一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

ラーメン二郎八王子野猿街道店2

2020年10月22日 20時00分00秒 | ラーメン二郎八王子野猿街道店2

絶品天麩羅を堪能した後はJR上野駅から新宿駅を経由して京王堀之内駅へ。そこから徒歩で、さすがに2回目なので迷うことなく約10分で、15時20分過ぎにお店に到着すると店内待ちが1名。食券を購入し待ち席に腰掛けていると程無く空いた席へ案内されました。

 

小つけ麺、野菜大蒜脂。

 

黄色が掛かってストレート形状の麺。

 

先ずはプレーンなものを一啜り。

 

プリプリとした強めの弾力と小麦粉の風味が舌と鼻腔にダイレクトに伝わってきます。

 

つけ汁をたっぷりと纏わせて。形状からそれ程絡みが良いという訳ではありませんが、さらにツルッとした表面の滑らかさと、それによる喉越しの良さが感じ取れます。

 

つけ汁丼には、野菜と大蒜と豚と脂。

 

野菜は浅めの茹で加減で、パキッとしたもやしの歯応えと色鮮やかなキャベツが記憶に残ります。

 

麺と共に。食感の違いが際立って、よりそれぞれの魅力に引き付けられます。

 

豚は薄く切られたものが2つ。

 

赤身がほぼ全てを占め、歯を入れると繊維に沿って裂けながらもしなやかな肉質で噛み応えも持ち合わせていた豚。

 

脂身が適度に含まれて甘さを感じ取れた豚。

 

ごまと唐辛子が浮かぶ、温かいつけ汁。

 

酸味と僅かな辛味そして塩味により醤油の存在を感じる、逆に言えば乳化スープの特長を受取りにくい、サッパリとした後味。野猿らしさは薄い、というのが正直な感想。

 

ガリっとした大蒜はほんの少し。

 

脂は甘味のある固形物が惜しげもない量。

 

9分程で完食。もちろん、つけ麺自体の味に不満は無いのですが、普段味わうことの出来ない濃厚な乳化スープこそが、私が八王子野猿街道店2に求めるものだという事実がはっきりと分かった一杯でした。

 


ラーメン二郎八王子野猿街道店2

2020年04月09日 20時00分00秒 | ラーメン二郎八王子野猿街道店2

2月下旬の3連休最終日のことです。数週間前にある方からお誘いを受け夕方から予定を入れていたのですが、当日の朝になっても詳細についての連絡がないので催促すると「新型コロナウイルスの影響が心配で延期したい。」との返事。普段はトイレに行っても手も洗わないくせに、億劫になったからとつまらん嘘つくな、と激しい怒りを抑えきれず、何故か行ってみたい二郎リストの中で最も遠方のこちらを訪れることを決断。京王堀之内駅から道に迷いながら16時過ぎに到着すると助手さん3人で営業中の店内はカウンター席にも空席が、という様子でした。

 

大ラーメン、野菜大蒜。初めてでしたので大は制止されるかも?と心配し、食券購入のイメージトレーニングを何度も繰り返しての来店でしたが、何事もなく注文が通りました。

 

麺は黄色がかった太めのストレート形状。

 

滑らかな表面はやや軟らかめの部分があるもパッツンとした食感、歯を入れると中心部は小麦粉が詰まった感じでモッチモチという表現がピッタリ、啜りやすくもありました。

 

豚は薄めに切られたものが2つ。全体に高密度にサシが入って、箸で持ち上げると崩れてしまう軟らかさ。

 

バラ肉と思われる豚は、その旨味を十分に感じ取れました。

 

初見の私にも躊躇なく盛られた野菜。もやしは口の裏側に突き刺さるような硬さで、キャベツは噛むとバリバリと音を発する、かなりフレッシュな火の入り加減。麺に辿り着くまでかなりの時間を要しました。

 

スープは一口飲んで思わず「なるほど。」と。

 

厚みのある甘味が伝わる脂感満載のポタポタとしたスープは「これが乳化だ。」と指し示してくれるもの。飲み進めていくと塩味も強まって行き、最終的にはしょっぱいなと思う程に。まぁ、それ位たくさんの量を飲んだということです。ただ、麺と絡んでもそのオイリーさはあまり伝えていないように思いました。

 

比較的粒が大きめの大蒜はかなり少なめ。山盛り野菜と対峙しているうちにスープに溶け込んでしまいました。

 

15分程で完食。入店前は並び直して小つけ麺もという計画を持っていましたが、450gにしては予想以上の満腹感に自重。ここまで越谷店や神田神保町店と特徴が異なると、同じ二郎とは言え全くの別物で良い意味で比較の対象ともならないという感想。松戸駅前店と同系統なのでしょうが、乳化度や麺のモッチモチさはさらにその一歩先を行っているように感じました。自宅から遠いこと、付近に興味をそそられる観光施設等が見当たらなく来店する為だけの外出になってしまうことで頻繁に、という訳にはいきませんが、また食べたくなるラーメンでした。