9月下旬の平日、毎月恒例の法務局と裁判所への出張の帰りに訪れました。今回は趣向を変えて、定食屋さんに向かうも満席ということでお断りを。ただ、4人掛けのテーブルに1人ないし2人が着席という状況で、効率の悪さからお店に同情してしまいました。
気を取り直して。12時15分頃に、少し離れた駐車場に車を停め店頭へ。予想通りそこは満車。店内もほぼ満席状態で唯一空いていた席に滑り込むことができました。その後も、退店する12時50分まで常に数人が着席を待つ状態が続いていました。
卓上には水と唐辛子と楊枝とティッシュのみ。
カレー重セット(そば)。
どんなものか分からず注文したので、蓋を開けると「そうきたか。」と。
そば。
カレーそばの時とは180度異なるシコっとした歯応えで、
口の中では四角張った形状を感じ取れました。
通ぶって、わさびを直接。
下品ですが、じゃぶじゃぶと浸して。
かつおの出汁の効きは確かも、そばの風味を邪魔しないようにか、穏やかな味わいのつゆ。
そばを食べ終えてから、
そば湯を注ぐとさらに優しさを増して。
海苔はパリッと。
カレー重?ごはんの上に海老の天麩羅がのり、さらにカレーが掛けられて。
一粒一粒に強さを持ち、カレーにも負けない香りを発していたごはん。なお、12時25分頃に単品のごはんが売切れとなったようです。
具材は、噛み締めると脂身から旨味に繋がるエキスがたっぷりと溢れ出してきたバラ肉。それに、しなっとするまで煮込まれたことで甘み帯びた玉ねぎ。
そばやうどんの際はスパイシーさを感じましたが、この日は終始円やかさを伝えていたカレー。
海老の天麩羅。
大振りでプリっとした食感を強く持った身を、
当初はカリッとしていたであろうが、カレーによってふにゃっと変化した衣が包んで。
卓上の唐辛子も活用。
冷やされて提供されたねぎには少しの辛み。緩めに仕上げられた粉わさびが添えられて。
甘じょっぱさの中にピリッとした辛さを持っていた胡瓜の漬物。
約15分を要して完食。
客層は高齢者が多いように見受けられましたが、それが地域に愛されている証左にも思えました。