誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

沢遡行

2009-07-14 | 沢遊び
(石並川水系-小牧谷分渓後谷)

 沢行きの前夜、真夜中の2時頃から雨が降り出した。
雨音が激しくいっこうに降り止む気配を見せない、5時起床するも相変わらずの『雨だ!』
コーヒーを沸かし、日課のメールチェックをしていると、携帯がなりだした。
『yamahiroさん、おはよう~♪、沢行きますよ~』とFukaさんの声が・・・・
ウッソ~、雨が降ってるよ!幾ら沢で濡れるからって冗談でしょうと問い返すも
『冗談じゃないよ~、Yasuさんの家は雨は降ってないそうですよ~』
ドタバタと準備を整えて集合場所へ、7時メンバー4人空を見上げて思案するも行くだけ行こう!

 壊れたバスのある入渓地まで、雨は降ったり止んだり!南の空は晴れたり曇ったりで落ち着かず
天気予報だけを信じて、沢遡行を決定した。
最近では手馴れたもので、準備に要する時間は数分で終了し、9時に沢に向かう
がっ! 谷に降りる前に今にも朽ち落ちそうな吊橋が待っていた。
体重の軽い者が先に渡ってみる~?、いやいや『安全第一です』と岩場を伝って10m降りた
  

 9:07分、小牧谷の本流から後谷支流へ入る。
水量は少ないが、柱状節理に挟まれた後谷は、気持ちをワクワクさせてくれる。
最初の大滝(十数m)を左に巻いて登った後は、補助ロープやザイルを使ってクリアーする
ザイルナシでも遡行は出来るが、最後まで楽しむためには『安全が第一』である。
Yasuリーダー・Fuka隊員の、『御安全に!』の掛け声で、滝を滑を登る
  

  

 後谷のメインポイントの滑を遊ぶと、やがて2段滝が現れる
1段目は登れそうだが、上の滝はかなりの技術が必要とされそうである、安全第一で右を巻いて上がる
更に続く滑を登るとやがてゴルジュとなり、沢は終わりとなり尾根を走る林道に出合う
入渓から3時間少々で林道、空腹を訴えるお腹を満たすと、藪を掻き分けながら九州自然歩道を目指す
昨年歩いた小牧谷~矢筈滝の自然遊歩道を只管下ると、入渓地の壊れたバスに合う。
 再び沢に下りて、水に浸かり歩道歩きで熱を持った体を冷やす。
持ち込んだスイカを食べながら、至福の一時を過ごし、家路へと向かった。

後谷は2~3ヶ所を除けば、殆ど危険な所はなかったように思うが、yamahiroの見る目の無さかも?
コメント (2)
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