5月中旬の土曜日、馴染の理容店で散髪をした後に訪れました。14時55分に到着すると外待ちの2人目に。それから1人が後続に続いた15時02分に入店し、15時17分にラーメンが配膳されました。なお、最終ロットの調理が始まっていた15時07分に訪れた方も入店が許され、その麺上げ中の15時15分に店主さんからの指示で閉店となりました。
大豚入り、野菜大蒜脂。
麺。
最初に投入されてから約2分後に、遅れて加わった方の分が追加され、最長8分を過ぎた頃から鍋から取り出され、2分弱を要して、自身の分を含めて3つの丼に割り振られました。
なお、硬めリクエスト分の2杯は、それより1分強早く麺上げされていました。
表面がツルっとして、縮れの強い形状と、低加水率であることが生み出すグニッゴワっとした食感が相まって、噛み応え強く。
黒胡椒と唐辛子を。
僅かにシャキッとした歯応えが残っていた野菜。
豚。
ボロっと崩れるも、パサッとしたところは感じることのなかった豚。
筋ばりつつも食べ難さのない赤身と、トロっとした脂身。
ぷにぷにとした脂身が一面を覆っていた豚。
付随する脂身によって、フワフワとした口当たりを持っていた端豚。
スープ。
深い色合いで、初めに強く感じた醤油の風味が段々と弱まる代わりに、甘みと表現できる、厚みがありながらもしつこさのない味わいが広がって。
ツンッとした辛みで、少しのさっぱり感をもたらした大蒜。
箸で持とうとすると自重で裂けてしまう大きな背脂に、カラメが足されていた固形脂。
およそ16分で完食し、空いたカウンター席で賄いを食べる店主さんと、厨房内で片付けをする口髭を貯えた助手さんにご挨拶し、退店しました。