この日3店舗目へはJR蒲田駅から徒歩で。途中、あまりの暑さに飲み物を購入しながら約1時間後の、17時15分頃目的地に到着しました。
到着時店頭には誰も居ませんでしたが、何となく初訪問での先頭は避けたいと思い周辺を散策し時間調整。17時40分頃にお店へ向かうと6人の行列が。その後、前に並んでいた方にお連れの方が合流したことで5番目の位置へ移動。
18時丁度に開店し、店外で食券の購入順を待っていると、店主さんと助手さんがマスク超しからでもわかる素敵な笑顔で手招きを。私の後ろにお知り合いでも居るのかと思っていると、店主さんが「早く中に入って大きさだけを教えて。」と。ロット5杯で回しているようで、私の量が分からないと調理が開始出来なかったのですね。尚、店内の席が全て埋まると、助手さんによって券売機が操作され豚ダブルが売切れとなりました。
小ラーメン、大蒜。入店前は、少なめにするか半分にするかで散々迷っていたのですが、予想外のタイミングで大きさを聞かれて、慌てて小とだけ伝えてしまいました。また、助手さんから使用の有無を尋ねられながら、レンゲが数本入った入れ物が手の届く範囲に差し出されました。
今まで食べた二郎の中で、最も細い麺。
ムニュっと実の入った感がありながら、表面も深層部も均一の、やや軟らかめに感じる麺はスルスルッと。フレッシュさの残るもやしと共に口に運ぶと、それぞれの食感がより増幅されて伝わってきました。大ラーメンを頼んだ他のお客さんは皆2つの丼での提供でしたので身構えましたが、それは常連仕様か麺増しだったよう。私はと言えば、少なめにしなくても箸が止まることがなく、すんなりと食べ終えることができました。
豚は小振りなものが2つ。
タレが染みた脂身がトロっとしたもの。
口の中でパラっと崩れるタレの味が強く染みた赤身。
シャキシャキ感の残る、比率高めのもやしと大きめに切られたキャベツの全体量は多め。
大蒜は少なめながら、ワイルドな盛り付け。
表面に浮かぶ液体油が目に飛び込んでくる、白濁した見ため。
ほんの僅かに乳化傾向を感じるも、非乳化に分類されるであろうスープは醤油感も大人しめで、後味に残るみりんが効いて甘さが強いだけでなく豚の旨味もしっかりと持つもの。固形物を食べ終えた後も、都合10回位はレンゲを上下させてしまいました。
調味料はカウンター上に、胡椒と唐辛子2種と醤油ダレ。
隣の給水機の調子が悪いのか他のお客さんが使用する度に、はねた水を浴びながら約7分で完食。私にとっては、こんな時だからこそ味わうことの出来た、満足の一杯でした。
帰りも来た道を徒歩でのんびりと。