誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、比叡山

2012-01-13 | 山歩き
   『ナックルフェイスFYK』を目指して!って、どんな人が言うのだろう

       比叡山760m、稗の山918m (カランコロン岩864m)

あの岩峰を見上げて心躍るなんて、心臓が幾つあっても足りません

 我々は、取っ付きの石段を登って、千畳敷きから、比叡山と稗の山2峰を目指す。
   
登山口と千畳敷き(向かいは矢筈東峰)
千畳敷きから西登山口と出会うと、登り一辺倒になる、しかも急登の連続
登山口から20分、神楽面の岩屋の案内に導かれて寄り道をする。
行けども行けどもなかなか岩屋にたどり着かない、あと少しあと少しと足を延ばす。
やっとたどり着いた岩屋だが、沈黙!
       
        神楽面彫岩屋
 気を取り直して分岐に戻ると、我々が出発する時に来た登山者の声が随分上から・・
木の根を掴みながら急登を登って、絶景の第1峰へ到着する。
絶景ですねぇ~紫雲にたなびく山々が綺麗ですね~
 更に続く急登、時にはフィックスロープに縋って身体を引き上げる
何度も何度も、足を止め深呼吸しながら、やっと『比叡山』『カランコロン岩』の分岐
分岐から左に折れ、100mほど進むと、起立したい様な石郡の『比叡山頂』に着く
   
     比叡山
 比叡山の頂ながら、この比叡山の最高峰は此処にあらず!
この先、メタボ関所の『カランコロン岩』を乗り越えて、更にその奥が最高峰である
大岩をトラバースし、春ならアケボノ林を抜けると、目の前に巨大なチムニー?
      
    カランコロン岩は大きなチムニー
 が、なんて事はない!
あの女性とメタボを泣かせた『カランコロン岩』は、何処へ行ったの~
手足を前後に動かしさえすれば、いとも簡単に登れる『アルミ梯子』が設置されていた
***カランコロン岩が苦手な人用に、巻き道があるのに・・・なんて事だぁ~
あ~~~これで、比叡山の魅力が一つ消えちゃったよ --;
     
      気を取り直して、カランコロン岩でにっこり
 カランコロン岩から鞍部に下り、最後の登りに掛かる
3頭の犬に出会い、まさかの鉄砲撃ちさんとの遭遇に肝を冷やす
最高峰が近くなった時、巨大な『支え岩屋』が出現する(広さは10畳以上!)
     
    面白くもないが、一応やってみた (^。-;)
 そしてこの岩屋、もう一つ冬期限定の名物が見られるのだ♪
期待をこめて、岩屋の裏側に回るとそこには、目をい見張るような巨大なツララが
ざ、残念!寒さは十分だったが、ここ数日の好天でツララの原点の水が枯れてた
駄々っ子のように、いやいやしながら、最高峰を目指して足を動かす

 最高峰の『稗の山ヒエノヤマ』に到着するも、喜び半減してしまう。
以前とは変わり果てた山頂の姿に愕然とするのは、yamahiroだけだろうか
展望を作るため?直径20cmを遥かに超す木々が切り倒されて無残な姿がそににあった。
     
     稗の山
                  
         稗の山頂の奥のXX峰・・・登ってみたいなぁ
何か間違ってないかな! 
展望がなくたって、花がなくたって、山は夫々に十分楽しめるんだけどなぁ~
 なんだか淋しくなって、早々に下山を開始する。
コメント
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