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リタイアーのよもやま話

老化を防ぐサーチュイン遺伝子 「腹七分目」で活性化促進

2012-03-29 23:21:56 | 健康

ヤフーで健康に関する記事が2件あった。

 

【ニュース1】
老化を防ぐサーチュイン遺伝子 「腹七分目」で
活性化促進

NEWS ポストセブン 3月29日(木)16時6分配信

 アンチエイジングの願いは、古来より、人類が追い求めて
きたものだが、金沢医科大学教授の古家大祐さんが、その
“切り札”として研究しているのが「サーチュイン」と
いう遺伝子だ。古家さんはこう説明する。

「夢のような遺伝子、そういってもいいでしょうね。

肌から髪の毛、筋肉、骨、内臓、脳…。頭のてっぺんから
つま先まで、全身の老化にブレーキをかける遺伝子なのです
から。

この遺伝子をうまく活用すれば、誰でも簡単に、若く健康な
体を維持できるようになるんですよ」

 このサーチュイン遺伝子は誰もが持っている遺伝子だと
いう。
それなのになぜ、若々しい人、老け込んでいる人の差が生ま
れるのだろうか?

「実はこのサーチュイン遺伝子をうまく働かすことができて
いるのは、一部の人だけなんです。この遺伝子のスイッチが
オンになっているかオフになっているかが、見た目年齢の
違いを生んでいます」

 では、どうすればサーチュイン遺伝子をオンにできる
“選ばれし人”になれるのか。

「カロリーを制限することです。特に“腹七分目”の食事が
カギになります」(古家さん)

 そこには、人類の長い歴史に常につきまとってきた“飢餓”
が関係しているという。飢餓が続くと、生物としてもっとも
重要な使命である“子孫を残す”ことができなくなってしまう。

「生命体は飢餓の恐れが出てくると、繁殖できるタイミング
が整うまで生殖力を温存しようとする。

つまり、老化を遅らせ、寿命をできるだけ延ばして、健康を
維持させようとサーチュイン遺伝子のスイッチがはいり、
自分の体の“品質管理”に精を出すようになるのです」
(古家さん)

 古家さんは、メタボを気にする30代から60代の男性に、
通常の必要摂取カロリーから25%制限した食事を7週間
続けてもらい、その結果を調査した。

サーチュイン遺伝子が活性化したかどうかは、血液検査
によってわかるという。

それによると、「40代、50代のかたでも、早ければ3週間
で実験の効果がありました。

活性化した、つまり“オン”になったサーチュインの数値
が約2倍から、多い人で4倍に増えたのです」

 この実験からもわかるように、一般に代謝が悪くなり、
太りやすくなるといわれる中年期以降も、サーチュイン
を活性化させることは充分可能なのだ。

以上。

 

【ニュース2】
長寿と関連した“テロメア” 維持するには肥満・
喫煙が大敵

 長寿の研究で、いま最も注目されているのは、テロメア
DNAとサーチュイン遺伝子。若い頃は日焼けしてもすぐ元に
戻ったのに、最近はシミになる。疲れがとれない。

ケガや風邪が治りにくい……。いわゆる老化現象は、本来
再生されるべき細胞が、テロメアDNAがすり減ったために
再生されなくなって引き起こされるものだ。

 長い間、テロメアの再生は無理だとされてきた。しかし、
最近、長寿研究で有名な米国MITのガレンテ教授、ハーバ
ード大学のシンクレア博士により発見された長寿遺伝子、
サーチュイン遺伝子に、テロメアがすり減るのを抑える
働きがあることが分かったのである。

 サーチュイン遺伝子は酵母等の単細胞生物から哺乳動物
までほとんどの生物が持っているが、ヒトでは7種類の
サーチュイン遺伝子がある。

動物実験では、カロリー制限した食事を30~60日摂り
続けるとサーチュイン遺伝子が働きだすことが分かっ
ている。

 サーチュイン遺伝子をオンにしてテロメアを長持ちさ
せるには、まず肥満と喫煙を避けることだ。

英国ロンドン在住の18~76歳の女性1122名のテロメアを
調べたら、肥満の人は、そうでない人に比べてテロメア
が平均8.8年分も短かった。

また、タバコを1日1箱、40年間吸い続けた人は、テロ
メアが7.4年分短かった。


以上。


今までも、言われていたことだけど、改めて、根拠の
あることなようで、感心している。

人間の体内で、エネルギーを生み出すミトコンドリアも
腹八分がよいそうで、間食はしないように、再度挑戦
している。

両親が、天寿を全うするまでは、元気でいたいものだ。
そして、自分自身もぜひ、天寿を全うしたいものだ。


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