LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

ベアーチェアーと奥様は魔女

2011-02-01 08:54:02 | インテリア
"Kitani"さんのショールームに、ハンス・J・ウェグナーの名作椅子”ベアーチェアー”がありました。

ハンス・J・ウェグナーは、日本で最も人気のある北欧のデザイナーの一人です。



こちらの”ベアーチェアー”はリペアーなので、
プロパー商品と違って在庫がある時とない時があります。
一点もののヴィンテージチェアーです。

シャンブレーのようなカサカサした風合いの生地と
太いストライプの生地が張り布になっていて、
珍しくうんとカジュアルなイメージになってました。



実は、最近テレビコマーシャルで見て、どうしても欲しくなり「奥様は魔女」のDVDを買いました。

第1話から第6話までの中にチラチラ出てくるお部屋のシーンの中に、
見覚えのある椅子がありました。

第3話、ホームパーティーのシーンでドレスを着たサマンサのうしろにあるのは、
たしかに”ベアーチェアー”です。



第5話でサマンサが掃除をするシーンにも、やっぱり”ベアーチェアー”が登場します。



アッパーミドルの一般家庭を描いたアメリカのホームドラマに、
あの北欧の椅子が使われていたとは。

1960年代後半から8年間にわたって254話作られた「奥様は魔女」には、
毎回ミッドセンチュリーのインテリア、テーブルウェアー、ファッション、車などが
これでもかというぐらい出てきます。

ミッドセンチュリー好きの私には、どうにも避けて通ることのできない「奥様は魔女」。
ドラマの中にミッドセンチュリーのアイテムを探すのが当分の楽しみになってしまいました。

これからも、ときどき「オクマジョネタ」を書くことをお約束したいと思います。