削除しました。
夕方から、凄く冷えてきたよ、冬本番って感じだね。
帰宅してパソコンの前に着いてから、困ったね、なんにも浮かんでこないんだね。
こんなときは、無理して捻り出そうなんてのは逆効果、ほかに意識を転換するほうがいいみたい。映画でも観て楽しもうか。
さて、何を見ようかとDVDをツタヤの袋から出してみる。
「アイアングラッド」 洋画版、13人の刺客、こちらは20人対1000人の攻防戦、気分は今いち乗らんけど観てみよう。
期待なしに観たんだけど「凄いっ」「えげつないっ」「怖いっ」「残虐」途中で、消して休憩したよ。
向こうの史劇的な映画は、ホンマに怖いよ。何するやら解らん野蛮な時代だね。
結果的には、面白かったよ。大きな刀、鉞(まさかり)、斧(おの)槍、振り回しての殺し合いなんだけど、
バンッバンッバンッって血を吹き飛ばして肉をたたっ斬る描写がリアル過ぎて、ホンマに斬っとんのとちゃうのん?って、思ってしまうよ。
最後まで容赦のない殺し合いって感じ。こんなのと比べたら、日本の13人の刺客の殺し合いなんか、まだまだ可愛いよ。
農耕民族と狩猟民族の性質の違いだね。時代の衣装のせいもあるんだろうけど、どいつもこいつもごっつい奴ばっかし。
農耕民族のものからしたら、ほんの端役の奴が、まさかり振り回して来てもオシッコちびりそうになるよ。凄い悪役の迫力だよ。
負傷して捕まったら最後、両手は斧で跳ねられるは、足は飛ばされるは、「もう、ええ加減にせえよ」と、云いたい。
農耕民族で善かったよ、よう付き合わんわ。 観終わった後で溜息でるよ。まあ、そのぐらいに迫力はあったね。
惜しむらくは、主役の十字軍の剣士が「寡黙」過ぎて華がないね。もうちと語ってくれないと、みんなが、その他大勢になっちゃうよ。
「で、気分を転換して、なにか浮かんだか?」 史劇で刺激が強すぎて余計に浮かばんわ。
もう、こうなったら、今日は投げちゃって、昨日に戻って映画で埋めよ。
昨日は、早めにブログを仕上げ、時間があったのでパソコンのモニター27インチで「タイタンの逆襲」を観たよ。
これ、続編だね。前の作品も観たよ。リーアム・ニールスン、レイフ・ファインズと二大スターが脇を固めて重厚、期待してなかったけど
ホンマに面白かったね。音楽もいいね。映画を観たって満足感を味わったよ。
この手の史劇風映画独特の雰囲気が興奮させるよ。英語は、チンプンカンプン解らんけど言語の使い方にもいろいろあるんだね。
ナレターの口跡と言い回しのアクセントが、時代感を彷彿とさせんだね。
其処へもってきて音楽がいい。神々の時代なんて架空もいいとこなんだけど、なんか納得させる創りになってるよ。
何故か、アーノルド・シュワルッツネッガーが有名になった「コナン・ザ・グレート」を、思い出したね。
死神に連れ去られようとする難を、女剣士の必死の看護で逃れ、復活したコナンが、独り、大剣を構え振り捌いたあと、
手のひらに目をくれるシーンがあるんだけど、バックの音楽と重なって盛り上がるんだね。忘れられない名場面だったね。
そんなのを思い出させるような趣のある映画だったよ。感動を伴い、酔わせるようなシビレさせるシーンがなければ映画じゃないよ。
Conan the Barbarian (Recovery): Atlantean Sword Kata
今日の「アイアングラッド」には、それがなかったね。だから、疲れただけだったんだね。
人生にも云えるね。長い年月の中に、自分自身に酔えるような思い出を一つでも持てれば、其れが生きたドラマになって残るんだろうね。
オレは、アホだから、肉体労働で働きまわした三つの職場で 「鉄人」って、呼ばれたことが、未だに誇りとなって残ってる。
人生最悪の時だったのに懸命に働いているときは夢中だった。苦しくて悲しくて泣けてきそうなんだけど「生きている」って実感があったね。
上を目指そうって意気地がなかったから、勤めやすい肉体労働系の仕事に逃げてたんだね。自分を捨てていたんだね。
だから、情けないし格好悪い奴なんだけど、出来る仕事は裏切らなかったよ。これを逃げたら後がないって追い詰めてたの。
だから、気力で頑張り通すんだね。気力は、馬力に勝るとも劣らん力だと思うね。
勇敢な人ってのは、きっと、あの時の思いに近いんじゃないのかな?って思ったりするの。気力が漲り夢中なんだろうね。
もし、そうなら、「アイアングラッド」の端役の野蛮人一人ぐらいは、真っ向から相手になってやるよ。「来んかえっ」ってね。
でも、二人は無理よ、逃げまくることに気力を使うよ。