流れに逆らうことなく、流されて、今、在ることに懸命に生きてきた。
なにごとも携(たずさ)われば、其れが一つのパターンを掴んで落ち着くまでには、それなりの期間を要す。
こともなげに捨て去るような些細なことでも、誠意を持ってこなしてくれば信頼というかたちで報われる。
一朝一夕でなるものなどないね。それなりの戦いの年月があればこそだね。
もう、遣りつくしたって自負がないこともない。集合体をまとめるのは人心掌握が不可欠「まとめたね」に、近いね。
信用は、一つ、一つ根気の継続、積み上げるしかない。でも、壊すのに時間も手間も掛からない。
気を抜くということは壊すに繋がる。だから、気が抜けない。反射のように身体が動いて気を引き締める。
自分の姿は、よく見えていた。第三者の目で自分を見ながら生きてきた。今も、そうか? そうだと云うには、躊躇(ためら)いがあるね。
意図して見ぬ時間があるね。大きな隙かも知れない。昔の独りの自分に立ち返らねばいかんな。
世の中は甘くない。どこぞに勤めて生きるということは、そうでなくてはいかんもんだから。
自分自身を掌握して、制御して、目標に向かって築き上げていく。いいだろうね。
今世で、其れが叶わぬなら、来世は、遣ってみたいね。自分の価値観に忠実に責任をもって自身の世界を築き上げていくんだよ。
クリエーターか、クリエーターもどき、真似事でもいいから遣ってみたいって思いがあったね。お金よりも魅力があるね。