昼下がりに、ツタヤへ自転車飛ばして行ってきたよ。
ちょっと、ご無沙汰してる間に、ネットの映画案内予告編で「よさげやねえ」って、思ってたのが、大方順新作で棚に並んでる。
これも、これもと、サッサッサと選んで6作品、「大丈夫かよ?」 淡い記憶だから自信がないけど観れるでしょう。
「ドライブ」も順新作で出てたよ。封切りからレンタルになる期間が短くなったね。「この映画は愉しみだね」
「スノーホワイト」 「キラーエリート」 「バトルシップ」 「タイタンの逆襲」 「アイアンクラッド」で1200円也。
映画館の鑑賞料金は、今、確か1500円だったかね? まだ、もう一本借りれる。
こうして、家に持ち帰って、改めて見ると「面白いんかえ?」って、疑ってしまうような題名ばかりだね。
観る前に、採点すると「バトルシップ」は、「SF地球侵略もの失敗作4本目だったかなあ?」の仲間に入りそうだろうね。
「キラーエリート」は、ロバート・デ・ニーロの出演作だから、ぱっと手が出たけど「アヤシイね」
「タイタンの逆襲」と「スノーホワイト」は、CG満載の活劇もんだね。気楽に観て時間を潰すって感じだね。
「アイアンクラッド」は、洋画版13人の刺客だなんて謳ってたので、ちょっと期待してんだけど裏切るなよ。日本のは裏切りよったからね。
こうして、吟味すると、観る前から、B級映画のオンパレードだね。なんでやろ? でも一本200円だから傷は浅いね。
オレは、予告編に弱いんだよ。予告編をヘッドホーンの大音量で観てると、みんな、観たい映画に思えるんだね。
カットの繋ぎが上手いし、BGMの使い方も心得てるからコロリと騙されちゃうのね、詐欺だね。
「落ち着いて、ゆっくりと観たい映画ってのは、どうした?」 混じってないね? ツタヤで忘れちゃうの。
何処へ行っても、家に居る自分のまま、落ち着いた判断の出来る人間になりたいよ。
環境に惑わされて、見えるものも見えなくなったり、一時的に記憶が消滅したり、思いもしないものに手が出たり、その場限りの誘惑に負けたり、
ツタヤへDVD借りに行っただけで、自分の欠点、弱点が曝け出されて愕然とするよ。
そういえば、落ち着いてじっくり観たいなあって思っている映画の題名、全然、覚えてないね。「なんやねん、こいつ」
新聞なんかで紹介されていて「うん、こういうのを観たいね」って、思った映画は、皆目「闇」だね。 「家に居ててもアウトじゃないか」
ツタヤもツタヤだよ、この映画は、「中身が濃いよ」 なんてコーナー拵えてよ。そしたら、思い出すんだよ。
今日借りたのは、みんな、「中身が薄いよ」 に入るだろうね。
映画ってのは、気分もあるからね。闇雲に観たいときってのは、なんでもいいんだよ。
退屈で、なにか満たされない思いのときなんかは、いい映画を観たくなるね。
最近は、ゴッドファーザーのような映画がないねえ。役者が、しっかりしたのが揃ってたね、1作、2作に裏切りはなかったね。
マーロン・ブランドの貫禄の演技、アル・パチーノの斬れた演技、ロバート・デ・ニーロの自然な演技、脇を固める端役の演技も素晴らしい。
撮影、音楽、時代考証など、その道のエキスパートが揃ったんだろうね。ずっと残る名作だね。