ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

春の兆しⅤ

2014-03-30 11:15:31 | Weblog
 画は 歌川 廣重 (安藤廣重)

 寛政9年(1797年)~安政5年(1858年)

 号は一立齋(いちりゅうさい)           作


  「京都名所之内 あらし山満花」です。


☆雨。

昨日の弘法大師の絵の件、昨夜復活のようでw

まずは、よしだ。 あと、Gooなのだが、ご来場数(IP)の件ですよ、

毎度なんだがw 「大室天皇家批判」をやるとガクっとご来場数(IP)が減る。

それはいいのですよ、当然驚くだろうし、中には嫌悪する人もおるでしょう、

しかし、不思議なのはw 投稿当日からガクっとご来場数(IP)が減ること。

翌日からなら解るのですがねw まあ、ITの世界も「闇の世界」のようだしね。


本日は小泉チョン一郎、三題です。

まずは、媚中の論者で要取捨選択ですが、

◆http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52065543.html
「ジャーナリスト同盟」通信 2014年03月24日
◎本澤(ほんざわ)二郎の「日本の風景」(1576)


<基地の街・横須賀>(その1)

数年ぶりか、いやもっと、である。防衛省が自衛隊基地見学を計画、先日、それに参加した。
行く先が横須賀・基地の街だからである。すっかり腰が重くなってしまった昨今である。

原因はインターネットのせいであろう。日本記者クラブにも行かなくなってしまった。
そろそろ引退か、という場面でもある。会費が高いせいでもあるのだが。

しかし、先に朝日OBの秋岡さんとここで面会したさい、彼は間もなく90の大台に乗る、と言われた。
れっきとした日本記者クラブの会員である。もう少し頑張る必要があろうか。

<元米海軍OBの学者の一言>

横須賀という地名は昔から知っている。しかし、行ったことが無い。
原子力空母反対運動が起きても、政治部は関心が薄かったのだ。社会部任せだった。

93年に1カ月、米国取材をしたおりに東京の米大使館員に
「元外交官でR・インマーマンに会うべし」とのアドバイスを受けた。
当時、彼はコロンビア大学の教授をしていた。

現地で鹿の肉をご馳走してくれた。彼は「自衛隊員に外国を見せてあげて欲しい、
そのことを宮澤首相に伝言してもらいたい」と言った。
旧軍同様に、井の中の蛙である自衛隊の将来を心配していたのだ。
依然として旧軍体質にためらいを抱く親日派外交官だった。

この時、彼は友人を誘ってきていた。米海軍出身でその時は、
友人はバンダービルとかいう大学の先生をしていた。彼にこんな質問をぶつけて見た。
米軍が手離したくない日本の米軍基地はどこか」と聞くと、

それは横須賀だよ」と即答した。


米軍が手離したくない横須賀が、93年以来、筆者の脳裏に記憶された。
そういう次第なので、珍しく目覚まし時計をかけて、前夜早寝した。

<小泉家のある街>

横須賀は小泉純一郎の自宅、選挙区だ。
今は内閣参与になったという飯島秘書が語ってくれたことだが、
選挙になると横須賀のヤクザが対岸に渡って静かになると教えてくれた。

対岸とは房総半島、つまり浜田幸一の選挙に駆り出されるとの意味である。

確かにハマコーの選挙に暴力団が関与していたことを、ライバルの
森美秀、水田三喜男、千葉三郎、中村正三郎の事務所で繰り返し聞いていた。

広域暴力団・稲川会横須賀一家が、横須賀で幅を利かせていたのであろうが、
飯島から聞くまでは、ハマコーの暴力団選挙の裏付けを手にすることはなかった。
ハマコーのセガレはどうなのか? 気にはなる。

暴力団でも政治家、いや政治屋になれる日本は、
安倍の言う「美しい日本」なのかもしれない。

筆者が働いていた首都圏新聞「東京タイムズ」本社は新橋の駅前にあった。
たまに国会から地下鉄を利用して本社に戻るさい、何度か小泉の実姉の信子さんと出会った。

彼女は横須賀線で国会と自宅を往来していた。仲良しになっていればよかったと思う。
大いに反省するばかりだが、彼女はモノ静かな日本的な女性で、福田赳夫に気に入れられていた。
政治家の娘だから、相応の気の強さはあったろうが。

もし、彼女と親しい友人になっていれば、彼女から
小泉首相の6回もの靖国参拝の真相を知ることが出来たのだ。
いまもって彼の靖国参拝を理解できない。彼は安倍と違うからだ。
福田の息子・康夫も靖国参拝に反対をしていた。

小泉の結婚式の引き出物は、その辺に転がっている時計であるが、
数年前から動かなくなってしまった。それにしても長生きしたものである。

基地の街が小泉に与えた影響も、初めて乗車した横須賀線であれこれと思いめぐらせた。
午前9時前に横須賀に着くと、既に数人の自衛隊広報の担当者が目についた。
ことほど人気の少ない基地の街だった。

<米軍基地にへばりつく自衛隊基地>

筆者は、なんとか米海軍横須賀基地の中を見学してみたい、との希望を伝えたが、
どういうわけか実現しなかった。しかし、湾内から基地の周辺を見せてくれた。
地図を見せながら案内してくれた。

その広大な米軍基地に圧倒されてしまった。

米原子力空母反対を叫ぶ平和市民は知っているのであろうが、
現場に足を入れない多数の日本国民は気付いてはいないだろう。

専門家に笑われるだろうが、米海軍第7艦隊の司令部が横須賀の基地内にあるという。
外国の基地に司令部を置く米軍というのも驚きである。

日本に政治屋はいても、政治家はいなかった証拠である。

自衛隊の基地が米軍基地の周囲にへばりついている、そんな印象を受けてしまった。
安倍は横須賀を見ていないのであろう。
しかし、小泉はここで生まれ育った。
親しかったブッシュに返還を迫らなかった彼の責任は大きい。

<米軍関係者2万人の横須賀>


米軍基地内は完全に米軍が支配している。日本人は自由に入れない。
2万人の米国人の街が横須賀なのである。
他方、自衛隊には5000人が勤務しているそうだ。

安倍の言う日米同盟の深化とは何だろうか。 何も知らない日本人が今も存在している。


◎本澤二郎の「日本の風景」(1577)

<基地の街・横須賀>(その2)

米海軍が将来に渡って手離したくないという横須賀。 理由は艦船の修理技能にある
その技術者は多く日本人だ。
従って、彼らが態度を変えると、その基地機能は低下する。
そうならないために、金銭面で特別扱いしているのであろう。
独立国において圧倒する米軍事力、それを提供、支える日本政府と日本人である。

無数の問題も起きているが、それを難なく処理する日本の3権、これも不思議なのだ。
変人と自らを称した小泉が、米大統領の前で、まるで芸人のように踊ってみたり、
ボールを投げたりして売り込んだ理由も、何となく伝わってくる、
そんな雰囲気を伝える横須賀でもある。


とても深刻すぎて笑えるわけがない。それを法的に保障する日米安保、
それを解消ではなく「深化させる」と大手を振る日本政府と議会だ。

倒幕に成功した明治の政府では、それ以前に結んだ諸外国との不平等条約の解消に努力した。
最近の日本政府は、その逆なのである。

「外国に軍事基地を持つと問題を起こす。よくないことだ」と
歴史から学んでいたキャロライン・ケネディ大使の父親である。
彼女は、沖縄を訪問した。次は横須賀や岩国、三沢を訪問するといいだろう。

<自衛隊任務は番犬の番犬>

其の昔、椎名悦三郎という外務大臣がいた。アメリカのことを「番犬さん」と呼んでいた、
彼は岸信介と同じ旧商工官僚である。正しくは日本財閥の代理人として活躍したため、
戦前も戦後も金銭に困ることはなかった。

彼の息子の参院議員のもとで、対日調教師の一人であるマイケル・グリーンが日本研究をした。
類は類を呼ぶのであろう。彼らジャパン・ハンドラーは、
意図的に中国の台頭と敵視論を展開して、自らの資金源を確保することに熱心だ。
この限りで、日本の右翼と波長を共有するが、たとえそうであっても、
ひとたび戦後秩序破壊を目指す靖国参拝や侵略戦争否定の安倍ナショナリストに対しては、
厳しい目を向けている。
 
椎名のいうアメリカ番犬論は間違いである。
日本における米軍基地は、アジア太平洋に対するにらみを利かせるためのものである。
ワシントンの対アジア戦略の要石(キーストーン)に変わりない。
日本を侵略する国があろうか。どう憶測をたくましくしても、
日本が平和憲法を保持する限り、それはない。
ないため「あるよ」「あるよ」という世論をかき立てる右翼メディアと今の日本政府である。
彼らは、そのためにアメリカを利用している。
従って自衛隊は、いうなれば、番犬を守る番犬なのである。
横須賀の米軍基地と自衛隊基地の形状から見える本当の姿である。
思考する自衛隊員であれば、こうした横須賀基地などに配属されると、
複雑な思いにかられるはずである。

健全な日米関係ではない。戦後保守政治の最大の失策といっていい。

93年のアメリカ訪問の際、国防総省は懸命に軍縮に力を入れていた。
懸命なクリントン政権を印象付けていた。軍需産業は合併などで危機を乗り切ろうとしていた。
軍縮担当将校数人との取材において「この際、日本の基地を縮小、撤退すべきではないのか」
と問い詰めて反応を試みた。なんと

日本の基地はカネがいらない。日本政府が全て面倒を見ていてくれるからだとコメントした。
これには二の句が告げなかった。

<巨艦・米原子力空母>

米軍基地の影響で、横須賀市民はあたかも小数民族のように、
崖の傾斜地に追いやられ、家を建てて生活している。
本来、住めるはずの土地を全て米軍に提供しているためだ。まともな人間であれば
「ヤンキー・ゴーホーム」と叫ぶだろう。

だが、多くがそうしない。ワシントンと日本の右翼にとって利害が一致しているからなのだ。
一般市民にとって迷惑千万なことが、まかり通る日本を、
横須賀で生活する日本人の誰もが膚で感じているはずだ。

それは今の小泉も同じに違いない。
彼の反原発への激しい怒りの発言と行動も、筆者には理解できる。
政権担当者としての過ちを、生きているうちに是正しようとしての行動なのであろう。そう思える。

横須賀の原子力空母と共に生きてきた小泉である。
現役時代の横須賀を姉の信子さんに任せ、自分は東京でほとんどを過ごしてきた。

「原子力は安全」という原子力ムラの詐術に身を任せてきた。
地元の空母の原子力も「安全」と思いこむようにしてきた。
しかし、3・11が彼の観念を変えた。それを安倍にさせようとして、逆に反撃されてしまった。
徳洲会事件が機会をくれた。細川護煕を担いで安倍と対決、敗北したが、彼は屈しない。
靖国参拝に怒った筆者は、いまの反原発の小泉を正常な日本人、変人ではない日本人だと思いたい。

それにしても巨艦・米原子力空母には圧倒される。海に浮かぶ基地である。
乗員5000人は自衛隊横須賀基地の人員に匹敵する。
それにしても、長さ300Mの空母が3・11直後、真っ先にグァムに逃走したのは驚きだ


◎本澤二郎の「日本の風景」(1578)

<基地の街・横須賀>(その3

筆者が現役時代に奏野章という有名な政治家がいた。
彼は苦学して内務官僚、警視総監、その後に政界入りして法務大臣になった。
好きな言葉は「現場100ぺん」。
現場に立つことで、事件捜査は必ず解決できる、と言うのが、彼の持論だった。

史実をねじ曲げる輩は現場を見ない。見ないから嘘をつける。
横須賀を見聞して、改めてこの言葉を思い出した。首都圏民は横須賀へ行くとよい。
日本の現実を知ることが出来る
だろう。

<核・放射能に敏感な基地関係者>

3・11の時点で、横須賀に補修点検中のため停泊していた米空母は、
いち早くグァムへと逃げた。もっとも、自衛隊横須賀地方総監部の武居海将は
「逃げたわけではない。彼らは放射能に敏感だ」と解説した。
なるほど、このほうが適切な説明かもしれない?

東北沖の空母は、あわてて日本海へと移動した
事情通は「いち早く東芝3号機の核爆発を察知したため」と説明している
放射能からは、原子力空母も無力なのだ。

<湾内に魚が一杯>

興味深い話を基地内で聞いた。この横須賀湾には魚が一杯いるという。どうしてか?
5000人の基地関係者は釣り糸を垂れることが出来る。
しかし、ほとんどの自衛隊員は、釣りをしないからだ。魚にとって安住の海なのである。

基地関係者は魚が嫌いなのか。そんなことはない。大好きだろうが、
湾内の魚には興味を示さない。確かめたわけではないが、2万人の米軍関係者も同じらしい。
うち5700人の空母乗組員も、である。

理由は説明するまでもない。原子力空母のせいである。
放射能漏れを関係者は知っているに違いない。

今でも月に1度は、空母反対の平和船団が押しかけてきているという。
社民党前党首の福島瑞穂議員も、よく参加するという説明を受けた。
彼女は女性の強さがある。

<少ない女性隊員>

筆者は、自衛隊員の半数を女性にすべきだとの論陣を張っている。
米軍には相当数の女性軍人がいる。一概には言えないだろうが、
男性は女性に比べて沈着・冷静さで劣る。好戦的感情が先走る男よりも、
女の方が優れていると思うからだ。

老いてジムに通っているが、中年女性は元気もいい。体力もある。男性に劣らない。
訓練すると、男女の差は小さい。結婚して子供を持つと、より慎重に行動するようになるだろう。

初めて知ったのだが、この基地が日本で女性隊員の教育している唯一の場所だという。
男性の幹部候補生に尋ねると、彼は女性隊員が増えることに賛成した。
もう一つ、重大な問題がある。セクハラである。
閉じられた世界で女性隊員が少ないと、セクハラは多発するものである。
現在、潜水艦と掃海艇には女性隊員を乗せないという。
ちなみに、米海軍15%、日本は5・6%が女性である。
総監によると、女性の採用を「抑制している」と答えた。

<旭日旗・伊勢・出雲>

海上自衛隊は、なぜか日の丸ではなく、旭日旗を今も使用している。
現地の資料館を覗いたが、よくわからなかった。
数年前、韓国でのサッカーの試合にこれが登場して、大問題になったと記憶している。
イメージが悪すぎる。
中国のテレビ映画には、日の丸とこの旭日旗がよく登場する。

歴史をひも解くと、ここ横須賀が帝国海軍の発祥の地という。
そのせいか「帝国海軍」という言葉が、関係者の口からよく飛び出していた。
既に「いせ」という船、いま「いずも」が建造中という。

過去に被害を受けた人々は、この神社にまつわる名称に警戒心を強める。
傲慢になった自衛隊を印象付けている。上海の日本料理店「出雲」は閉店したと報道で知った。

<護衛艦「おおなみ」見学>

護衛艦も巡洋艦も区別のつかない筆者が、れっきとした「護衛艦」(おおなみ)を見学した。
艦の中枢を見せてくれた。レーダーらしきものがいくつもあって、とても区別がつかない。
唯一の関心事は、銚子沖と広島沖での漁船との衝突事故のことである。
レーダーに映るのだから、漁船との衝突は起きないものと考えていたのだが、
実際は目視・見張り番の任務ということが判明した。
すなわち、漁船との衝突は見張り番の過失ということになる。

<441円の海軍カレーは甘かった>


護衛艦での楽しみは441円の海軍カレーである。世代の違いなのだろうが、
甘い、甘辛のカレーだった。金曜日はカレーの食事なのだという。
第二次世界大戦前の日英同盟の影響によるらしい。
インドを植民地にした大英帝国がインドから取り入れたカレーを、
日本の帝国海軍に伝承したものだろう。
筆者は、池田勇人が愛した首相官邸のカレーの方が好きである。
ホテルオークラのカレーもいい。

<海外に行きたかったので海自希望隊員>


外国に生きたい、そのために海上自衛隊に入隊したという隊員の話を聞いた。
彼は20カ国を訪問したという。既に目的を果たした。
「どこが良かったか」と聞くと、一番は米サンディエゴと答えた。
理由は「何でも揃っている」からだという。男の趣味は、どこも同じらしい。
女性隊員は別の国や場所を指すのではなかろうか。

<集団的自衛権行使を閣議決定でいいのか>

目下、彼らの最大の関心事は、集団的自衛権の行使を閣議決定によって決める
という安倍の暴走
の行方にある。これは当事者にとって、この上なく深刻である。
自衛隊員の全てが安倍のような好戦派ではない。
敏感すぎて当事者も、見学会に参加したジャーナリストや学者らも、誰もこのことを話さない。
言い出せば「聞かなくてもわかっているだろう」と言われるにきまっているからだ。

わかっていることは、あえて聞かないという慣習が日本人である。外国人との相違である。
日本国内では「米軍基地の番犬」をさせられ、
米軍の戦争では「先陣を務めさせられかねない」というこんな不条理が許されていいのか

米国の若者の血を流したくない、代わりに日本人の若者の血を流させたい、
というワシントン好戦派の意向を反映させる安倍路線には、憲法上、重大な懸念がある。
日本は独立国・9条国家ではないか。

PKO実施の場面でも、影響は自衛隊関係者の中で起きた。
当時の防衛庁長官から聞いて知っている。海外に出て、武器弾薬を行使する?
これを憲法は禁じている。

自衛隊員の家族の思いは、深刻かつ複雑であろう。彼らには主権者として声を上げる権利がある



廣重、二枚目、



「五十三次名所圖會 四十二 宮 熱田之駅七里の渡場」です。



壺三シンパのようだね、青山は壺三のパシリですw

◆http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-1067.html
闇株新聞 2014年03月24日
小泉純一郎が北朝鮮と交わした密約とは


これだけ世界情勢が緊迫化して、日本経済にも株式市場にも暗雲が垂れ込めているなかで、
何でこんな「古臭い話」なのか? と考えられると思います。

しかしまさに現時点において、ロシア制裁にも日米韓首脳会談にも負けないほどの影響を
水面下で日本の政治に与えているのが、この小泉純一郎が北朝鮮に残したツケなのです。

ずっと前から書こうと思っていたテーマですが、
ちょうど横田さんご夫妻がモンゴルでお孫さん(めぐみさんの娘さん)一家と会われたことや、
時を合わせて日朝・局長級協議が再開されそうなことは、

間違いなく全く水面下で巨額資金援助と引き換えに拉致問題が完全に幕引きされてしまう
大変危険な兆候であることがはっきりとわかるのです。

つまり現時点こそ、小泉純一郎が北朝鮮と交わした密約を「しっかり」と理解しておかなければ、
またぞろ「うやむや」のうちにすべてが終わってしまうのです。

この密約について本誌は以前から把握していたのですが、
たまたま青山繁晴氏が解説しているところがユーチューブにアップされていますので
併せて聞いてみてください。最初の1分40秒ほどは飛ばしても結構です。

ユーチューブ「小泉純一郎が北朝鮮と交わした密約とは」
☆https://www.youtube.com/watch?v=JnnLvyFHFbw

さて小泉純一郎とは2001年4月から2006年9月まで5年半の長きにわたり首相を務めました。
その間に全く意味のない「痛みを伴う改革」で日本経済をどん底に突き落とし、
また国民の財産である郵貯・簡保資金を米国に差し出すための「郵政民営化」を、
衆議院を解散してまで強行してしまった近年最悪の首相
ですが、
なぜかいまだに人気があります。

その人気の大きな理由が、2002年9月と2004年5月に北朝鮮を訪問して
拉致被害者5名を帰国させたことであるはずです。
つまり小泉純一郎のおかげで拉致被害者が5人帰国できたと「信じさせられて」いるのです。


このときに国民に知らされていない北朝鮮との「密約」が2つありました。

1つ目は、帰国した5名はあくまでも「一時帰国」であり、
しかるべき後に北朝鮮に返すことになっていました。
そのために5名の家族は北朝鮮に人質として留め置かれたのです。

これについてはその直後から、田中均・外務審議官(当時)らが
「北朝鮮との信頼関係が壊れる」と強硬に北朝鮮に帰国させようとしたのですが、
小泉訪朝にも同行していた安倍晋三官房副長官(当時、現首相)らが強引に阻止しました。
5名のご家族はその後、何とか無事に帰国されています。

安倍首相が昨月6月に、東京大学公共政策大学院特任教授と
日本総合研究所国際戦略研究所理事長に「天下っている」田中均氏に対し、
「こういう人に外交を語ってほしくない」と非難したのは、このような背景があったからです。

2つ目の密約はもっと凄くて、
それでもって北朝鮮系信用組合の破綻処理に1兆円をこえる公的資金を投入させたことです。

そもそも北朝鮮系の信用組合は、その預金の「かなりの部分」を
北朝鮮・金王朝への不正送金あるいは日本での非合法活動資金に充てていました。

その原資は北朝鮮系のパチンコ経営者などの預金ですが、
その当然に毀損している預金を日本の公的資金で全額保護してしまった」
のです。

投入された公的資金の総計は1兆3600億円ですが、
そのうちの1兆500億円は小泉純一郎の時代に投入されています


もともと小泉純一郎が郵貯・簡保を民営化したのは、米国のためだけではなく
銀行を競争上有利にしたい旧大蔵省のためでもありました。

つまり小泉純一郎は旧大蔵省に大変に影響力があり
簡単に公的資金投入を指示できたのです。
すべて「拉致問題を進展させた英雄」のイメージのためでした。

この投入された1兆円以上の公的資金がどれほど毀損したかは、実は全く明らかにされてません
整理回収機構が627億円の債権回収のために朝鮮総連ビルを競売にかけていますが、
この627億円とは正式に整理回収機構に譲渡された債権分だけで、
全体の国民負担の「ごく一部」のはずです。

その「ほんの少しの回収」のための朝鮮総連ビルの競売まで、
北朝鮮は不明朗な応札で露骨な時間稼ぎをしていたのですが、先日2回目の応札で
モンゴル企業の50億円に次ぐ22億円で応札していた
四国のマルナカに売却されることになったようです。


ここから(たぶん)北朝鮮はほんの2~3名の拉致被害者を追加帰国させるだけで、
日本政府は決して国民に知らされない巨額資金援助とマルナカの応札辞退
でもって
拉致問題の完全解決」とされてしまう恐れがあります


拉致被害者は政府公認だけで17名、限りなく拉致が疑われる特定失踪者だと868名もいます。

先日その特定失踪者の中にたった1名だけ日本で殺害された方がいらっしゃった
ことをアントニオ猪木議員が
「こんないい加減なことでは北朝鮮に失礼だ」と鬼の首を取ったように発言していました。

安倍首相は、この件に関しては強硬姿勢を貫くはずですが、
周りは(日本のですよ!)敵だらけのようです。




廣重、三枚目、



「名所江戸百景 廓中東雲しののめ」です。



「腹に一物、背に荷物」w 面白い、そうかもしらん?

◆http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20131115/1384455758
SKY NOTE 2013-11-15
何故、小泉が脱原発を言うのか?(推考


小泉元総理が、脱原発を言っているが、
私には彼が何故それを言っているか解せなかったが、
安倍政権の原発輸出の動きを見ていて、その謎が解けたと思う。

そこで、安倍政権の原発輸出の疑問点から入り、
小泉が脱原発というところまで説明したいと思う。


1.解せない核廃棄物の輸入(プルトニウムの原材料の輸入)

 安倍政権の原発輸出について最も解せないのは、
 核廃棄物を日本に輸入するという契約になっているということだ。
 海外に原発を輸出し、厄介者である核廃棄物を何故、日本に輸入するのか?

 これは、経済の視点から見ても割に合わず、
 その処理や廃棄の問題からいっても日本では困難だ。しかし、
 これを核兵器の製造という観点で見ると、
 その核廃棄物の中からプルトニウムを抽出するという目的であれば、
 合理的に見える。つまり、
 原発輸出=核兵器材料の生産を海外で実施するという事なのだ。


2.電力としても合理的でない原発を存続する政府(核兵器製造プラントとしての原発)

 原発が電力生産に資するというのは、御用報道に騙されている。
 原発のコストは15円/kWhであり、決して安くない。他の発電設備に比べて優位性はない。
 (原発の1基4000億円と言うのは、初期投資であって
 使用済み核燃料の廃棄、メンテコストも含めれば、そのコストは1基あたり1兆円
 とも言われている/ちなみに火力発電は100万kwあたり1000億円程度)
 6円/kWhという数字は、減価償却の終えた古い原発であるが、
 それを3.11 後の日本で稼働させるのは、
 大地震が来る度にロシアンルーレットをするようなもので、現実的ではない。
 つまり、コストが高いか、または、コストは安いが古くて危険な原発は、
 日本で稼働させるのには現実的ではない
。それらを考慮に入れて考えると、
 電力としての原発には、コストメリットはない
 実際、アメリカでは3.11以後、原発がコストに合わないとして廃止されている。
 しかし、政府は原発を存続しようと躍起だ。
 その裏には核兵器の製造が念頭にあるのだろう。実際、石破政調会長は、
 原発を核の潜在的抑止力として発言し、
 原発を核兵器製造プラントとして位置づけているからだ。
 (核兵器は原発から出る核廃棄物からプルトニウムを抽出し、濃縮することで作られる)


3.コストに合わない原発の存続、安倍総理の原発輸出に伴う厄介者の核廃棄物の輸入、
 小泉の脱原発を繋ぐと見えるもの

 それは、核兵器である。
 核兵器を作るという点で考えると、その全てにつじつまが合う。
 核兵器というのは、単にプルトニウムをミサイルに積みこむだけではなく、
 数年で燃料が劣化してしまうために、維持するのには、
 新しい濃縮プルトニウムを供給し続けなくてはいけない。つまり、
 核兵器を作るためには、ウラン238を取り出すための原発と、
 そこからプルトニウムを分離する工場、そして、
 分離したプルトニウムを濃縮するプラントが必要なのである。
 つまり、核を得るには3つの工場が必要なのである。

   * 1.原発(核廃棄物=核兵器に使うプルトニウムの原材料)

  * 2.プルトニウム分離工場(再処理工場と言われる)

  * 3.プルトニウム濃縮工場(濃縮処理施設)

 まず、1の原発は、海外に原発を輸出し、その核廃棄物を日本が輸入することで、
 国内に原発を保有しなくてもよくなる。そうなると、
 国内の原発は核兵器を作る観点から言えば、必要ないので、放棄しても良くなる。
 核兵器が目的であれば2と3の再処理、濃縮工場だけ日本が保有すれば良いことになる。
 そして、プルトニウムを絞りとった大量の核廃棄物は、モンゴルなど、
 地質の安定したところに廃棄するつもりのようだ。
 これは、日本がモンゴルなどと交渉している。
 そうなると、もはや、原発は国内にいらないのだから、脱原発も可能となる。
 そこで、小泉の脱原発シナリオが動く
 これによって、消費税増税で落ちるであろう自民党のイメージを回復させ、
 党を存続させる事と、小泉氏にとっては進次郎議員を自民党の中央に送り込む契機となる。
 そして、多くの国民は、小泉劇場に魅了されている中、
 安倍政権は核兵器を作るインフラを着々と整備することになる。
 つまり、これは全て茶番だと考えられるのである。
 小泉氏はタカ派であり、日本の核保有を否定していない。
 その彼がなぜ、脱原発と言っているのか不可解だったが、
 以上のように考えれば、合点がいく。

 つまり、海外の原発で生じる核廃棄物=プルトニウムの原材料を調達し、
 それを国内で分離濃縮して核兵器を生産というわけである。
 だから、脱原発も、彼らにとっては想定内

 必要なのは海外の核廃棄物の輸入、分離濃縮プラントの保有なのである。
 そして残ったカスはモンゴルに施設を作って捨てる

 問題はこれをアメリカが許すかということである。普通は、絶対許さないと思うが、
 もし、これをアメリカが許すと言うのならば、
 日本が生産したプルトニウムの輸出先はアメリカとも考えられる。なぜならば、
 アメリカは新規の原発をスリーマイル原発事故以降、一基しか許可していない。
 3.11以後、アメリカのNRCが非常に厳しい規制を作り、安全対策がコスト高となり、
 原発は採算が合わないので、企業が作らない。
 安い国内のシェールガスで発電したほうが遥かにコストが安いのである。
 国民の反発も強い。よって、国内で新規の原発を作るのは難しい。
 そうなると、長期的には、アメリカは原発が寿命となった段階で、
 核兵器を生産できなくなる。それは、
 アメリカの核の支配が継続できなくなることを意味する
。しかし、
 核兵器を作るために海外に原発を作るなんぞということを
 アメリカ国民の前でやったら、アメリカ国民は激怒して、政権を引きずり下ろしかねない。
 そこで白羽の矢が立ちそうなのが、日本だ。
 日本を仲介してプルトニウムを調達すればよいとアメリカが考えても不思議ではない。
 日本に原発を輸出させ、核廃棄物を日本が輸入し、
 プルトニウムをアメリカが秘密裏に輸入する。そうすれば、
 アメリカは何一つリスクを背負うこと無く、核の支配を継続できる
というシナリオだ。

 このシナリオは、自民党のこれまでの行動に合理性を求めた場合、
 核の保有が目的と考えられ、同時にアメリカの国内情勢から見る
 アメリカの合理的な行動帰結を検討した結果である。つまり、
 彼らの目的から合理的に考えればそうなるというシナリオなのである。
 それ以外のシナリオが考えつかないため、恐らく、こういう事なのだろうという推論である。

4.このシナリオから考えられる未来

 消費増税8%で自民党の支持率は下がり始め、安倍政権は苦境に立たされる。
 そこへ小泉元総理が「支持率を回復するには脱原発しかない!」と言って、
 安倍総理を説得、その説得を受ける形で安倍が脱原発を宣言する。
 これを御用メディアがこぞって、「安倍総理の英断!」とかなんとか持ちあげる。
 支持率は回復し、安倍政権は存続、小泉に貸しを作った安倍は、
 進次郎を政権の中枢に据え、ニューリーダーとして持ち上げ、
 3年後の衆議員選挙に備える。その裏で着々と、
 国内の再処理工場、濃縮施設の整備が行われ、海外での原発輸出の契約も成立、
 国内に核廃棄物が輸入される。その際、アメリカは恐らく、
 2018年の日米原子力協定で、核の再処理を認めないとして、
 日本の核物質の輸入を差し止める。だぶついた核物質をアメリカが処理するという名目で、
 日本に金を支払わせて、アメリカはプルトニウムを手に入れ、核の支配を継続する。
 これが私が予想する未来。

5.このシナリオを破棄する為に...

 もし、こういうシナリオが実際に動いているとしたら、日本は、
 核軍縮とは逆行する行為をしていることになるし、逆にそれを阻止できれば、
 アメリカは長期的に核兵器を保有できなくなる。
 または、韓国あたりにそれをやらせるかもしれない。いずれにしても、
 この核に関わったものは、莫大なコストを背負わされ、
 得るものは、財政的な困窮(旧ソ連の破綻、アメリカの財政破綻)と、核廃棄物なわけで、
 全くメリットはない
。むしろ、原発輸出によって外国との軋轢を生むし、
 莫大なコストと、処理できない大量の核廃棄物の山という厄介な問題を背負い込むだろう。
 また、もし、日本が核を保有するとなると、韓国など周辺国も核を保有しようとし、
 結果としてアジアで軍拡競争が勃発、それによって生じる莫大なコストで損をするのは、
 各国の国民、儲かるのはアメリカの武器生産企業になるだろう。

 日本は諸外国の国民のためにも、原発輸出を止め、核の保有を否定し、
 これまでどおり外交による諸外国との対話によって平和を維持するのがベストである。
 それが、くだらない核兵器という高価なおもちゃを購入することを妨げ、
 アジアの繁栄を生むだろう。繁栄は争いを必要としない。困窮が争いを生む。
 金持ち喧嘩せずというではないか。



◆http://www.rafjp.org/koidejournal/no31/
~第31回小出裕章ジャーナル
日米原子力協定の真相とは?
日本はなんとしても自力で核兵器をつくる力を身につけておきたいと思ったわけです

ご参照あれ!





追:1:10PM

話変わるが、けだし、至言ではないのか?

◆http://takedanet.com/2014/03/post_232b.html
武田邦彦 (平成26年3月27日)
教育者がどんな時でも死守しなければならないこと ・・ STAPと教育


☆http://takedanet.com/files/2014032810081008.mp3

教育者たるもの、どんな時でも命を懸けて守らなければならないもの、
それは教え子の名誉だ。
教育の責任はすべて教師にある。教えを受けた子供にはない

STAP論文の関連で、早稲田大学が
かつて認めた博士論文の審査を改めて外部に頼むとの報道があった。

なんということか!!

・・・・・・・・・

中学校の時、定期試験で国語の答案を書いて先生に提出し、90点をもらって卒業したとする。
その答案が保存され、公開され、ある時に、その答案の内容が
「ある有名な文学者の作品の盗用」であったことが分かった。
本人はすでに30歳で社会で活躍していたが、学校に呼び出されて卒業が取り消されたことを告げられる。

卒業生:「えっ! 卒業取り消し?! だって、先生が・・・それに僕は盗用したのではありません。
僕の頭の中に文章が入っていたので、それを書いたのだと記憶しています・・・
先生はどういっておられるのですか?」

学校:「先生はすでにご退職され、記憶もない。でも、ちゃんと証拠が残っている」

・・・・・・・・・

こんな日本は嫌だ。

生徒がどんな答案を書こうが、先生が90点をつければ90点なのだ。
そして、もしその答案に問題があれば、責任は90点をつけた先生にあり、
生徒は教育中なので、責任は問われない。

教育とは「成果を残す」ことではなく、本人の実力をあげることだ。
だから、基本的には教育が終わったら、本人に関することはすべて捨てても良い。
本人が記念に持っておきたいと言うなら本人に渡せばよい。

この教育の原理原則は、小学校から大学、さらに大学院博士課程まで変わらない。

提出した作品はどんなものでも、所有権は教育を受ける方にはなく、
教育をしたほうにある。

大学でも採点の権限はすべて先生にあり、それは普段の試験でも、論文でも同じである。
学生は博士論文の成果を自分のものにしたいなら、普通の学術論文として提出する必要がある。

捨てるのはもったいないので、卒論などを図書館に保管することがあるが、
それは「少しでも役に立てば」ということである。

法治国家では法や規則はすべての人に平等でなければならない
優れた答案や論文だから本人の責任を問うたり、
中学校なら良いけれど博士論文はだめという村の掟を作ってはいけない。

また博士論文は、本人提出→主任教授の訂正指示→副査の先生の訂正指示→審査会→公聴会→教授会 
というプロセスを経る。

本人は提出した後は指示に従って修正するだけだから、社会的責任と言う点では、
修正を強制される学生に責任を問うことはできず、
主任教授、副査、公聴会に出た社会人、教授会にあり、本人にはない。
権限なきところに責任もない

また、学問としては、本人、そして主任教授、さらに副査の先生が意見を述べる必要があり、
もしその意見を聞く必要があるとしたら、大学ではなく教授会である。

大学は会社でも役所でもない。

「上のものが責任を取る」ということは大学ではない。
むしろ教授が採点した結果を学長が変更したら、そちらが罪になる。

教授は自分の授業を受けた「学長の息子」を「学長命令」に反して落第させることができる。
このような専門職の業務の場合に、学長が責任を取る必要もない。

学長が責任を取るのは、教授に任命したからでもない(教授の決定は教授会)、
学校の経営などに関する「学長権限内」のことしかできない。

だから、今回の報道が正しければ、早稲田大学は権限を違反し、
教育の基本中の基本
学生の責任を問わないに反している


日本人の常識、マスコミの冷静で正しい報道に期待したい。

早稲田大学は直ちにステートメントを取り消すか、
あるいは新しい教育論を説明してからにするとよい。

大学は教授の保護者ではない。

大学は過去の学生の瑕疵を責める権限もない。


教授を保護して学生を罰するなら、大学を解散しなければならない