オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

上高地で励磁の魅力を再確認

2021年05月04日 21時45分32秒 | オーディオ


 

バランスの取れた「励磁サウンド」に脱帽です

 

 

私が慣れ親しんだWEサウンドとは真反対の励磁サウンド

RCA励磁?、いやWEにも似たような・・・

 

そうかこれが「励磁の魅力なのか」

改めて教えられたサウンドでした

 

 

WEや様々な「励磁名機」を知り尽くしたからこそ

辿り着けるリアルサウンドなのだと思います

 

 

奏でるサウンドはJAZZもクラシックも音楽ジャンルは関係ない

「音楽」そのものが鳴り響いています

 

 

「バランスの取れたオーディオ機器」だけが奏でることができる

見事なリアルサウンドです

 

 

 

上高地の入口、サウンドパーツさんに勉強に来ました!

 

ハイスピードオーディオ機器が奏でるサウンドはリアル

そんな励磁スピーカーの魅力を再確認してきました

 

 

 

音楽信号を空気振動に変えるオーディオ機器で

 

その変換において最大のロスを生むのはスピーカーです

 

その変換率は数パーセントとも言われています

 

その変換ロスを最小にした現行ユニットが

「励磁型」スピーカーだと思っています

 

 

透磁率の良さ等々でそのスピードの速さ、正確さは何度も書いてきたとおりです

 

励磁は最高にリアルサウンドを奏でると思いますが、

当然ながらデメリットもあります

 

 

その最大のデメリットは、高性能ユニットだけに

 

 

スピーカーシステムとして「音楽」を奏でるのが難しい

ことだと思います

 

 

おかしなこと言ってるかな?

 

素晴らしい「励磁型スピーカー」現在これは、

フルレンジ型で多く聴くことが出来ると言われています

 

 

その理由は、システムとして複数のユニットを組み合わせた場合

バランスが取りずらいからです

 

 

先日も「単線」と「撚線」の事で書きましたが

パーマネントスピーカーでは「好みの違い」程度ですが

 

励磁型は「音の滲み」か「クリアー」かの

大きな「良い悪い」の違いになります

 

パーマネントでは好みの違い程度で済まされる

「ズレ」やちょっとした「違和感」が

 

 

励磁型では、はっきり「良い」「悪い」で表現されます

 

振動素材の「音色の違い」

音源発生位置の「時間のズレ」

コンプレッションとノンコンプレッションの「音圧の違和感」

 

このどれか一つでもバランスが取れなければ

 

「最低なスピーカーシステム」となってしまいます

 

僅かな「ずれ」や「にじみ」が励磁では命取りとなります

高精度なものほど、その調整は大変なことだと思います

注、励磁ユニットを手に入れ、これからオーディオ楽しもうと思われる方は 是非今までのアルニコやパーマネントでの経験は忘れて取り組んだ方が良いと思います^_^

 

これがフルレンジ型励磁スピーカーしか良い音聴いたことない

と言われる所以だと思います

注、勿論フルレンジ型励磁は素晴らしいサウンドを奏でます

 

 

ただ私は、まだまだ大音量サウンドを楽しみたいのです(笑)

魅力的なサウンドを奏でる励磁型の「各ユニット」

 

それをスピーカーシステムとしてバランスをとるのは至難の業だと思いますが

私は楽しみます

「いつ完成するか分からない励磁流浪の旅」を愉しむのもオーディオの楽しみ

そんな個人の楽しみ、注「無駄な努力と呼ぶ人もいます(笑)」は別として

 

 

素晴らしい「再生音楽を提供」するオーディオショップとしては

 

 

めんどくさいオーディオ機器で、あなたは一生あそんでなさい

 

とは言わないだろうが、

(たぶん)

 

 

 

バランスの取れたサウンドを提供しなければならないのが

「オーディオショップ」

 

注、たぶんオーナーはアンプ屋さん、その「自慢のアンプの良さ」を分かって頂くためにこのバランスの取れた励磁に辿り着いた気が・・・、



音響機器を提供する販売店側として励磁の素晴らしさを生かし、

 

スピーカーシステムの求めるバランスも両立させる必要があったのでしょう

 

これを両立したのが、今回お邪魔した

 

「サウンドパーツ」さんのシステムです



Supravox という聞きなれないフランス製のユニットを使ったシステム、

このメーカーを調べてみると第二次世界大戦以前からラジオ用の励磁スピーカーを作ってきた老舗、

 

作り続けて来たと言う表現ではないようで、

アルニコやフェライトが主力でその最高位に励磁も少量作っているメーカー

 

古来からの音の良いスピーカーは皆同じような作りですね

見ただけでも良い音がするのが分かる気がしますが

 

 

バラツキも多く、これをどうやらかなり手直しして作り上げているとの事

 



物理的に軽く反応の良いユニットの「スピード」があってこそ

励磁の良さを生かして、リアルなサウンドを奏でるのだと思います

 

 

これも勝手な持論ではありますが、パーマネントには「ジャズ向き」「クラシック向き」「ボーカル向き」等々

音の「好み」のスピーカーはありますが

 

よく出来た励磁型には合わない音楽ジャンル無いと思っています

 

全てのジャンルの「音楽をそのまま魅力的に再生します」

私のように流浪の楽しみとして「励磁」を楽しむのではなく

 

 

励磁で「素晴らしい音楽を楽しみたい」方は是非聞きに行って下さい

 

 

注、お忙しいところお邪魔致しまして申し訳ございませんでした

是非、機会がありましたら「コンプレッション」に拘った我がWE乱心愚も聞きに来て下さい。