誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

雪の阿蘇 in 杵島岳

2013-12-30 | 山歩き
  天気予報を睨めっこして、阿蘇を訪ねた。
 ”高森トンネルを抜けたら、目に眩しい雪景色が待っていた”の筈だった
 が、目に映ったのは申し訳程度の冠雪の阿蘇の山々

  砂千里浜から阿蘇のグランドキャニオンを経て、中岳~高岳~天狗の舞台へ
 しかし、ロープウエーは運航停止、砂千里浜も立ち入り禁止・・(噴火が活発&噴煙)
          
 取り敢えず、草千里浜の展望所へ向かい、”烏帽子山周回?””杵島岳+往生岳”
 砂千里浜にそっぽを向かれて、テンションが上がらないまま、一番楽な杵島岳へ
        
  昨日?の雪は、浅いものの凍っていて、うっかりすると忽ち尻餅のようだ
 スタートからアイゼン装着で、県道から取りつき口、登山口の舗装道路を歩く
        
 
        
 人工スキー場分岐から、勾配が大きくなり、足元からバリッバリッと氷の音
               
  上手く行けば、尻スキーをとの思いも、薄氷と所々剥き出しのコンクリに断念
 一向にテンションが上がらないまま、名物のコンクリート階段場に着く
 向かい風に思わず顔を背けて後ろを振り返ると、この日初めて素晴らしい光景が
        
  少しだけ気分を良くして、杵島岳の山頂へと足を延ばす。
 フウウ~登山口から、30分ほど費やしただろうか?
 吹き晒しの杵島岳の山頂に到着する。
      
  山頂から、今日立つ予定だった中岳~高岳を見やると、俄かに湧き始めた
 雪雲に覆われて、その全貌を見ることは出来なかった。
 ただ、中岳からはいつもよりたくさんの水蒸気噴煙が立ち上がっていた。
         
  杵島岳の山頂滞在10分弱、風と雪雲に往生岳まで足を延ばす気にもなれず
 来た道を素直に下って草千里浜に戻る。
 
  何だかなぁ~・・・
 消化不良気味で、車を素通りして、烏帽子岳へと足を向ける。
 向かおうとする”烏帽子岳”の山頂は、既に黒っぽい雪雲に覆われている。
        
  ままよ~と歩くも、数百メートルで意気消沈して、や~めた!
 登山道から草千里に降りて、草千里浜のど真ん中の”駒立”に駆け上がる。
 実は、駒立のスロープが、格好の尻スキー場に思えたのである。
 
  早速滑って見ると、”尻スキー”じゃなく”尻スケート”で怖~!
 2~3度滑ったものの、愉しむよりも恐怖心の方が勝って、敢無く中止
        
            
  最後は、凍てついた池で、氷と戯れて阿蘇の山歩き(?)を終えた。
   

 
コメント
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