我が家で一番大きな顔して鎮座している
モノラルスピーカー
なぜこんなものがいつも真ん中に置かれているか不思議に思われる方も多いと思います
実は大きな顔しているのには理由があるんです
我が家の「音の秘訣」がここに隠されてているのです
今宵は、我がシステムの音がいいと思えてしまう
必殺技をご紹介致します
シャープでピントの合ったサウンドを奏でるために
励磁、タイムアライメント、音圧、等々様々物を合わせて
解像度を上げ、ピントを絞りリアルな音像を描くのですが
様々なものを合わせたため、見た目は各ユニットはバラバラな設置です
バラバラな音が「音像」を描くキャンパスが必要なんです
その「音像を」真ん中のスピーカーに描いているのです
二本のスピーカーのステレオで鳴らした時、ソロ楽器やボーカルは
あたかもこの真ん中のスピーカが奏でているように
セティングしてあるのです
知らずに我がシステムを聴いた人は、
「この真ん中のスピーカ良い音しますねー」
と言わせれば、満点です
これを私は「バーチャル・プラシーボ効果」と言っています
分かり易く言うと「錯覚による音質改善」(笑)
我がシステムは、オーディォ機器の奏でる音だけではなく
様々な効果を使って、よい音がしている「か」のように聞こえるのです
涙ぐましい努力でしょ~
でもねこのバーチャルプラシボー効果は
普通のスピーカーでも音のピントが合って、とてもシャープな音になったように聞こえるんですよ
滲みや余分な膨らみ等がなくて、リアリティーが増します
我がメインのスピーカの真ん中には、
いつもこのヴァーチャルプラシーボスピーカーが鎮座しています
かつてはA5だったり、ラ・スカラだったり
でもね、
実はこの見て感じる事って大切なんですよね
私は実は、オーディオは五感をフルに使って楽しむもんだと思っています
「聴」「視」は今言ったとおりですが
「臭」「味」「触」も我がオーディオは大切なんです
「嗅」は、我がオーディオ保護回路の一つだと思っています
とにかく加熱するものが多い励磁オーディオ
加熱によるあの香しい匂いが漂ったら即演奏中止
配線を変えたり、アンプや励磁電源など何かのいじくった、
後は特に嗅覚を研ぎ澄まします(笑)
視、にこの症状が現れるとかなりやばいです(けむり)
鋭い嗅覚はオーディオ機器の初期保護回路と言ってもいいと思います
「味」覚も大切、思い出のレコードを聴いて甘酸っぱい味がしたり
しょっぱい味がしたり、甘みで浸ったり・・・・
ね、味覚って大切でしょう?
最後は
「触」覚、これはアナログオーディオならではの感覚かもしれません
ジャケットを手に取り、流れる曲をイメージして
レコードをジャケットからそーっと出して
優しくレコード盤をターンテーブルに乗せ
おもむろに針を下す
アナログオーディオの醍醐味です、
もうこれだけでいい音が感じられちゃいます~
注、古いレコードはジャケットから出すときも嗅覚が働きます
触って、見て、聴いて、嗅いで、味わったら
五感が震えます、
五感が震えれば(三感以上で大丈夫)
心が必ず震えます!
まさにオーディオは、五感で感じて、心で聴くもの
だと思いませんか?