5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

橋番が守る橋

2015-01-25 22:30:11 |  文化・芸術
頃は大寒。その次候は「水沢腹堅」で、寒さが最も厳しくなる時期で沢には氷が厚く張りつめるというわけだが、昨今は暖冬で風がなければずいぶん暖かい。それでも、今夜からはまた雨模様の予報だ。寒くなるというから年寄は体温調整に苦労する。 「疾く鎖す橋番小屋や寒の雨」 これは会津八一の句で「文人たちの句境」(関森勝夫編)に載っている。 橋番小屋というと江戸の時代劇が思い浮かぶが、橋の渡り賃を取る代わりに . . . 本文を読む