ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

片道散歩

2009-10-19 16:57:03 | 日記
「SPA!123ページを見てみ」というメールが先輩からあった。弟の寝室が載ってるから、というので、デューク更家氏のいう「ぶらあがり散歩」をまねて猫背を引き伸ばしつつ、片道30分の本屋に行ってみた。

増えすぎた蔵書をどうするか、というテーマでの特集記事。その中で、本を段ボール箱に入れて並べ、その上にマット・布団を敷くとベッドができるというもの、ありそうでなさそうな暮らしぶり。写真では愛犬のベッドまでそうして造ってある。

どうしても、本の厚さが違うから不揃いになってゴツゴツせーへんやろか、新聞紙で調整するのか、マットでの吸収代でダイジョウブなんやろか? 古い家やったら、重い荷重で床がキイキイいいそうな・・・けど、どこか素朴で面白い。

枕元に願い事を書いた紙を置いて寝ると、神様が叶えてくださるとかいうお話があったような・・・ならばあんまり物騒な推理小説は足元におくほうがええのんちゃうやろか・・・勝手に、心底思ってる。

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アラカン世代としては、団塊のリーダーにはちゃんと歩いてもらいたかった。
ウツなんてもんに負けたらあかん!
今頃になってあのニュースはホンマやったやんや、と現実感にとらわれたのは、その日から2日経った帰りの道すがらやった。

思い出すたびに、どうにも悲しくってやりきれなくって、泣き出しそうな気持ちになって、帰りの散歩道を往きとは別人のごとく背を丸め、ドボドボとあるいて帰ってきた。せめて軽井沢でオリオン座流星群を眺める余裕があったらなと、わけのわからんことをつぶやいてると、ボーヨウとしたあいつの笑顔が浮かんでは消えていった。