ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

ルーツを求めて

2009-10-13 20:31:10 | 日記
先週の土曜日に、母と兄と3人で、広島県と島根県の県境にある小さな村へ父方のルーツを求める旅をしてきた。生前、親父から話は聞いていたが、我が家のルーツはどんなところか、今どんな暮らしをしているのか、そんなことを実際に見聞する旅を、4代前の祖父が持ち出した家系図を頼りに出かけた。

住所をカーナビにインプットしてたどり着いた場所だったが、星や月がない夜には完全な闇になるだろう、そんな村の小さなちょっと寂れた神社が求めるルーツであった。現在の37代目の宮司さんが遠い親戚筋に当たった。我が家に伝わる家系図と同じものが先方にもあった。

江戸末期にこのような家系図を編纂することが流行ったらしいが、清和天皇(850~880)から始まっているそれは、脈々と時代を生き、神社という特殊空間の中で神に守られ後世に伝わったものらしい。内容の真偽のほどは相当マユツバかもしれないが、遠い時代の郷愁を感じさせるに十分な土地柄・人柄にめぐり合えた旅だった。