6月最初の土曜日のことです。14時03分に到着し、行列の50人目に。毎回のことですが、この時間帯からの列の伸びは鈍く、15時17分に閉店となるまでに後続に続いたのは、数名の離脱者があったとは言え12人のみでした。その後、17時01分に入店して食券を購入し、早くも17時07分にはラーメンが配膳されました。
大豚入り、大蒜脂+ネギ。
麺丼。
5人中、私の分のみが先行して調理されました。それが終わると、1分間隔で2回に分けて投入された麺は、都合3分強の茹で時間を経て、3分弱を要して4つの丼に割り振られました。
細めの形状で表面はパチンとし、噛むとシコっとした感触を発揮して硬めに思いました。
プレーンな背脂で構成され、店主さんの手によって、高所から舞わされたグルエースによるザラつきをも持っていた固形脂。
スープ。
どろっとした舌触りで、クドさのない甘みが強く、アブラのコクも感じました。状態としては、ドが付く位の乳化具合だったように感じました。
野菜丼。野菜にはシャキッとした歯応えが残っていました。
旨味と言い換えられる水分をたっぷりと含んで、ぷるっと弾くような赤身の周囲に、タレの味が染みた脂身。
しなやかな肉質の赤身。
1つ目と同様、これまでに神保町店では出会ったことのないような弾力を持った、濃厚な味わいの赤身と、ふんわりとした脂。
噛み応えある荒々しさ溢れるもの、ぷるるっと揺れるとろりとした口当たりの脂身。
ネギ。卓上の胡椒と唐辛子を塗してから、冷ます目的もあって麺を移して。
大分苦しくなりながら、およそ19分で完食。提供順のお陰で、これでも次ロットの盛付中だった店主さんと助手さんにご挨拶し、未だ入店を持つ6人を横目に退店しました。