我がシステムで励磁スピーカー特有の引き締まった音を聴いてもらうのに
シェフィールドのドラムセッションレコードをかける事が有りますが
実はこのレコードが一番良く鳴る組み合わせが
ガラード301とオルフフォンアーム、そしてSPU-Aの組み合わせです
というか、
この組み合わせ以外では、このレコード上手く鳴らないんです
アナログの楽しみ、プレーヤー、アーム、カートリッジの組み合わせ
この組み合わせは聴く曲や、聴き方で決まってくるような気がします
私の聞き方だと、トーレンスのフローティング・ベルトドライブは別の部屋に行きました
この部屋に残ったターンテーブルはアイドラー型のマイクロトラックとガラード301
ガラードも、初期型のグリスタイプのガラード301が一番好みです
オイル型301との違いは
グリスの方が静かで、何とも言えない引き締まった力強い音の響きが大好きです
(注、純正グリスの場合だけです、他のグリスでは響きませんでした)
オイル型のほうが少し、元気でにぎやかですね、
勿論好みも有りますが私はグリスタイプの方が好きです
そんなガラード301に今まで色々なアームを取り付けてきました
SMEは3012や3010、3009等々シリーズVなども、殆どの種類を使いました
301を裸で使った時代にはオーディオクラフトも沢山使ったしサエクも使ったな
でも残ったのは、結局オルトフォンのアームばかりです
RF-297、RMG309、RS212、アームベースは真鍮製に交換してありますが
ガラードとオルトフォンアームは似合いますね、姿形もそして音も
骨格のしっかりした、無駄が無い落ち着いた、いい響きです
そしてそれに取り付けてきたカートリッジも、様々なモノを使ってきました
EMTやデッカ、GEバリレラも好きですが
結局いつの間にかSPUになっています
Aシェルはニックス時代、ハーマン時代、とゴールドAE
GシェルはGEとGT、それとCG25
AとG、好みはAシェルです
でもどちらのSPUも力強い音が大好きです
結局このSPUを上手く鳴らすのが、オルトフォンのアームであり
そのオルトフォンの組み合わせの音を
一番好みに響かせたのがガラード301ハンマートンなのかもしれないですね
カートリッジを変えて音を愉しむのもアナログの楽しみなのに、
結局いつの間にかSPU(笑)
40年以上使っていますが、飽きが来ないカートリッジです
最近出会った、ねずみ電気製カートリッジもいい出来ですが
やっぱりSPUには・・・・・、
これから先もずっとSPUかな?
もっと素晴らしいカートリッジに出会えるかな?