久々のスピーカをばらしてのセッティング仕直し
ダブルウーハー専用のネットワークが完成したら
ネットワークからダブルの配線ででワイヤリングをすることになるので
そのためにWEの単線を515一本分増やさなければならない
休日を使って、配線やり直しの大掛かりな作業となっってしまった
スピーカーのコード一本増やすだけでも大騒ぎだ
ついでに、いままでスピーカーの前に邪魔そうに置いてあった
壊れて巻き上がらなくなった、スチュワートの電動サウンドスクリーン
使っていない、ただ置いてある邪魔者を、この機会にこの部屋から出そうとおもうが
全長が3.4メートルもある巨大なスクリーンなかなか置く場所がない
家族の迷惑かえりみず、やっとおける場所を見つけて部屋から出した、
とりあえずここに置くしかない
必ず通るリビングへの通り道の、こんな邪魔なところに置くしかないが、しかたない
酔っ払って夜中につまずかないように気をつけよう
邪魔なスクリーンがなくなり、wingを外すと
817の脚が見える、TAOCの3本足で立っている
817の脚は色々やってみた、低音を出すなら本当はもう少し低いほうが出るのだが
全体の音のバランスを考えると、低音重視の低い脚よりも、ある程度高いほうが響きのよい歌うセッティングとなる
見た目もこの高さで、落ち着いている
それから、既にお気付きの方も多いと思いますが
我が817BOXは純正品ではありません
・・・・
ALTECまでもがナンチャッテなのか~!
そう言われるかもしれませんが
さて、
「本物」はどっちなんでしょうか?
この817は米松合板でオリジナルと同寸法で作った特注?品なんです
理由は簡単、
お金が無かったから
自分で作った
のではありません
まあ、確かに今までもお金が無くて
本物のWEが買えずに、"似たようなもの"、で間に合わせたことがあった
それはさておいて
これはちょっと理由がある
純正の817はパーチクルボードの物しかしかありません
ですが、ALTECの古いA4やA7などの
素晴らしい音を、奏でるオリジナルBOXは全て米松合板でした
しかし詳しい理由はわかりませんが、
ある時期からはALTECは全てのBOXをパーチクルボードに切り替えてしまい
一時はハイブリッドのように併用していた時期もありますが
やがてすべてパーチに
比較的に新しい(35年前発売)の、817の時代は残念ながら、AタイプもBタイプも全てパーチクルです。
メーカーがパーチにしたんだからそのほうが特性が良い?
の、かもしれませんが・・・?
そこは、ノーコメントですが
しかし、タンノイでもJBLでもALTECでも米松で作られた、
工芸品並みの銘記の中の補強材の位置とかは
補強の仕方等もふくめて、同じ機種でもばらばらで同じものが無いように感じました
が
パーチクルで作られた物は、ほぼ同じ場所に同じ工法で補強材が入れられています
合板のほうがばらつきが多く、メーカーが製品として出すのには向かないのかもしれません
多くのメーカーがパーチクルを採用しているのも、同じ性能の物を販売しなければならない
メーカーとしてやむをえないことであろう。
・・・・・
JBLのようにガチがちで補強して箱鳴きを殆ど無くしたスピーカーであれば
パーチもよいのかもしれませんが、
箱鳴きを前提に作られていた時代の物は本当に響きが良い
比べちゃいけないが勿論本物のWEは合板である
良くも悪くもALTECのフロントロードタイプは箱泣きが大前提だと思う
これは古いタイプのBOXを裏から見ればわかる
てな訳で
私の817はAでもBでもない、特注米松合板BOX
寸分狂いもなく作られている、職人技である。
低音は、素材が重くて鳴かないパーチで作ったほうがいいと思う、
ただでさえ低音が出にくい形状のこの817BOXに
さらに軽い米松で作ってあるため、低音の量は苦労するが、
補強材を最小限にとどめ響きのよいBOXであるため
ボケない
明朗な澄んだ響きの良い音が鳴り響く
・・・・・
そういえば、以前
817のセッティングで縦置き?
スピーカーを横方向に並べて上下ホーンでセッティングしたことがあるが
我が家では残念ながらだめだった
この方法でA4ふうにバッフルを付けれは、このBOXの売りでもある
バスレフダクトと、フロントホーンを邪魔しないバッフルが付けられると思ったのだが
もしかしてもっと高さがあれば、この方法のほうがいいのかもしてないが
テストでは、とにかく音がもっこりぼっこ凹で、キレのない寝ぼけたサウンドだった
一メートルぐらい上にあげてA4ふうに上下左右にもバッフルを付けるのもかっこいいかもしれないが
我が家では無理だ
バスレフダクト越しのあまり意味のないバッフルでこのまま進もう
さあ、思いで話はこれくらいにして
各ユニットから直接ネットワークに配線しよう・・・・・
あれ?