LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

古いお雛さま

2011-02-25 08:28:50 | インテリア
この時期、高山市内のあちこちで、
お雛さまが飾られているのを見ることができます。

飛騨産業のショルーム「飛騨の家具館」には、
毎年古いお雛様が飾られます。



このお雛様、実はかつて私が飛騨産業さんのスタリストをしていた時に、
平和島の骨董市で見つけて買わせていただいた、懐かしいお雛様です。

飛騨産業さんには2001年から2006年までお仕事させていただきました。
当時、相当の骨董をバイイングしましたが、
それらは今も大切にディスプレーしただいているのを、うれしく思います。

もうかれこれ10年も前のことになってしまったんですね・・・。

こちらは、上一之町の「老田酒造店」内に飾られたお雛様。



「老田酒造店」さんには、「蔵小路」という名で、
蔵内に五つのショップと、「Cafe 青」が入っています。

お雛さまは、「cafe青」の入り口の囲炉裏傍の座敷に飾られています。



同じ座敷の箪笥の上にもお雛さまが三組。



箱に入った、「流し雛」と、こぶし大の小さな「土雛」。
どちらも古いものです。

今に残っている骨董のお雛様というのは、
きっと虫に食われないように、大切に扱われ、保存されていたに違いありません。

昔のものをずっと大切にすることは、
よき時代の暮らしを慈しむことに等しいと思います。

明日26日は、我が家に古くからあるとっておきの珍しいお雛様を
「伝承館」さんにお貸出しするため、展示に行くことになっています。

その様子は、また明日ご報告します。