ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

禅語から

2015-01-19 18:07:30 | 読書
【一息(いっそく)に生きる】一呼吸するその瞬間、瞬間を一生懸命に丁寧に生きましょう。
【喜捨(きしゃ)】惜しむなく喜んで捨てる。一つ捨てることは執着から一つ離れるということ。
【満は損を招き謙は益を受く】傲慢で尊大な人は損を招き寄せることになり、謙虚な人は利益を受けることになる。
【七走一坐(しちそういちざ)】七回走ったら、一旦すわってみろ。特につまずいた時失敗したときは止まることが大切だ。
【一日一止(いちにちいっし)】一日に一回止まって、自分を還りみなさい。
【冷暖自知(れいだんじち)】器に入っている水は見ているだけでは「冷たい」のか「暖かい」のかわからない。実際に飲むか手を入れてみる以外に「冷暖」を知る手立てはない。考えるより動くことが大事という教え。
【大地黄金(だいちおうごん)】たとえそこがどこであれ、今いるところ、自分が置かれている場所で精一杯つくすこと。そうすればその場所が黄金のように輝いてくるということ。
【雲無心にしてしゅうを出ず】雲は何ものにもとらわれず、風が吹くままに形を変え誘うままに動いていきながら、雲であるという本分を失うことはない。「無心」の勧め。
【相利共生(そうりきょうせい)】お互いの利益になることを考え、そのために行動し、共に生きていこうという感謝の意。
【本来無一物】人間は本来何一つ持たずに生まれてきたのだ、それが人間の本来の姿なのだから、執着するものなどどこにもない、という意。
【平常心是道】いつも穏やかな心で、静かな心でいることの大切さをいう。
【我逢人(がほうじん)】すべての物事は「出逢う」ことから始まる。だから人と会うことや人と会う場所や人と出会う姿を大切にしなさい。
【歩歩是道場(ほぼこれどうじょう)】どこにいてもそこが「道場」であり、何をしていてもそれが「修行」である、という意。
【門を開けば福寿多し】何もかも包み隠さず、あからさまにしてしまえばよいことがたくさんある、という意。
【放下着(ほうげじゃく)】何もかも捨ててしまえ、捨てて捨てて捨てきってしまえ。まず捨てるべきは「損得」のものさしなり。
【前後裁断(ぜんごさいだん)】その一瞬一瞬が絶対であり、前も後ろもつながっていない、という意。生ききるとはその絶対の生を全うすること、ひたすら一生懸命に生きること。死は自分ではどうすることもできないから、仏様にお任せしていればいい。生ききっていればおのずと絶対の死がやってくる。生きている間は、生きることだけに専念する。そこには死に対する不安も恐れもないのです。


・・・「心配事の9割は起こらない(枡野俊明)」より

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