暗くなるのが早いねえ。5時回ったら暗いよ。外は寒々しくて静かだけど、帰宅すると、家ん中は、騒々しくて落ち着かないね。
光ファイバーをNTTからEO光へ変更する工事日が近くなってきて、それに合わせて電話機を新調するらしいんだけど、
奥さんと息子が、機種を選ぶのにパソコンの画面睨んで言い争ってる。電話機選ぶのに、なんで云い争わなあかんのかね?
色合い、親機と子機、コードレス、値段で、どうのこうのと終わらない。口コミの評価を読み上げて「こんなんクソや」「なんでやのんっ?」
「お母さんは、これがええねんっ」 「何処で選んでんねん?」 「パナソニックやっ」 「シャープわいな?価格コムの評価は?」
「ええ云うてるっ」 「たった一人やないかっ」 「一人でもええ云うてるっ」 「こらあ~釣りやな~」 「なにが釣りやねんなっ?」
何を云うとんねん? 電話なんか伝わったらええねんがな。こんな訳解らん言い争いを1時間以上やっておるわ、馬鹿だね。
映画は、ホンマに期待しないほうが面白いのに突き当たるね。
「スリーディズ」を観たんだけどハラハラドキドキの連続で、なかなか面白かったよ。
主演のラッセル・クロウは、アメリカ人の典型みたいな男でデブデブとしてんだけど芸は達者な役者だね。
ラッセル・クロウの職業は忘れて観た方がいいね。意識すると「なんでやねん」って、引っかかると思うよ。
2年制大学の教授ラッセル・クロウは妻と一人息子の三人で幸せに暮らしている。
或る日、妻が、突然、殺人容疑で逮捕され刑務所送りになってしまう。口論した上司が駐車場で殺され、折り悪く、妻が現場に居合わせて
事件に気づかず立ち去る姿を目撃される。裁判では無実を証明する材料も無く懲役刑が求刑されてしまう。
ラッセルクロウは、必死に妻の無実を晴らす手立てに奔走するがすべては水泡に帰す。
もう、こうなったら妻を脱獄させるしか方法はない。元脱獄の経験者に知恵を借り周到な計画を練り上げる段階で、
妻の身柄が他の刑務所へ移送される情報を知り愕然とする。猶予は3日間。
過去数度にわたり刑務所を脱獄した経験をもつ男を、リーアム・ニールスンが、ほんの少し出演してる。画面を締めて映画の質を高めるね。
脱獄には金がかかる、家具やら家まで売り払っても足らない。海外脱出用のパスポートなど偽造屋の報酬も馬鹿にならない。
銀行強盗まで考えるが、未遂にとどまる、偽造屋との接触で、薬の売買ルートを知った教授は、売り手から集金する車を尾行して
ボスの屋敷に乱入、買ったばかりの銃を撃ちまくって悪どもから多額の売上金を奪取する。こいつ、ホンマに教授か?
射撃の腕は、悪のプロよりうまいんだよ。買ったばかりで弾丸の装填方法も「教えてくれ」って、云ってる、ずぶの素人なんだよ。
囚人の健康診断書を配達する車両に目をつけたラッセルクロウは、僅かな時間の隙に車両に侵入、妻のカルテをカメラに収め
パソコンで偽の診断書を作成して、また、配送車に侵入、診断書をすりかえる。
病状に緊急を要する診断書が、刑務所の医療班に届いて緊急治療のため街の病院へ妻を護送する。
ラッセルクロウの車が、警護された救急車を追う。タフな教授だね。病院から妻を救い出し逃走が始まる。こいつ、ホンマに教授かあ?
遣ることがプロってるよ。普通、教授って頭だけが切り札のヒョナヒョナとちゃうのん? 「ああ~疲れたよ」なんてね。
「ロビンフッドでも、グラディエーターでも、L.A.コンフィデンシャルでも、俺は強かったっ」 そんな癖がでたのではないかいな?
後半は、当然、警察も絡んできて逃亡、追跡の連続でハラハラさせる。執念の刑事が出て来ると面白いね。