一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

ラーメン富士丸神谷本店

2020年03月31日 20時00分00秒 | ラーメン富士丸

山田拓美喜寿の祝いが開催された日のことです。当初はにわかの自分が参加してもその価値を理解出来ないと、会への参加は全く考えていませんでした。が、参加申込締切直前になって、せっかくの機会だから参加してみようと心境が変化するも、賑わう会場で一人ぼっちで立ち尽くす極度の人見知りの自分と、それを遠巻きに見つめる顔見知りの二郎の店主さんと助手さん、という構図がどうしても頭を離れずに断念。ただ、後日公式twitter等で会場の様子を確認すると、ほとんどの時間で生前葬や各店主のお祝いメッセージの披露等が行われており、純粋な歓談タイム(私にとっての地獄)は30分程度だったよう。その位であれば孤独に慣れた自分なら、ブッフェ形式の料理を取り分ける列に並び続ける等してやり過ごしそれ以外はステージ上に注目していれば楽しめただろう、勇気を出して参加しておけば良かった、と改めて自らの不甲斐無さを認識する結果となりました。
尚、この日は二郎各店の臨時休業の影響でいつも以上の混雑を予測し、店頭に15時頃に到着すると外待ち無し。丸椅子に腰掛け行列の先頭を形成していると、2人目は15時30分過ぎに。最終的に、開店した17時45分頃にはその行列は40人へと伸びていました。

 

国産ブタメン、大蒜多め+野菜+ぶたカス入りアブラ+大盛り。

 

スープの決壊を見ると何故か頬が緩みます。

 

野菜と豚を除けると姿を現した大盛りにした麺。

 

盛り上がった部分は、ゴワゴワとして縮れが強く口に入れると水分を全て持っていかれてしまうような錯覚を覚える程の粉感。

 

丼の中の麺は表面がツルっと飴色に変化しています。

 

スープを吸うことでしっとりさが増しゴワつきは和らいだものの、飲み込むと喉の入り口付近では変わらない強い小麦粉の主張を感じます。もちもちさを感じる越谷店の麺とは反対方向を向いていますね。

 

もやしはしんなり、キャベツがほくほくとした野菜は熱々で口の中を火傷してしまった程。味付きのほぐし豚が乗った部分はあっという間に口の中へ。それ以外の野菜はお椀の中へ退避させ、後で麺とともに。少し学習しました。

 

歯を入れると赤身の繊維質が目に飛び込んでくるも筋っぽさを微塵も感じない豚。

 

赤身に適度にサシが入った瑞々しい肉質の赤身。

 

ツナのような見た目の赤身は噛む度に旨味がジュワーッと染み出してくる豚。

 

向かって右手前の分厚く大きな豚は、サッパリとした脂身としっとりとしながら伸縮性を持つことで食べ応えを生む赤身。

 

端豚は繊維方向に向かってサッと裂けていきました。

 

口に含むと液体全体が油でコーティングされて膜が張ったような反発力を感じる、醤油の塩味がかなり抑えられて豚出汁と調味料によるコク豊かな円やかさが全面に出つつも、ほんの少し生姜の存在が見受けられたスープ。

 

粒の立った大きめにカットされた大蒜は仄かな辛味。

 

ぶたカス入りアブラの入ったお椀は、野菜と豚の一時避難所として活用した後は、丼から移したスープを纏った麺と良く混ぜて一気に掻き込みました。

 

19分を掛けて完食。量的には、越谷店や神田神保町店の方が多いように思いますが同じ位の時間を要してしまうのは、油の強さ故でしょう。店主さんからの「毎度~」のお言葉を背に、開店時よりさらに伸びた行列を横目にJR東十条駅へと向かい歩き出しました。

 


宇ち多゙

2020年03月28日 20時00分00秒 | 宇ち多゙

2月中旬の土曜日、12時頃お店に到着すると入店を待つお客さんは14人。20分程並んで入店となりました。この時点で残っていたおかずは、ガツとシロと大根のみ。尚、12時20分を過ぎて来店したお客さんには既に閉店した旨が伝えられていましたが、店員さんによっては常連というわけではなくても入店を認めてられていた方も・・・

 

葡萄割り。

 

ガツタレ。ガツは火が入ることで強弱のついたグミっとした歯応えが生まれます。恐らく白っぽい部分は軟らかめ、黒っぽい部分は強めかと。

 

味付けが濃いので唐辛子の辛さも受け止めてくれます。

 

ドロッとしたタレはみりんの風味を感じる味付け。僅かに焦げたような苦みが後味をスッキリとさせ、べたつかない甘さをもたらしていました。

 

2杯目。

 

受け皿からもこぼれそう。

 

3杯目。

 

4杯目。

 

5杯目。

 

シロ味噌。

 

リズム良く顎を動かすことをサポートするような弾力を放つシロ。旨味たっぷりの味噌も良く絡みます。

 

残ったシロも口に入れて50分弱の滞在で1,400円のお支払い。この日も満足させて頂きました。

 

次の目的地へ辿り着く前に、ま~た無駄なカロリーを摂取してしまった。

 


ラーメン二郎越谷店

2020年03月25日 20時00分00秒 | ラーメン二郎越谷店

2月上旬の日曜日、松戸市内で成分献血をした後電車で越谷市へと向かいました。献血会場の近くには行列の出来るたい焼き屋さん。塾帰りなのか、小学生が縁石に腰かけ哀愁を漂わせながら一人たい焼きを食べる姿が絵になっていました。尚、1個160円の張り紙が店頭にありましたので、私の基準では安くはないなと。

 

臨時営業していた松戸駅前店は、13時30分頃で10人程度の行列がありました。

 

14時55分頃1カ月以上振りにお店に到着すると、外待ち8人。私の後ろに1人が並んだ15時08分頃閉店となりました。15分程並んでから入店し食券を購入しようとすると、大ラーメンにも売切れ表示のランプが。お忙しいお店の方のお手を煩わせないようにと、小心者なりに機転を利かせたつもりで小ラーメンの食券を購入しました。そして、食券の提示を求められた際には「大でお願いします。」と100円玉を添えて。声が小さかったからか助手さんから「えっ、小ですか?」との驚きを伴った苦笑いでの再確認があったので「いえ、大にして下さい。」と。すると「えっ、大と小?」との当惑したような反応が。何とか「大」であることが伝わると、店主さんからは「暫く来なかったから食券の買い方忘れちゃったの?」とのお言葉での歓迎を受けました。大ラーメンが売切れ表示になっていることを伝えると「今日はチャレンジャーが多かったのか。」とポツリ。

 

大ラーメン、大蒜野菜。

 

二郎を愛する者なら誰でも一度は憧れるという青特大丼の登場に動揺するも、麺の量はいつもと同じ小3玉分とのこと。開店当初の重ね丼方式の際には、小3.5玉とか4玉とか言われた記憶もあったのですが、いつもの白特大丼も含めてそんなに入るもんでもないんですね。

 

幅広目の麺は表面が溶けて一部は癒着している様が見受けられるものの、芯部分に向かうにつれ弾力が強まっていきました。

 

丼中のものはスープを適度に手繰り寄せることで表面がツルンっと変化しつつもその弾力は保ったままで、もちもちさよりもプリンプルンっとした歯応えが強調された麺。

 

これで不味いとは言わせない、という見た目の豚。

 

赤身部分全体に満遍なくサシが散らばることで軟らかさを帯びながらも、いざ胃の中に収めようとするとしっかりと噛み千切る必要あることを気付かせて、食べ応えも得られる豚。

 

歯を入れると強めの反発力を発揮しながらも硬さを感じる一歩手前で繊維に沿ってサッと裂ける肉質の赤身とパンパンに膨らんだ脂身で構成された豚。

 

店主さんも仰るように、女性助手さんが盛った野菜はかなり多めで、全体的に深めに火が入った茹で加減。キャベツは大きめに切られているのでその甘さをしっかりと受け取れます。また、しんなりとしてお辞儀した形状のもやしは、麺との絡まり具合が抜群でした。

 

大蒜は水分含有量多めで、ピリッとした刺激が丁度良い具合。こちらは野菜と打って変わって可愛らしい盛り付け。もう少し量があってもと思いますので、次回からは「多め」も合わせて伝えた方が良いかも。

  

一口含むと甘味がフワッと口の中に広がっていき、少し遅れて角の取れた塩味がほんの少し顔を覗かせる、円やかさが強調された、液体油が表面に散見するスープ。この日は、本来の味を再確認したく脂をお願いしませんでしたが、ラード等の手助けが無くてもコクと奥深さを感じ取れる絶妙の仕上がりでした。

 

貧乏性故に献血会場で過剰に摂取したジュースと菓子の影響でお腹の容量が減少していたせいか、撃沈も頭を過りつつ麺から溶け出した小麦粉によりスープが濁る程の時間、約24分をかけて完食。「ごちそうさまでした。」と丼を上げると収益的には歓迎されない客にも関わらず、久しぶりの訪問を冷やかしながら次回の早期来店を促す、店主さんと女性助手さんのお声掛けに自然に頬がゆるみながら、退店しました。

 


ラーメン富士丸神谷本店

2020年03月22日 20時00分00秒 | ラーメン富士丸

2月の日曜日、16時頃にお店に到着すると先客は5人のみ。無事ベンチに座って開店を待つことが出来ました。その後17時時点で21人、17時30分時点で29人が列を形成。そして、今までよりも30分以上早く、17時40分頃に開店となりました。

 

国産ブタメン、大蒜多め+野菜+ブタかす入りアブラ+大盛り。

 

野菜の標高はそれ程でもないですが、スープの決壊が止まりません。

 

野菜を除けると姿を現した麺。

 

鍋に投入される寸前に店主さんの手によって揉まれた効果で強めに縮れています。

 

スープと絡むことでゴワッとした表面がツルっと変化して、噛み切ろうとする歯に対し適度な弾力を発っするも、その段階ではそれ以上の際立った特徴を示すわけではありませんが、咀嚼していく毎に舌に確かな小麦粉感を残しては消えていく麺。

 

豚は全部で4つ。トロッとした脂身とみっちりと詰まった肉質の赤身

 

肉と肉との隙間に空間があることと脂身がある程度の大きさで赤身の中に存在することで、フワホォワさを覚える軟らかな豚。

 

伸縮性の高い赤身は噛み切ろうとすると自身が伸びて抵抗を試みているような錯覚を覚える肉質。

 

角煮のようにタレがたっぷりと染みて甘い豚。

 

脂身はトロンというよりもプルっという感じです。

 

醤油の塩味とキレがほとんど伝わってこない、豚出汁の円やかさが舌にしっかりと足跡を残した後に油が口の中全体をコーティングしてしまう程の存在感を示すスープ。

 

肉カスの入ったアブラがたっぷりと注がれています。しっかりと火が入ったホクホクキャベツ自身の甘さが、アブラが加わることでさらに強まっています。

 

多めでお願いすると、別皿で提供される大蒜。ところどころに見られる大きな破片を、ガリガリと音を立てながら。ピリッとするような辛味はありませんでした。

 

ブタかす入りアブラはお椀で。今日は野菜がのっていません。

 

終盤麺を移して一気に掻き込みます。

 

20分程を要して完食。全てにおいて油の主張の強い一杯でした。早開けの効果もあってか退転時には行列は21人に。

 


ラーメン二郎神田神保町店

2020年03月19日 20時00分00秒 | ラーメン二郎神田神保町店

2月最初の土曜日のこと、立石で摂取したアルコールがまだ体内に残る中、17時頃にお店に到着すると既に営業終了。諦めきれず恥も外聞もなく店主さんにお願いし、21人の列に並ばせて頂けることとなりました。

 

大豚、野菜大蒜脂+生卵。

 

麺丼のてっぺんには固形脂。

 

盛り上がった麺の表面にはゴワつきを感じ、強めのシコシコとした噛み応えがありました。

 

丼中のものは表面がへたったように軟らかくなっているものの、その代わりにスープの旨味をたっぷりと吸収していたように。

 

最後は、卵黄と固形脂を加えて。

 

野菜丼には、野菜と豚と大蒜と脂。

 

サラッとして粗めに刻まれた大蒜。

 

当たりを確信した豚は6つ。

 

赤身全体にサシがバランス良く入った豚。

 

脂身が赤身と混ざるように存在し、甘さと肉の旨味を同時に味わえる豚。

 

口に入れると、舌の上にほんの僅かの繊維だけを残してフワッと消えてしまった上質な赤身が堪能出来た豚。

 

甘い脂身の存在感が強調された豚。

 

パサつきを覚悟する見た目も、スッと歯が入りサクッとした感じで繊維に沿って裂けた豚。

 

大部分が脂身もサッパリとした脂肪の為、後味がスッキリとしている豚。

 

ザックリ切られたキャベツの比率が極めて高い野菜。

 

途中、最初の提供分だけでは少ないと思われたのか既にお客さんへのラーメンの配膳が終了していたのにも関わらず、わざわざ追加で茹でて頂いた、じんわりと甘さが伝わってくるシャッキリとした大量のザク切りキャベツ。

 

麺用の鍋で茹でたのか、雑ぜ物も。

 

こちらにも美味しい脂を載せて頂きました。

 

スープの表面は無数の油滴で覆われています。

 

豚出汁と調味料に因る甘さに、固形脂のコクが加わって一層円やかになったスープ。醤油の鋭さは陰に隠れてしまってほとんど感じませんでした。

 

フワフワというよりもトロトロと言った表現がピッタリです。

 

生卵はいつものように卵黄を掬って。

 

「最後だからゆっくり食べてね。」との店主さんのお心遣いを頂きながら、約20分で完食。追加野菜といい、至れり尽くせりの幸せな時間を過ごすことが出来ました。