仕事納め翌日に、本来は定休日なのですが整理券制を採用しての年末特別営業を行うとのことで訪れました。お客さんが殺到するだろうと正午前に到着するも、整理券配布の無い普段通りの運用で外待ちは7人のみと拍子抜け。そこから15分程で入店し、さらに約20分が経過した頃ラーメンが配膳されました。尚、退店する際には店外はおろか店内にも待ち人は途絶えるような状況でした。
大ラーメン(麺軟らかめ)、大蒜。
ノーマルの大ラーメンを注文した回数が少ないので推測ですが、普通の大より多いですよね?
硬めは7分、通常分はさらに3分、そして軟らかめはその1分後に鍋から取り出されました。全体的に普段より長めに感じましたが、これはお客さんの状況により、途中お湯の温度を調整する等した結果なのでしょうね。
表層部はデロと言って良い茹で加減でたっぷりとスープを絡め取り、よりふっくらと。ただ、中層部以下には歯応えが残り、小麦だと確信出来る味わいをしっかりと感じ取れました。
店主さん?助手さん?に気前よく盛られた、しんなりとした茹で加減の野菜はスープをたっぷりと手繰り寄せます。越谷店の野菜は茹で加減のブレが多い気がするのですが、この日のような水分が抜けたようなぐったり気味が好みです。
大きく厚い豚が2つ。
みっちりとした肉質で顎を大きく動かして千切るようにして食べ進めた豚。
箸で持ち上げると自重で崩れてしまった、弾むような肉質の豚は端部分。裏側には醤油が強めに効いたタレが良く染みているのが分かりました。
丼を下ろす途中で派手に決壊したスープの液体油の層は薄め。
直線的に醤油の塩味が伝わるものの、その後は液体油や豚出汁による深みに包み込まれて、その尖った部分だけが削り取られたような味わい。ですので、何度レンゲで口に運んでも、塩味が積み重なることがありませんでした。
カリカリとした大蒜。
13分程で完食。余裕のある混雑具合だったこともあってか、調理中、店主さんといろいろなお話を。思いがけず女性助手さんにも年末のご挨拶が出来て、スッキリとした気持ちで退店しました。
越谷店の皆さま、一年間大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします。