4月下旬の土曜日のことです。三田本店は寝坊、自家製中華そばとしおかと桜台駅前店は臨時休業、越谷店は店主不在ということで、2日前にも訪れたこちらへ。14時16分に到着すると、いつものラスロ狙いの男性が既に行列に参加しており、一瞬ドキッとしましたが、店頭の看板を確認すると「商い中」となっており一安心し、18人の行列の最後尾へ。その後、2人が続いた14時27分に閉店となりました。そして、麺上げが終わりかけた14時55分にようやく入店し、その3分後にラーメンが配膳されました。
大ラーメン、野菜大蒜脂。
これまで有効性に疑問を抱いていた重ね丼を見てみると、液体油が伝っていましたので効果があるのだなと。この日は存分に活用しようと。
約9分間の茹で時間だった麺。
表面は滑っとして。
シコっプリっとした後にもちっとした感触を伝えて。
胡椒と唐辛子を振ってもスープに影響を与えず。これはよいな、と。
野菜。
パリッとした感触が僅かに残る茹で加減のもやしと、しなっとしたキャベツ。
ふんわりとした触感で軟らかな豚。
裏側にはタレの染みたトロトロ脂。
黒ずんだ部分にも臭みはなく、適度に脂身を蓄えて。
スープ。
固形物をあらかた食べ終えて、熱が取れた状態だったので油膜が形成されていました。そのせいか、醤油の鋭い味わいがやって来た後に、少し遅れて奥深さを感じる、総じて塩気強めの味わいに思いました。正直、配膳直後のものも口に運んでみたかったと。
解れていない豚と大きな背脂で構成された固形脂。
恐らく、固形脂に含まれていたのだろうと。
カリカリとした大蒜。
およそ14分で完食。閉店後も片付けの合間に賄いを食べる忙しさの店主さんと助手さんにお礼を言い、退店しました。