一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

ラーメン二郎神田神保町店

2024年08月11日 20時00分00秒 | ラーメン二郎神田神保町店

4月下旬の土曜日、世間一般の大型連休初日のことです。大混雑を予測し、先週の土曜日の宣告時間である13時54分到着を目安に自宅を出立(が、勘違いで実際には14時47分がその時間)。そして、目論見通り13時50分に店頭に到達し、56人の行列の最後尾に。そして、14時23分に宣告となりました。それからは、数えきれない方ががっくりと肩を落として帰っていくと同時に、あまりの待ち時間の長さに、前方でも後方でも離脱者が相次ぎ、後続で残ったのは13人のみ。結局、予想より早い16時50分に入店し、17時03分にラーメンが配膳されました。

大ラーメン、大蒜脂+ネギ。助手さんからの「大盛の方、ニンニクは~」の前に、店主さんの「全部~」とのつぶやきが聞こえました。また、珍しく豚入りは売り切れていました。

 

麺丼。

 

麺。

 

1分間隔で2回に分けて投入された麺は、7分を過ぎた頃から麺上げが始まり、3分弱を要して5つの丼に割り振られました。

 

表層付近はにゅるんっとした食感も、噛み切る際には、ブツッという音が聞こえてきそうな感触が伝わってきました。

 

溶け出したような背脂には、同時にカラメが足されて。

 

野菜丼。

 

カラメダレが回し掛けられた野菜は、キャベツが大きめに切られていたことで、バリっとした歯応えがより強まったように思いました。

 

タレの染み具合は浅く脂身も少なくも、それが赤身の旨味の輪郭を際立てていたように。

 

しっとりとした肉質で、あっさりとしつつも物足りなさはなく。例えるなら、鶏もも肉に近い味わいに思いました。

 

味の付いたグチュっとした脂身がおまけのように。

 

液体油が分厚い層を形成し、主役を張る醤油の風味の合間に、主に油に由ると思ったコクを感じ取れたスープは非乳化状態。たっぷりの背脂が一面に浮かぶも、ベタベタとした舌触りも食後のもたれもなく。

 

切り分けた際に発生したと推測される豚の破片が底に沈んでいました。

 

細かく刻まれた大蒜は、辛さが抑制されており脇役に。

 

ネギ。

 

スープをよく纏った麺に添えて。

 

卓上の唐辛子と胡椒をネギ目掛けて投下。

 

およそ15分で完食し、次ロットの調理を終え、厨房内で整列するような体勢の店主さんと助手さんに、揃って見送られるようにして、退店しました。

 

望み通りの結果はとても得られそうにはありませんが、この日、これまで胸につかえていたものが、一気に取れたような気持ちになりました。良い夢を見させていただきました。ありがとうございました。