何やら最近我がシステムがちょっと騒がしく感じてきた
何だろう、またどこかの真空管がそろそろ寿命を迎えるのかな〜
などと思いながら聴いていた今日この頃だったが
ふと、そうだ最近プレーヤーのメンテナンスをしていないと思い
久々にグリスアップしたら
その結果がとんでもなかったです
時々気が付くと、キャビネットの下から手を入れて
グリスの入ったキャップを少しづつ回して
キャップ内のグリスをシャフトに注入していたのですが
最近していない気がする、
キャップを回してみると
回らない、キャップ内のグリスが全部入った状態のようだ
私流の点検方法で、少し上にターンテーブルを持ち上げてみて
そのガタでグリスの具合を確認するのだが
ヤバイ!、スコスコ動く、これはシャフトのグリスが無い状態だ
メンテナンスを長期怠ると、時々シャフトに引っ付いて離れなくなるターンテーブルですが
素直に抜けました、シャフトを引っ張ってみると、スコスコ抵抗なく動きます、
ヤバい~
私はこのはみ出した古いグリスを再利用しようかと何時も思いますが
セコイ!と思われるかもしれませんが、それほど貴重なグリスなんです
思い切って綺麗に拭き取り
(当たり前)
グリスキャップに純正グリスを追加して、キャップを数回廻て注入完了
シャフトを引っ張っても動かない完璧、廻すとネチョ~って感じで重く回ります
※注、何度も書いてきましたが、純正グリス以外では301の魅力は出ません!、
オーディオショップで薦めるグリスや、粘度の高い海外製や様々なモノを使いましたが、オリジナルグリスは全く別物です。
一部の店で薦めている「固めのグリスはアイドラーやプーリーに負担が掛かるので柔らかめが良いですよ」なんて言われて使っているものは論外の音です。
純正グリスが手に入らなければオイルタイプに変更したほうが良いかもしれません、
301が音が良いと言われているのは
純正グリスを使った場合だけの話です
ガラード301は、私の比較ではEMT930より力強く、歯切れよく
トーレンス、×レステージより明朗に静寂に
オラクルよりも分解能高く、レコード音楽を奏で最高のレコードプレーヤーだと思っています
が、あくまでも純正のグリスを使えばの話です
注、くれぐれも上記は私感です
ターンテーブル内側も綺麗にふき取って掃除して完了
静かな響きが帰ってきました^_^、
先ほども聴いていた、先日買って来たレコードを聴いてみると
スクラッチノイズから静かなのがわかる
音がくっきりスッキリ、気持ちいい
アレ?こんなところでウッドベースが鳴ってたんだ
楽器ひとつ一つが明確に浮かび上がってくる様です
う〜ん、純正グリス恐るべし
でも
301ってターンテーブル裏の穴の数で値段が決まるんですよね〜^_^