多くの聴衆に音によって感動を伝えることが出来る、スピーカー
その100年の歴史で、
様々な進化を続けてきたことを楽しく学べる楽しい本です。
このような本が出版されるとオーディオの明日に繋がりますね
出版社さん是非こういった本を
そこそこリーズナブルに出版くださるようお願い致します
さて
以前から書かせて頂きましたが、かつてのスピーカーの名機は、
空気を動かすことが上手なもの、これが名機の定義だと思います
気持ちよく空気を動かす
強引に、強力に、力任せで動かすのもある種の快感で、
スポーツの様に体力が必要な方法も・・・、
ダブルウーハーを使ったオーディオの醍醐味
以前は私のシステムでも、トランジスターアンプや
クイックシルバーの8417アンプで、
同一アンプを使ってのマルチアンプ方式で
強力なオーディオも楽しみましたが
今の私のオーディオは、強引に動かすではなく、
どちらかといえば
力強く響かせる
って感じで楽しんでいます
大パワーで空気を強引に多く「動かす」のではなく、
非力なアンプでも、張りのある力強く多くの空気を「響」かせる
空気を効果的に響かすために、
いろいろバカなことをやっています
空気を響かせるためのコンプレッションウーハー
現在使用のLansing415は大変力強く、重い低音を響かせます
ALTEC-515の元祖ですが、今の布エッジに硬化剤を塗ったものではなく
fixエッジ、その名の通り、コーン紙の外側を「固定」するように取り付けられたエッジ
加えて、ボイスコイルを支えるダンパーも今の様な布等の柔らかなダンパーでは無く
ベークライトダンパー、(熱硬化性樹脂)による、強固なもの
この強固なエッジとダンパーの、動きに圧を掛けた振動板を
220V 125mAの最強の励磁コイルで、35Wも消費して動かすのが
Lansing415の響きの良さだと思う
力強く振動に変えられた空気を、振動板の出口でさらに圧縮し
勢いよくホーンとディフェーザーで響かせる
なかなか上手くいっているとは思うが、
まだ、私には重く響く
この辺の空気の動きが難しいところではあると思うが
重く響くのは一つには量が多すぎる
量が多過ぎて、いまいち軽快に弾まない
「じゃあシングルウーハーで使えよ」と言わせそうだが、
ここは拘りです(笑)
スピーカーはご存知のように前後に同じ音を発します
前面に絞り板を入れたので、当然ながら空気は後方へ逃げます
この後方へ逃げた空気の調整を今楽しんでいます
以前試しましたが少容量密閉型はバスレフ用の515には効果的でしたが、
Lansing415では失敗
音は締まるが、量が殆ど出なくなってしまった
でも中高域の音の締まりは最高、
切れも中域とのつながりもよくなった
これは、なんとか生かしたい音の傾向
もう少し量を出すには
空気が動く量を増やすために、穴を大きなものに改良するのが簡単
で、大きく広げてみました
う~~んなかなかの出映え
音を鳴らしながら後方の穴に手を出してみましたが
小さな穴の時より明らかに、多くの空気が動いている
多くの空気が動けば
当然音もいい、締まりもいい
なにげに?
いい加減なシャラプッシュミラーホーンのくせに?
いい感じなってきた
ダブルウーハーならではの量と
小口径ならではのトランジェント
過去の名機が奏でる、心地よい響き
背圧をうまく利用して、これらを実現する好みの音を出せればと思い
腰痛を我慢し
五十肩と闘いながら
ここまで来ました
なんとか出口が見えてきたような・・、
遠のいたような・・・、
・・・、
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