この日の3店目です。横浜関内店を予想以上に早く後に出来たので、余裕を持っての移動。JR藤沢駅には14時過ぎに到着。体調を整える意味で駅前のさいか屋でトイレを借りると共に休憩を取り、店頭への到着は14時40分頃。すると予想に反して、行列は待合室まで達しその数は24人。ただ、入店は30分後でさらに20分待ってラーメンが配膳されました。
卓上調味料は、黒胡椒と醤油ダレと胡椒と唐辛子とお酢と豊富です。
小ラーメン、大蒜。麺上げは色黒細身の助手さんで、小柄な女性助手さんがサポート役に。
8分程じっくりと茹でられた麺。
持ち上げた際に箸を通じて重量感が伝わる、ぷっくりとした容姿。
小麦粉密度が高いが故に硬めの食感と言え、引き締まったというイメージです。
たくさんの候補の中から好物の黒胡椒を選択。
野菜と絡めるとそれぞれの特長が引き立つよう。
ぐったりとして仄かに甘味を感じる野菜。レンゲの上でスープに浸しながら口に運びました。
紛れ込んだねぎ。
豚。結構な大きさでした。
外周部に存在する膜のように薄い脂身は甘く軟らかく、中層部はサシが散在してしっとり。
深層部の色の濃い部分はカッチリとしていました。
表面積の半分位を油滴が覆うスープ。
豚を脇役に追いやって、僅かにベタツキと喉の奥に塩味が引っかかるような感覚を覚える位に、液体油と醤油の味わいが目立ちました。
水分をたっぷり含んだ大蒜は辛み控えめ。ただ、スープに溶け込むと酸味を醸し出していました。
10分程で完食。1年以上振りの訪問でオーソドックスな一杯を食べることができました。次回は汁無しを、と思いながら最終目的地へ向かいました。