LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

小鳥ガラス

2011-02-08 13:39:32 | 雑貨
高山市内の「小鳥ガラス」に行ってきました。

「小鳥」(ことり)だなんて、かわいい名前のお店、とお思いになるかもしれませんが、
実は「小鳥」と書いて「おどり」と読みます。

「小鳥ガラス」(おどりガラス)は、デッドストックの昭和中期のガラス食器が、
今なお見つかるお店です。



木製の枠のガラス什器内には、デッドストックと現行のガラス食器が
渾然一体になって陳列されています。



ガラスケースを開けさせてもらって見ると、
アメリカ製のミルクガラスのC&Sと、クリーマー、シュガーポットがありました。

バックプリントに"F"とあったので、おそらく「フェデラルグラス」社のものだと思われます。



こちらはレトロなデザインのシュガーポット。
昔の「純喫茶」で使われていたような、懐かしいデザインですが
未だに製造されている現行品です。



ふと見ると、USA製の"OLD PYREX"と日本製の"Japan PYREX"が
重なり合って、埃をかぶっていました。

「たぶん、高山市内でこれらを買うのは、私しかいないだろうな・・・。」
などと、勝手に変な使命感を抱く私。



"PYREX"の値段をチェックして、眼を少し脇の棚に移すと、
おそらくもう製造されていないであろう、
昭和50年以前製造のガラスコップがズラリ。

なぜかノベルティーのコップも混ざっているところが、
「小鳥ガラスらしい。」ところです。



昔のガラス什器に並んでいるシンプルなコップ。
今のものとは、どこかしら違う潔さがあります。



わたしが買ったのは、こちらのプリントのコップです。
懐かしい花のプリントが、なんといっても気に入りました。



手になじむように、ちょっとくびれた形になっています。

事務所の入り口に「古物商」の認定証がありました。



こちらの事務所内に、古い飛騨産業の椅子があるのを見つけました。

椅子ネタは、「椅子のソムリエ」に書いておりますので、よろしかったらご覧ください。