一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

ラーメン二郎神田神保町店

2020年09月30日 20時00分00秒 | ラーメン二郎神田神保町店

6月中旬、通常営業が再開されて最初の土曜日の訪問です。当日はほぼ1日中雨で、時折傘が役に立たない位に雨足が強まる空模様。その影響もあって、13時過ぎに店頭に到着すると行列は14人という、土曜日の神田神保町店とは思えない状況。そして、並び始めてから30分弱で入店し、その10分後にラーメンが配膳されました。尚、退店時でもその行列は11人でした。

 

大豚、大蒜多め脂+生卵。

 

麺丼。一見して控えめの量に感じました。店主さんも首を捻りながらの配膳で、完食後は「少し足りなかったなぁ」と。

 

ロット最後の入店だったこともあって、私が食券を購入した際には既に鍋の中に麺が。そして、店主さんが私の顔を確認すると麺を追加したように、さらにその3分後にもう一度麺が投入されました。

 

細めの平たい形状で、丼の縁から盛り上がった部分の表面にはやや滑りが。

 

表層部はやや軟らかめの触感も深層部からは小麦粉の詰まった感が伝わることで、全体的には抵抗力が強めに発揮されています。

 

サブ丼に麺を移して冷ましながら、飴色に色付いてさらに反発力を増した麺を一心不乱に啜り続けました。

 

最終盤は卵黄を乗せて。

 

固形脂はフワフワ。SNSの投稿を見ると再開当日のはかなり茶色く色付いていたのですが、この日は以前と同じような白さが先行したものに。

 

サブ丼には野菜と豚と大蒜。

 

醤油ダレが回し掛けられ色鮮やかなキャベツが目を引く野菜をバリバリと音を立てながら。野菜増しにしていないのにこの量、有難いことです。

 

豚。絶対に当たり、と確信できました。どの豚もタレの染みは浅めでしたが、そのことがかえって豚の品質を証明していました。

 

冷めていながらもトロっとした脂身。

 

ほぼ赤身もしっとりとした肉質の為、全くパサつきはなく舌の上でとろけるよう。決して大袈裟な表現ではありません。

 

冷えていると、脂肪分が凝固してしまうと思うのですがトロっとしたままです。

 

箸で持ち上げると、自重で崩れてしまう軟らかさです。

 

脂身がこれだけ多くても脂身のこってりさと甘さは後を引きません。

 

表面には溶け出した脂が染み出していました。

 

細かく刻まれた大蒜には刺すような辛味が。

 

口に含むと最初に油を強く、次に醤油の塩味をやや弱まって、最後に豚の旨味をさらに控えめに感じるスープは、最初からかなり少なめの量。丼底にはほぐし豚が固形脂に混ざっていたにしてはかなり多めに沈んでいました。今回の調理工程は確認出来なかったのですが、前回そうだったように、予め豚が入れられていたのかも知れません。

 

生卵。レンゲを忘れるという痛恨のミスを犯してしまいました。最近、加齢のせいか忘れ物が多くなって困っています。

 

14分程で完食。久しぶりの一杯に大満足。丼をカウンター上段に上げてお礼を伝えると、店主さんに早い時間帯での訪問を揶揄われて退店しました。

 

到着から退店まで1時間という、予想以上の短時間だったことで、近々の閉店がアナウンスされたキッチン南海へ向かうも70人以上の大行列は白山通りに到達。それでも並ぼうとすると最後尾のお客さんから既に閉店したとの通告が。仕方なく大型書店へ向かうと、これから出勤する遅番の助手さんとバッタリ。繰返しご挨拶して下さったのに、服装がお店でのものとは違ったので、全く気付かず失礼をしてしまいました。思えば、越谷店でもラーメンの提供を終え、店内で寛ぐ店主さんをお客さんと勘違いしたことも。加齢のせいだけには出来ませんね。


ラーメン二郎目黒店 夜の部

2020年09月28日 20時00分00秒 | ラーメン二郎目黒店

桜台駅前店を後にして、活気を取り戻しつつある池袋や新宿の街をあてもなくブラブラして時間を潰し、JR目黒駅へ。そこから15分程歩き、17時30分頃店頭に到着すると既に6名が入店を待っていました。その後も続々とお客さんが集まり、18時02分に開店する頃には持ち帰りも含めて30人以上が行列を形成していました。

 

卓上調味料は醤油ダレと白胡椒。エコ箸は滑ることがあるので、割り箸があるのは嬉しいです。また、2リットル容量のペットボトルに入った烏龍茶を持ち込んで飲んでいる人が居ましたが、目黒店はOKなんですね。

 

小ラーメン、大蒜。開店10分前に出勤された店主さんより配膳されました。尚、厨房内には一か月前に立川店でお会いした髭の助手さんが。それぞれの店舗で仕事のやり方も異なるでしょうから、数店舗掛持ちするのはご苦労が多いでしょうね。

 

事前の予想に反して麺の量は多めで、3店舗目であることを抜きにしても、食べ進めながら中々減らないな、と少し不安になりました。

 

太くそして厚めに見える麺は、表面に滑らかさを感じる部分があるものの、硬めの茹で上がり故かゴワ感も持ち合わせており、歯を通して強めの反発力が伝わってきました。

 

少なめで深い火の通りを感じる茹で加減ながら、ザックリ切られたキャベツが目を引き、実際の量以上の存在感を発揮する野菜。

 

豚は2つ。

 

ほぼ赤身もしっかりと旨味が残りパサつきとは違う噛み応えを覚える豚。

 

赤身の間に存在したであろう脂身部分で分離してしまった、じんわりとしっとりさが伝わってくる肉質の赤身で構成された豚。

 

表面に無数の油滴が浮かぶ、醤油感と後を引かない甘味が特徴のスープは、豚出汁感が確かにあるものの控えめといった感じの、もたれを生じさせないあっさりとした仕上がりの非乳化タイプ。

 

ただ軽いだけでなく、大きめの固形脂が入っていましたので満足感もしっかりと。

 

かなり細かく刻まれた大蒜はいつの間にかスープに溶け込んで姿を消していました。そのことに最後になって気が付きましたので、風味は抑え気味だったろうと。

 

7分程で完食。500円と言うことで、全体的な量は少なめなのかと思いきや、味はもちろんそのボリュームも二郎の名に恥じぬものでした。

 

ごちそうさまをするつもりが最後にスープをゴクゴクと。店主さんに本当の「ごちそうさま。」を伝えて退店しました。

 

爪切らなきゃ。


ラーメン二郎桜台駅前店

2020年09月26日 20時00分00秒 | ラーメン二郎桜台駅前店

べんてんの次に向かったのはこちらのお店です。13時40分頃に到着すると店前には15人のお客さん。25分後には着席し、その3分後にはラーメンが配膳されました。店主さんから「後ろにお客さんが待っていますので。」と優しく退店を促されている方が居ましたので、所謂ロット乱れが発生していたようです。

 

小ラーメン、大蒜脂+ネギ+ショウガ。

 

引っ張り出そうとすると抵抗して周囲に汁を飛ばしてしまう麺。

 

硬めに感じる茹で加減で、噛み締めるとムギュッとした感覚を覚えます。桜台駅前店は軟らかめと言うイメージが出来上がっていたのですが、これ位の方が好みかも?硬めをお願いしているお客さんが多いのも頷けます。

 

豚は2つ+α。

 

トロンっとして舌の上でとろけそうな脂身としっかりとした歯応えの赤身。

 

甘みを持つ脂身とカチッとした赤身で構成された豚。

 

よりタレが染みた脂身としっとり軟らかな赤身で構成された豚。厨房の様子を観察していると、肉質に偏りが生じないようにか、2本の豚から1枚づつ取り分けているようです。

 

シャキ感が残る茹で加減の野菜は、大量のネギに押されてその存在感が薄められてしまっていました。

 

脂と豚出汁がより溶け込んで甘味と重厚さが強烈に伝わってくる、醤油の主張が控えめなこってりさ全開の仕上がりも、丼に口を付けてゴクゴクと飲めるスープ。ただ、紅生姜とそのつけ汁が混ざった部分ではサッパリとした味わいに変化していました。

 

今回は丼の縁付近に添えられていた固形脂。味食感共に、その存在はたぬきうどんにおける天かすのようでした。

 

ネギは山盛り。

 

辛みが抜けているので野菜と同様の扱いが相応しく、スープにたっぷりと浸して。

 

一部を固形脂と紅生姜と良く混ぜてから、

 

麺と共に口に運ぶと、甘さと酸味と歯応えの強弱が一度に楽しめました。

 

細かく刻まれた、独特の風味が控えめな大蒜は、いつの間にか丼の底へ沈んでしまいました。

 

朝に紅生姜サービスを告知するメールが届いていたのですが、自宅を出た後だったので気が付かずも「大蒜は?」と聞かれた隣席の方がショウガと言っていたので、察した私もシレっと。辛みの少ない紅生姜とのことでしたが、普段好んで食べることのない私には十分な辛さと酸味だと。

 

9分程で完食。交通の便の良さに心地良い接客が加わって、ここ最近つい足が向いてしまう桜台駅前店。神田神保町店や越谷店の通常営業が再開されるとその頻度は低下するでしょうが、今後も継続して通いたいと思うお店です。

 


中華そば べんてん

2020年09月24日 20時00分00秒 | 中華そば べんてん

6月最初の土曜日に訪問しました。11時25分に到着すると先週よりも多い31人が列を成していました。緊急事態宣言が解除されて2度目の週末ということで、これ位が通常なのかもしれません。ただ、その後の列の伸びは鈍く、1時間程待って店頭に移動した際の後続は13人、さらに20分で店内へ案内された時には16人に。そして、その約10分後にラーメンが配膳されました。尚、13時15分頃の退店時には14人が入店を待っており営業中を示す看板が掲示されたままでした。

 

塩油そば、中盛り。この日も厨房内には店主さんと息子さん。助手役の息子さんに「温かい油そば、中盛りでお願いします。」と伝えましたが、その様子から「温かい」は言わなくてもよかったようです。

 

提供直前に二回り三回りとごま油が回し掛けられた為、丼からは食欲をそそる香りが漂って来ました。

 

表面はへばりつくようにヌメッとしています。ただ、そのまま口に運ぶと、不思議なことにぬるぬる感はほとんど感じずモッチモチな食感とごま油の風味がダイレクトに伝わって来ました。

 

調理過程を観察していると、塩ダレには醤油とスープも含まれているようです。

 

塩に加えて黒胡椒も効いてはいるのですが、より鷹の爪のピリッとした辛さが舌に残りました。

 

具材は全て丼の底に。コリっとしたメンマ。

 

短冊切りにされたチャーシューは麺の熱で温められてさらにしっとりと。

 

小口切りのネギと鷹の爪。

 

海苔はペニャッと。

 

良く混ぜて準備完了。

 

表面のヌメリが旨味の詰まった塩だれを良く絡め取ってくれます。

  

お酢をレンゲの上からチビチビと。サッパリさを求めたのですが、がっつくので咽てしまい上手に活用できず。

 

具材にもしっかりと塩ダレの味が絡んでいます。

 

改めて見ると、ペペロンチーノにソックリの見た目ですね。相性抜群の塩ダレが良く絡んだ麺と具材を楽しんで、残量がこれ位になったら、

 

スープ割りをお願いします。

 

塩ダレに魚介の風味が先行しつつも動物系の出汁でどっしりとした味わいのスープが注がれたことで、普通のラーメンよりも塩のお陰で後味スッキリ、塩ラーメンよりも深みがありコク豊かな刺激のある味わいに。

 

麺はスープと絡むことで、引き締まってシコシコとした食感が生まれました。

 

12分程で完食。水で締めていないので、モッチモチとした麺を楽しめるのがこの一杯の最大の魅力かと。これで通常メニューは全て食べましたが、個人的好みは、中華そば、塩油そば、冷やし塩油そば、塩ラーメン、つけ麺の順番です。

 


滝野川大勝軒

2020年09月22日 20時00分00秒 | 滝野川大勝軒

膨らんだお腹を抱えて久しぶりにJR池袋駅周辺をウロウロしていると、こちらのお店を発見。真偽不明ですがネット上で、ついさっき訪れたべんてんは大勝軒をお手本とした、池袋地区の大勝軒では本店よりもこちらの評価が高い、との記載があったのをふと思い出し、4店目として利用することとしました。17時頃のことでした。

 

お客さんの姿のない貸切状態の店内には、白胡椒と黒胡椒と唐辛子とお酢と豆板醤と擦り下ろした大蒜と楊枝。

 

元祖つけ麺もりそば(あつもり)。大勝軒=もりそばというイメージだったので、麺が冷えた普通のもりそばを注文するつもりでしたが、券売機にボタンが見つからずこれかなと。その上にデカデカとありましたね。あつもりとは、一旦冷水で締めた麺を再びお湯に潜らせてから提供するものを指すそうで、もりそばとの違いはそこだけのようです。

 

太めで真っ直ぐとした形状の麺。

 

少し熱と水分が取れるとお互いが癒着していきました。

 

かなり軟らかめに感じる茹で加減でプッツンプッツンと千切れます。

 

つけ汁を行儀悪くたっぷりと潜らせて。ストレート形状なので絡みが良いとは言えないかも。

 

つけ汁には小口ネギがたっぷりと表面に漂い、海苔が一枚乗せられています。

 

配膳直後は魚介の香りに心奪われるも、いざ口に含むと調味料による甘さが暴力的にすら主張することで、魚介や動物系の旨味や唐辛子の辛さそして想像していた酸味を隅に追いやってしまったつけ汁。一口目二口目までは良いものの、それ以上になると甘さがしつこく感じて全てを覆い隠してしまい、あまり得意なタイプではありませんでした。店内には上白糖と表記されたダンボールが積まれていたので、何かしらの形で大量に使われているのかもしれません。

 

ネギ好きには堪らないビジュアル、シャキシャキ感も残って美味しかったです。

 

底には脂身がトロっとしたもの、軟らかな赤身がほぼ全てを占めるもの等4枚のチャーシューがありました。

 

歯応え充分のメンマ。

 

海苔は麺丼に移して、くるっと巻いて食べました。

 

12分程で完食。べんてんに影響を与えたという話は眉唾だな、という食後の感想も、もりそばや中華そばを食べて大勝軒の味を知りたいという希望に、この甘さの程度が標準仕様なのかを確かめたいという願望も加わり、最低もう一回は訪問したいと思います。
尚、食後は当然のように丼をカウンター上に。丁寧な接客で好印象の店主さんと助手さんに、その行為にも改めてお礼を言われましたが、そのままでも良かったんでしょうかね。