
突然舞い戻ってきた1979年発売のB&W801F
発売から40年を経たスピーカーです
この古いSPに組み合わせるアンプは何がいいかと考えていました
30年前はクレルのKSA50で鳴らしてましたが
あの当時いろいろ聞き比べて、
意外に過激でガサツなアンプのほう
このスピーカーは面白いのではないか、
そんなことを思った記憶がよぎりましたが
今はそんなに色々な手持ちのアンプがあるわけではないので
とりあえず

廃棄予定のFX-AUDIOデジタルアンプで鳴らしてみました
なかなかいい!
あれ?801Fって素っ気ないデジタルアンプが会うんじゃない?
軽やか(笑)
膨らまない、音が弾むじゃないか、
これはこれでいい感じ
この廃棄前FXが合うってことは、
もっと似合うであろうデジタルアンプを合わせるしかないなー

てなわけで、FoB SD05の登場となりました
比べてみてちょっと驚きましたが
FX-AUDIOはあの値段の割になかなかいいアンプなんですね
結構若々しくて元気良くて良いです
まあ音量上げる、流石にとちょっと勝負にならないですがね
今は亡きマーチンローガンCLSを鳴らすために導入されたFoB SD05
コンデンサーSPを鳴らしたらピカ一ですが、マーチンローガン亡き後
相棒を失い、リビングで
WE755Aを鳴らしていましたが、この組み合わせは、
はっきり言って「いまいち」

755Aの歌い上げる魅力の美声も、SD05の駆動力も生かせず
ただ繋いで鳴らしていただけでしたが
B&W801Fとの組み合わせは、
私にとっては斬新なサウンドを奏でてくれました
ある意味、これは新しい音の世界です

従来のトランジスターアンプや真空管アンプでは
チョット低域が膨らみ気味な801Fですが、
デジタルアンプではびっくりのビシッと引き締まった、
スッキリとしてガツンもある低音
これはSD05の制動力の強さが生かされています、
柔らかだった中高域も、全体的にくっきりスッキリ
このサウンドは30年前のオーディオ全盛期では味わったことがない
昔のイメージのB&W801Fらしくない、引き締まったクリアーなサウンド
「だるまさん・お地蔵さん」のずんぐりむっくりサウンドイメージを一新した
洗練されたサウンド
サウンドイメージで言うと
「ドライで煌びやか」な躍動感あふれる「アメリカン・サウンド」
対して
「ウエットで重厚な美」のしっとりおしとやかな「ヨーロピアン・サウンド」
そんな伝統のヨーロピアンサウンドに
軽やかな躍動感が加わったような、とても爽やかなサウンドを奏でています
オーディオは楽しいい
この組み合わせは「新しい発見」がありました
また新しく、
「楽しいサウンド」を奏でるオーディオ機器が一つ増えました
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