誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

黒岩山~大崩の辻~上・下泉水山

2014-06-04 | 山歩き
 
   
バスで牧ノ戸の登山口に着くと、大勢が久住へ向かうのを見送りながら黒岩山へ向う。
東屋までコンクリート道を足慣らしでゆっくり歩き、やがて1人がやっとの狭い登山道になる。
   
少しづつ傾斜が増してくるが、左右と真後ろの豊かな展望を楽しみながら登る。
   
 やがて、泉水山との分岐点に達し、左にのっぺりした草原を進む。
背丈ほどの灌木が現れると、目の前に黒岩山1503mの岩峰が見えてくる。
黒岩山は”ドウダンツツジ”の群生地だが、今年は開花が遅いようでまだ固い蕾
   
    
 黒岩山の展望を楽しむと、ドウダンツツジを掻き分けながら上泉水山へと向かう。
ほとんど勾配がないので、右の九重連山・左の涌蓋山を見ながら気持ちよく歩ける。
   
   
 目の前に岩峰が立ち上がる、?年前にモデルになった岩峰だが、今回は相棒さんを促す。
しかし、相棒さんは最上部には立ち上がれず・・・もう一度反対側からポーズを決め直す。
   
   
 岩峰からは左の奥に『鈍頂の大崩の辻』が見え、ササの中に登山道が浮かび上がる。
鞍部から登り返し1456mピークの中腹を左に巻き、暫くササの中を歩き、やがて低木の林へ。
林に入ったらしっかり左を見て歩かないと、大崩の辻への分岐点を見落とすので注意が必要

 分岐から苔むした岩を乗り越え下ると、ポンと明るい広場に飛び出し大崩の辻の基底部
開花がまだらなミヤマキリシマを眺めながら、緩やかな傾斜を登り詰めると大崩の辻の頂
取り立てて言うほどの山頂ではないが、展望は申し分なく一目山,ミソコブシ,涌蓋山が一望
山頂標識も以前とは見違えるほどに立派?物に変わっていた。

 大崩の辻から鞍部へ下り、分岐は元の道へ戻らずピークへと直登気味に登る。
最初のピークではササの中に幾つもの踏み跡があり、やや行く手を迷いそうになる。
2つ目のピークに上がると、ポッコリ飛び出した岩の上に可愛らしいカエルの置物♪

 ピークから真正面に『上泉水山』を見ながら進むと、黒岩山~上泉水山ルートに出る。
ややダラダラとした歩きとなるが、右に久住の山々を眺めなら1474mピークの上泉水山へ

 上泉水には標高を書かれた立派な標柱が建てられていた。
お決まりの証拠写真を撮影すると、すたすたと次なる下仙水山へと下た。
夏場は茅が生い茂って、藪漕ぎを強いられる登山道も今の時期なら快適そのもの
鞍部からササの中を松の木を縫うように歩くと、馬酔木のトンネルに変わり展望は全くなくなる。

 突然、馬酔木の木に小さな道標があり、左に数歩進むとそこだけが岩場が天に突き出ていた
馬酔木の林で全く展望のなかった場所に、抜群の展望所を備えた下仙水山1296mはGood♪
久住の山々を見るもよし、黒岩山から大崩の辻、上泉水山と歩いてきた軌跡を目でなぞるもよし

 下泉水山から暫くは厄介な登山道となり、ちょっと油断するとたちどころに黒汚れになる。
ロープを握り、押しの置き場をしっかり見極めながら、1歩1歩慎重に黒土の急坂を下る。
林から抜けて九重町から飯田高原を見渡せる草原にであると、気分爽快な歩きに変わる。
もっとも、この草原を登りに使うと、うんざりする登りが続き辟易するのであるが・・・・

 草原を下り、廃墟のキャンプ場を抜け奥郷川に架かる橋を渡るとスタート地点の長者ヶ原
楽チンコースの上、朝の早い時間にスタートしたので、午前中に山歩きが終わってしまった。
  
    本日のコース
昨夜の温泉入浴券を使おうとしたが、入浴時間外だった。 トホホ~

  山で出会った花達
 

  

  

   
 

コメント
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