誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、落ち水の滝(氷瀑) 

2012-02-01 | 山歩き
     落ち水の滝(落差60m)・・・冬季全面凍結

 サラリーマン故に、タイミング調整がもっとも難しい”山(?)行き”である。
天気配置図を眺めていると、大寒辺りから急激に冷え込みが来そうな気配がしていた。
滝が氷結するには、(-)気温が4~5日間続くことが、最低条件となる。
期待を込めて気温低下を待つと、24日から待望の(-)気温になり、ついに”全面凍結”

 薄曇で降水確率が40%に気を揉みながら、朝早く落ち水谷へと車を走らせる
大崩山の茶屋を左折して細い路を行くと、直ぐに未舗装の荒れた林道になる
  
   途中のダムで凍結を確認 ホッ           大崩の茶屋を右折 
舌を噛まないように口を食いしばって、凸凹道の揺れに耐える事15分で広場に着く
広場から微かに見える”落ち水の滝”は、おおっ!見事な銀色の光を放っていた。

          真ん中の白いのが滝、右ピークが『まんくら山』
 簡単に準備運動をすませ、暫くは車の通れなくなった林道を歩く
林道と別れると、普通の登山と変わらない険しい行程の山歩きとなる。
  
ボルダー                崩壊地
広場から1時間と15分、目の前に光り輝く自然の造形美が現れる。
初めて目にする者は、その壮大さと氷が創る自然の芸術に我を忘れて見入ってしまう。
  

   
          凍結の滝
 *氷結した氷が崩壊し、再度凍てつくとブルーアイスが出来ます
   今回で、7回目になるが、たったの1度しかお目にかかっていない

暫く 滝壺で遊んだら、滝頭に登ってみる。
滝頭は危険がいっぱい、我々も数年前に肝を潰す様な事がありました。
行かれる人は、慎重に行動してください。
    
 滝頭から更に沢を登って、大滑の河原へと足を延ばす
岩を流れ落ちる水が凍りつき、あっちこっちに『自然の造形美』を創っている。
まさか、凍えたわけじゃないだろうが、ヤマメがお腹を上にして寝ていましたよ
 仕上げは、大滑の河原で『氷上散歩』を楽しむ。
幾つになっても、自然と戯れられることが『若さの維持とボケ防止!』
  

  
氷上闊歩とアザラシ?
 河原から、『まんくら山』登山道を下る。
**読図に長けている方なら、まんくら山に登ってみるのも良いでしょう。


本日の温泉 祝子川美人の湯 ¥500
マスターの伊藤さんは気さくな人で、いろんな大崩山の情報も教えてくれます。
   
ニニギノミコト像           美人の湯


PS,先日『大崩山の滝で転落事故(死亡)が発生しました。
アイゼンを装着していたけれども、氷で滑って転落した模様です。
みなさん、くれぐれも注意しましょう
コメント
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