カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

休憩-14

2011年07月02日 | 日記










「ビフォアーサンライズ」って映画をDVDで観た。

フランスの女優さんのジュリー・デルピーと米国の俳優さんイーサン・ホークが共演しているラブ・ロマンス。列車の中で偶然出会った一組の男女。

二人は意気投合して列車を途中下車し、ウィーンの街をあてどもなく歩く。






しかし楽しい時間はあっという間に過ぎて、やがてお互いの生活に帰る朝がやってくるってお話ですが、おっさんが観ていても「面白かったぁ」でした。

「ビフォアーサンセット」って云う続編も観ましたが、可愛かったジュリー・デルビーが「えらい老けたなぁ」で、ちょっとガッカリ致しました。

「7~8年後の撮影かなぁ?」















あちらの若者は気が合ったら一日の付き合いでもヤルこと遣ってしまうって「ホントなの?」「ひらけてるんですねぇ~」






今、ちょっと絵を遊んで(工夫)います。付属のお絵かきツールにマウスで描くので満足できませんが、

真面目に描くと「昔のカンが少し戻って来てるかな」って感じます。「慌てずボチボチいきますわ」

















独り言-132 『東映任侠映画』

2011年07月02日 | 日記







下駄履きの映画館を思い出したら、一時、東映任侠映画に嵌まったのと、其の任侠ものの人気が下火になって現れた「仁義なき戦い」を思い出しました。

昭和中頃の広島やくざの実録もので暴力団の抗争事件をリアルに描いて大ヒットしましたね。広島弁が有名になりましたね。

広能昌三?(菅原文太)が哲ちゃん(松方弘樹)に「哲ちゃん、最期じゃけぇ云うとったるがのぉ、狙われるもんより狙うもんのほうが強いんじゃ。






そがな考えしとったら隙ができるどっ」菅原文太は口跡がいいからどすが利いて腹に響くね。






緋牡丹博徒の何作目かは忘れましたが、此の人が相手役で出ていました。

殺された妹の骨を故郷のお墓に埋めるため旅立つんですが、雪降る東京の今戸橋の上で見送るお竜(藤純子)と別れのシーンがありました。

互いに思い思われの仲でも口には出さずで美しいね。






「お竜さん、あなたぁは優しいっ人だ」って芝居を観ているような趣で台詞がきりきりと響いて心に残りました。

(高倉健が相手役の場合もこのようなシーンがありますが、台詞棒読みの健さんだから言葉を少なくして雰囲気で持たせていましたね)

この今戸橋のシーンは印象深く残っています。






日本の役者は「軍人とやくざを演じさせたら皆上手い」って昔誰かが云ってたと思いますが、たしかにそうですね。

東映の役者が暴力団員で構成されているような錯覚を起こさせましたね。日本の時代考証や文化を丁寧に下敷きにした作品を大事にすべきですね。

日本人だから創れる題材の中から「格好良さ」を求めて欲しいものです。






あちら(白人世界)の物まねははなから無理がありますよ。「勝てるはずがない」と断じておきましょう。


















「おやじさん、云うとってあげるが、あんたは初めから、わしらが担いでる神輿(みこし)じゃないの。

組がここまでなるのに誰が血流しとるんよ。神輿(みこし)が勝手に歩けるいうんなら、歩いてみないや、のう!」菅原文太のはまり役でした。


















カメレオンの独り言