定期検診の大動脈石灰化の文字が、気になってしよう
がないので、ネットサーフィンをしてみた。
すると、次ぎのようなやりとりがあった。
以下のその内容。
先日健康診断を受けまして、肺のレントゲンに円い⊃←この様
な形をした白い所があり、動脈の石灰化と言われました。
血圧も低いし、そう気にしないでいいとのことでしたが、治療法も、
薬も無いので、進行を遅らせるような、生活を送ること。
私はどのような経過をたどり、どうなるのか死の恐怖を感じる
日々です。
動脈石灰化について、詳しいことを知りたいと思いますので、教え
て下さい。
先日、ある知り合いが職場の健診を受けて、レントゲン検査で
「大動脈の石灰化疑い」と書かれて凹んでいました。
日頃からガンガン走っている人なのに、頑張りすぎたら血管が
切れたりしてまずいのではないかと運動中に心配になった、
ということを自身のブログに書いていました。
大動脈の石灰化はまぎれもなく動脈硬化の所見です。
動脈の中がグジュグジュになった粥状硬化のレベルではなくて
それがある程度のところで固まって石になってしまった状態で
す。
でも、大部分はそう心配要らないことは以前書きました(2008.3.12)。
もっと程度が強かったり細い血管(冠動脈や腎動脈など)にあれば
意義は大きいのでしょうが、「石灰化疑い」という表現は、ただ
書いてみた、というレベルです。二十歳の子にあったら問題
ですけど、現代社会に生きるそれなりの年齢で、タバコも吸わず
油こってりが嫌いで毎日何十キロもジョグしている人が、
そのことばにびびっていてもしょうがありません。
ですから彼のブログには心配要らないとコメントいたしました。
「もし何かが起きたらそれはその石灰化のせいじゃないです!」
と何かあったときのための保険をかけてしまうのは職業病みたい
なものでしょうか。
そういえば、胸部CT検査などで動脈の石灰化を指摘すると、
「どうやったらこれは取れますか?」と良く聞かれます。
「これはもう消えません」と気軽に答えてしまいますが、
これからはもっと慎重に思いやりのある返事をいたしま
しょう。
動脈の石灰化は血管内皮細胞が傷ついた状態です。
この石灰化は直りません。でも石灰化を起こしている人は、
中高年者ではかなりの人がそうなっていますね。
動脈瘤になっていなければそんなに心配することはない様
に思う。
血圧を運動やダイエットでコントロールするとよいでしょう。
高コレステロールの薬は生まれつきの脂質代謝異常でないの
ならダイエットのほうが合理的だとおもいませんか_?
以上。
また、動脈硬化症(主に虚血性心疾患)の危険因子
〇改善可能なもの
・高脂血症
・高血圧
・糖尿病
・喫煙
・肥満
〇改善できないもの
・加齢(老化)
・性別(男性)
・家族歴
のもあった。
この中で、
・高脂血症
・高血圧
・糖尿病
・喫煙
・肥満
は取り敢えず、クリアーだ。
しかし、
・加齢(老化)
・性別(男性)
・家族歴
これは、クリアーは不可だ。
往生際が悪く、いろいろと調べたが、ちゃんとスポーツを
している人でも、逃れられない加齢現象のようである。
この話しを聞くと万事休すである。
受け入れがたい事にあっても、謙虚に受け入れるざるを
得ないのか?
なんとも腹立たしい真実だこと。
説によっては、130歳?まで、人間は生きられるという
こともあったが。
60歳以上は、誰でも起こりうるということになれば、
やはり、60歳で定年というのは、道理に適うことで
あったのかなと思ったりしてしまった。
大動脈石灰化が60歳以上の人間に、避けられ得ぬものだと
突きつけられると、気持ちのどこかで巣くっている不老不死
願望も、エイジレスへの拘りも一掃され、いよいよ腹をくく
らなければ、もたもたしていては。
と、自分のどこかか、急き立てられて止まない。
まるで、余命宣告されて、カウントダウンカレンダー
でも手渡された気分だ。
つい、数日前まで、
冬は、寒くて、冬籠もり。
夏は、暑くて、夏ごもり。
と言って自堕落に淫していたのだが。
合唱と吹奏楽のための「あすという日が」
突然だが、「あすという日が」という曲である。
吹奏楽の伴奏の合唱曲である。
なかなか、しあげるのが、難しい演奏形態である。
しかし、よく仕上げたものである。
You Tube にあったコメントです。
明日、チャリティーコンサートをします。
そのコンサートで歌います。
被災地から避難されている方も結構いらっしゃるので、想いや
気持ちが伝わるように、勇気を出していただけるように心を
こめて歌います!!
trumpetAKBlove 2 か月前
僕らも教育芸術社からこの譜面をもらったので吹奏楽団とコーラス
同好会のメンバーたちとこの曲をレコーディングして東北の被災者
の人々たちに贈ろうと思っています。
これで被災者の人々に勇気を与えられたら僕らもうれしいし、
いいボランティアにもなるかなと思います。お互いに力を
あわせてよい日本に戻していきましょう。
以上。
この演奏は、3・11の東日本大震災のチャリティーコンサート
のために、行われたようである。
この演奏する趣旨と、その演奏の完成度の高さに、この演奏の
ために、一堂に会した吹奏楽の若者、合唱の若者にとって、
一期一会の大きな財産となると思われてならない。
震災は不幸なことなのだが、このようなステージにいる若者が
羨ましくてならない。
この若者たちの嬉々とした表情、昔どこかで、わたしたちにも
あったはずなのだが、それって、いつのことだったのだろう。
これらの輝きがもう、別世界の話しになるなんて、誰が想像
できたのだろう?
大動脈石灰化、Xデー宣告。
である。