6月上旬の平日、仕事終わりに訪れました。2時間20分弱を要して閉店間際の20時58分に到着すると、直ぐに食券を購入してから、一旦外へ出て、店内14人と店外8人の行列の最後尾に。
その後、21時04分に入店し、21時45分になってラストロットとして注文の品が配膳されました。なお、21時01分に店頭の照明が消されましたが、ブラインドが下ろされたのは、私のロットの調理が始まった21時34分のことでしたので、閉店となったのはこのタイミングだろうと。実際、21時14分に来店した方も、列に続くことが出来ていました。
大ラーメン(裏つけ麺に変更)、大蒜脂+ねぎ。裏つけ麺は、券売機上に置かれた釜めしの容器に入った白食券を添えて。
麺。初めは助手さんが盛っていましたが、最後の仕上げを店主さんが行った結果です。「余らせても仕方ない」と、あるもの全てを提供したそうです。
硬めは約8分、通常分はさらに1分。つけ麺は、ラーメン用の麺上げが終わった後に取り出されたものが充てられていました。そして、若い助手さんによって3分以上を掛けて丁寧に水道水で締められていました。
細く、かなり硬めでギニッとした感触。奥には粉っぽさすら感じる仕上がりでした。
つけ汁丼。
つけ汁に浸かって、しんなりと変化したであろう野菜。
ぷりっとしていて、適度にサシが入っていると思えた赤身と、穏やかな甘みを帯びた脂身。
ぼよんと弾けるような食感の赤身の合間には、とろんとした脂身。
つけ汁。店主さんから元越谷店助手さんに対する「なみなみと注ぐように。」との指示が聞こえました。裏とは、ラーメンのスープがそのまま使用され、ゴマ油やお酢は未使用。
ドロッとした口当たりで、醤油の主張を強めに感じた後に、厚い層を成す液体油によると推測される、とろりとした感触を覚えた、心地良い重みを持った飲み応えのある味わい。
なお、これまでずっとひたちなか店のスープは非乳化タイプだと思っていたのですが、最近「うちはド乳化」という店主さんの発言を伝え聞いたことで、確かめてみようと、つけ麺でも、裏を選択。実際、この日改めて口にしても「あの発言を知らなければ、やっぱり非乳化だと判断するだろうなぁ。」というのが素直な感想。いつまで経っても乳化と非乳化の違いが分からないバカ舌です。
パラッとして辛み控えめな大蒜。
固形脂はほぐし豚たっぷりで、ねっとりとした舌触り。
ねぎ。
神田神保町店でも思いましたが、青臭さが目立ってしまい、冷たい麺には、この切り方のねぎは合わないです。
他のお客さん全員が食べ終えた、配膳から19分後の22時06分にこの分の麺と野菜を残してギブアップ。残してしまったことをお詫びすると、帰り支度を終えた店主さんからは「多かったから、気にしないで。付き合わせちゃったね。」と。その後も、思いやりあるお言葉を何度もかけて頂き、余計な気を使わせてしまいました。そして、厨房内で片付け作業中の元越谷店助手さんにもごめんなさいして、帰路に就きました。
反省の意味を込めて、もう一枚写真を掲載しますが、食べ残しのグロ画像なのでご注意を。
次回からは、小か大少なめにしよう。