のピークへ向かいましょう。
中岳分岐を過ぎて、久住山の西斜面から北斜面にさしかかると、体がふらつくほど猛烈な北風を受ける。
真面に歩けず、やっとの思いで久住山~稲星山の尾根に登り、尾根の南側に逃げ込み久住の山頂を目指す。
登山口から2時間10分、2017年最初のピークに立ったが、吹き曝しの強烈な寒風に耐えられるはずもなく
競泳者顔負けのタッチターンで来た道を引き返し、次なるお目当ての御池へと向かった。(山頂滞在1分?)
顔が痛~い!目も開けられな~い!
ヤダ~!もう帰るウ~~~~
久住山から追われるように下り、空池を右下に見ながら御池の氷上闊歩に心馳せながら歩く
久住の山頂から20分、御池の湖畔に到着するも・・・・・今回も御池の完全氷結は見ることは叶なかった。
残念!岸辺は凍っていません。
ここで諦めて帰れば潔かったのだろうが、氷上闊歩を叶えるべく氷の厚い湖畔の東へ向かう。
湖畔の東側は、岸辺まで凍り付いていて、なんとか氷上闊歩の願いは叶うも寒風にお手上げだった。
楽しむどころか、風に虐められている?
時計は、12時25分を指し空腹と寒風に耐えられず、池の避難小屋に駆け込む。
誰しも思う事は似たようなもので、池の小屋は十数人の先客で満員御礼状態になっていた。
2人分のスペースを空けてもらい、彼らの美味しそうな食光景を見ながら体を温める。
我々もこの小屋で昼食の予定だったが、満員の避難小屋でのランチには不向きのメニューでお預け
10分も避難小屋に滞在しただろうか?
小屋を出てると、次なる食事場所を求めて冷たい風を真面に受けながら只管歩き続ける。
先の避難小屋から30分、やっと食事の出来る久住別れの避難小屋に辿り着いた。
13時ちょうど、00さぁ~やっとランチにありつけますよ~🎵
ジャーン🎵、久住日帰りで70Lザックの秘密はここにありました。
2017年の初山ランチは、いつもラーメンおにぎり定食ではなく焼き肉付きおにぎり定食で~す🎵
鉄製の重たいフライパンを担いで来て、お山のてっぺんで焼き肉のチョイお洒落ランチです。(^。^)
*池の避難小屋で、我々だけ焼き肉を戴くわけには行きませんでした。
お肉,ウインナー,玉葱,白ネギ・・空腹だったこともあり超美味かった。
食後に、コーヒーと自家製ケーキもありましたが、残念ながらワインはありませんでした。
遅めの山ランチを済ませると、もう楽しみは残って今あせん。
身支度を調えたら、避難小屋の中に焼き肉の匂いを残し、寒風の吹き荒れる中尾を牧ノ戸登山口へと歩き出した。
小屋ひろばから久住山に別れを告げる。
14時40分、スタート地点の牧ノ戸登山口に戻る。
2017年の初山歩きは、休憩含み5時間の行動時間でした。
長い時間山にいたような気がしたが、戻ってみると意外と短い時間だったなと感じました。
ガスと寒風に見舞われ、2017年は波乱の山歩きの予感が漂っています。