新年明けましておめでとうございます
このブログもはや6年目となりました、お付き合い頂き誠にありがとうございます
今年も励磁大音量を楽しみたいとお思っております、
また一年お付き合いの程よろしくお願いいたします
最近FBばかりでブログを書かなかったことを反省しています、
が、・・・FBにて
魅惑の「励磁」の世界にようこそ
というグループを立ち上げましたのでご興味のあるおかたは是非、覗いてみてください
そのFB用にツイーターの写真を撮ったのでこちらで詳しく書かせて頂きます
まずは597をご説明と思いますが・・・、
597Aに興味のある方は読んだことがあると思います
横須賀の極道様のホームページにくしく書かれていますので
これを読んでいただくのが一番なので引用させていただきます、
無断転用ですいません
Western Electric
597-A Reciever
名前の由来は Lee G Bostwick氏が1929年に開発した高域再生用レシーヴァー
ヴォイスコイルはエッジワイズに巻かれたアルミニウム線で、直径1インチ(2.54cm)。
ごく薄いクラフトペーパーで裏打ちされ、0.002インチ(0.051mm)厚のバフ仕上げが丁寧に施された17STアルミ合金ダイアフラムに固着されている。
エッジはフラットのままだが、これは高域専用のため、振幅を大きくとる必要がないからである。
ダイアフラムの全重量はわずか160mg、カットオフ2kHz(開口部2インチ強〔約5cm〕、長さ4.75インチ〔12.06cm〕の亜鉛合金ホーンの中に、砲弾型のイコライザーが設置されている。
E.R.P.I.のエクイップメント・ブリテンには計7種類のタイプが存在すると記されているが、
『596』と『597』で0.25ポンド(113.25g)重量が異なる(ヨーク部のフィニッシュとターミナル構造が違う)のと、
フィールドコイルの電圧と電流値が用途別になっているだけで、ヴォイスコイルのインピーダンスと耐入力電圧も有意差がないため、基本的にはすべて同一のユニットと考えてよいだろう。
本機は『555』を中心とするシアター・サプライ、3ウェイの“ワイドレンジ・システム”(1933年、
2ウェイもある)に登用されたせいで、
『555』と同様な設計思想に基づいて製品化されたと思われがちである。
事実そのように用いた場合、音色がきわめて近似しており、受持帯域が違うだけという捉え方が一般的のようで、
特許に示されている図や設計者自信が発表したBell Laboratories Recordの記事中写真にも、
15-Aホーン・システムと組み合わせた写真やその測量グラフが出ていることもあり、そう信じてしまうのも無理ない。
だが、
それは本機の持つ力の一端なのではあるまいか。
傍証だが、その根拠はいくつかある。
まず、1933年当時の光学式録音高域限界は10kHz止まりで、本機の高域周波数限界12kHzを下回ることである。
加えて先述のTA-7272-A 2ウェイ・システム(キャリングケース入りの小型システムで、『TA-4151-A』と組み合わされた)の存在。
さらにケラーA.C.Kellerらが開発に執念を燃やしていた縦振動ディスク(高域は12kHzまで伸びていた)のデモストレーションに用いられた、
移動式プレーンバッフル(『595-A』15インチ低域用コーン型レシーヴァー8本に4本の『597-A』。
4本と2本の組合せもある)があること。
そして何よりも、“ワイドレンジ・システム”のトゥイーターとして用いた時と2ウェイの高域ユニットに
使った場合の、
得られるサウンドのあまりにも大きな差である(クロスオーヴァー周波数はどちらも同じ3Hz)。
前者では、存在感を決して誇示することなく、
あくまでも静かに、
音楽の中にまろやかに溶け込でいく鳴り方。
通常トゥイーターを必要としない『594-A』レシーヴァーを中心とした「ダイフォニック・システム」でも、本機を付加する効果は大きいといえよう。
音場のできかたというか、雰囲気づくりの上手さにおいては、『596-A/597-A』の右に出
るものはない。
しかし本機をひとたび2ウェイで用いると、その性格は一変する。
例えば『TA-4151-A』と組み合わせると、高域が伸びるというよりは、むしろ中域がぐっと充実して、切れ込みと締りが増す印象になるのだ。
エネルギッシュかつスピード感豊かで、モニターライクな現代的サウンド。
これこそ『96-A』本来の慣らし方なのでないだろうか、と思わせるものがある。
確かに設計上の形態からいえば、本機は『555』の系譜に属するという指摘は正しい。
しかし、
仮説だが、思想的には、キャビティの設計、つまりホーンの喉部に設定されたイコライザーとダイアフラムの間隙のとり方。
最初からフルレンジ再生を狙わない手法。
高域の指向性がビーム状に鋭くなるのを防止する小型ホーンの採用。
タイム・ドメインを考慮したパテント図版中のユニット配置(同軸型ユニットがすでに提案されている)。
複雑な熱処理を必要としないシンプルなエンボス加工のダイアフラムとヴォイスコイルの接着法など、むしろ超弩級ユニット
『594-A』の、先駆的製品として性格が強いのではないろうか。
そう考えれば、このユニットの音の二面性も理解しやすいように思われる。
{ステレオサウンドK.K.発行 WESTERN ELECTRIC SOUNDより}
新忠篤さん著
う〜ん素晴らしい、
Western Electric 597A BOSTWICK TWEETER は555W REVEICEV の高域補正用として開発されたと聞いていましたが
WE594の高域にも使えた優れモノツイーター
もちろんオリジナルを買えればいいのですが
なかなか手が出ない値段なのでレプリカを使っています
わたしが使っているのはWEラボ製で
・V.C インピーダンス:20 Ω D.C.R
・励磁電圧: 7V DC
・周波数帯域:1K ~ 18KHz
・サイズ:108 φ ×全長181(mm)
・重量 :2.9kg
をコンデンサーカットで繋いでいます今は
1.5μFで接続で、だいたいクロス5KHz位でしょうか?ワニ口クリップで仮接続で何種類か試しています
勿論ネットワークを作った時も、ちゃんとコイルを使ったローカット回路をつけましたが
コンデンサーだけのローカットの方がクリアでいいですね
電源は以前はケンウッドの医療用の精密電源を使っていましたが、ヒジョーに音が硬かったため
いろいろ検討した結果、ショットキーバリアダイオードを使った電源を使っています
テスト用に作ったものをそのまま結局使っています、
タンガーが作りたかったのですが、当時の予算の問題と高域はクリアな方がいいかなーとダイオードを選択しました
まあ、いつかはタンガーに
一応電圧調整機能も付いています、コイルの入口で5.5V〜7.5Vまで三段階ワニ口クリップで調整できます
そして、電源と励磁コイルの間にはコイルを入れています+側も-側も両方に入れています
コイルは沢山使っていますが、ここで使っているのはWE製コイル
これを入れると1.5Vくらい電圧が下がってしまうので、予め出力は上げてあります
つまり、このコイルを使うことを前提に電源を作っています
励磁の使いこなしテクニック?として、
電源にコンデンサーを並列に入れるのも、彩が華やかになって良いのですが
我がシステムでは直列にコイルを入れています、
コイルは質感が良くなりトランジェントもいい感じです
設置方法はWEでは15Aの中に設置を推奨していますのでやってみましたが
木製で大型の15Aは上手くマッチングするのだと思いますが
金属製で小型の22Aホーンでは、この偽装同軸設置法は異質な反響が起き、
定位も悪くなるような気がしてやめました
ホーンから出したほうが空気感というか雰囲気が良くなります
同様にバッフルを使っても音が鮮明になるのでが、空気感が無くなるのでやめました
前後の位置はクリアーに鳴らすなら面一もいいかもしれませんが先ほどの空気感、雰囲気は
後方に下げ、(ウーハーの振動板の位置まで)
上にあげて、空中セッティングで周りにないにもない方が一番良い雰囲気を醸し出します
まだまだ試行錯誤の途中ですが、いつしか597Aツイーターを使いこなしたいと思います
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