オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

良い音とは、多くの空気を正しく動かす事から

2018年08月30日 12時10分57秒 | オーディオ

多くの聴衆に音によって感動を伝えることが出来る、スピーカー

その100年の歴史で、

様々な進化を続けてきたことを楽しく学べる楽しい本です。


このような本が出版されるとオーディオの明日に繋がりますね



出版社さん是非こういった本を

そこそこリーズナブルに出版くださるようお願い致します













さて

以前から書かせて頂きましたが、かつてのスピーカーの名機は、




空気を動かすことが上手なもの、これが名機の定義だと思います





気持ちよく空気を動かす




強引に、強力に、力任せで動かすのもある種の快感で、

スポーツの様に体力が必要な方法も・・・、

ダブルウーハーを使ったオーディオの醍醐味




以前は私のシステムでも、トランジスターアンプや

クイックシルバーの8417アンプで、

同一アンプを使ってのマルチアンプ方式で






強力なオーディオも楽しみましたが


今の私のオーディオは、強引に動かすではなく、





どちらかといえば

力強く響かせる



って感じで楽しんでいます






大パワーで空気を強引に多く「動かす」のではなく、



非力なアンプでも、張りのある力強く多くの空気を「響」かせる



空気を効果的に響かすために、



いろいろバカなことをやっています





空気を響かせるためのコンプレッションウーハー


現在使用のLansing415は大変力強く、重い低音を響かせます



ALTEC-515の元祖ですが、今の布エッジに硬化剤を塗ったものではなく

fixエッジ、その名の通り、コーン紙の外側を「固定」するように取り付けられたエッジ



加えて、ボイスコイルを支えるダンパーも今の様な布等の柔らかなダンパーでは無く



ベークライトダンパー、(熱硬化性樹脂)による、強固なもの


この強固なエッジとダンパーの、動きに圧を掛けた振動板を

220V 125mAの最強の励磁コイルで、35Wも消費して動かすのが



Lansing415の響きの良さだと思う



力強く振動に変えられた空気を、振動板の出口でさらに圧縮し

勢いよくホーンとディフェーザーで響かせる




なかなか上手くいっているとは思うが、




まだ、私には重く響く





この辺の空気の動きが難しいところではあると思うが


重く響くのは一つには量が多すぎる


量が多過ぎて、いまいち軽快に弾まない





「じゃあシングルウーハーで使えよ」と言わせそうだが、

ここは拘りです(笑)






スピーカーはご存知のように前後に同じ音を発します

前面に絞り板を入れたので、当然ながら空気は後方へ逃げます





この後方へ逃げた空気の調整を今楽しんでいます




以前試しましたが少容量密閉型はバスレフ用の515には効果的でしたが、


Lansing415では失敗



音は締まるが、量が殆ど出なくなってしまった


でも中高域の音の締まりは最高、

切れも中域とのつながりもよくなった


これは、なんとか生かしたい音の傾向






もう少し量を出すには


空気が動く量を増やすために、穴を大きなものに改良するのが簡単







で、大きく広げてみました




う~~んなかなかの出映え


音を鳴らしながら後方の穴に手を出してみましたが


小さな穴の時より明らかに、多くの空気が動いている




多くの空気が動けば

当然音もいい、締まりもいい



なにげに?

いい加減なシャラプッシュミラーホーンのくせに?



いい感じなってきた





ダブルウーハーならではの量と

小口径ならではのトランジェント

過去の名機が奏でる、心地よい響き





背圧をうまく利用して、これらを実現する好みの音を出せればと思い




腰痛を我慢し

五十肩と闘いながら



ここまで来ました




なんとか出口が見えてきたような・・、











遠のいたような・・・、



・・・、

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