消費期限終了

リタイアーのよもやま話

遠出

2014-02-02 23:42:46 | 日記

今、わたしの父が入院している病院は
インフルエンザの患者がでてしまった。


去年もインフルエンザが、かなり院内で
流行し、面会禁止の措置が取られて、長
い間、院内に立ち入ることができなかっ
た。

今年は、いかにと思ったが、患者が出て
しまった。

幸い、患者2名、2部屋が完全立ち入り
禁止になって、その他の病室は、短時間
の面会は許容された。

そういう事情もあって、1日だけ、バイク
で遠出することにした。

なんらかの事情で、病院への立ち入り禁止
にならない限り、1日自由に振る舞うこと
はできないのは、複雑な気分になる。

これまでも何度か、所用ができた時など、
その用事の途中、高速道路を走っている時
があったが、現役時代にタイムスリップし
た気分になり、自分の自由な心持ちに気づ
いて、病院通いが自分をけっこう拘束して
いることを思い知ったりすることがあった。

わたしの住んでいる島は、南北に長い。

その北側の三分の二ほどの地域は、山が多く
平地が少ない。

その反対に、南側の三分の一ほどの地域は、
平地が多い。

その開けた南側は、市街地がけっこうある。
そこを中南部と称しているが、わたしは、
その中部の地域に住んでいる。

父親が入院している病院の玄関を出ると、
その北部の連なる山々が見えるのだが、

見るたびにその山々は、何かしらわたしを
誘っているようでならない。

高校3年生の冬の小春日和の日に、その北
に連なる山々の存在感に、初めて気づいた時
以来、その山々は、わたしにとって近しいも
の感ずる特別な存在になっている。

今では、その山々は、格好のツーリング場所に
なっている。バイカーの憧れの地である。

そして、バイク事故で、よく、死亡者も出てい
る県内でもよく知られた場所でもある。


もう、記憶もあいまいだが、今では、バイカーの
聖地になった北部を小学生の頃に、父親に連れら
れて、出かけていった記憶がある。あまり自信が
ないのだが。


また、おそらく、30代のはじめだと思うが、きっ
と風景写真を撮るためだったと思うが、その北部
の地を一周した記憶がある。

バイクに乗り始めて以来、その北部の山々を一周
してみたくて、ウズウズしていたが、自分の体力
ではたして、帰ってこれるのかなと臆したりして
いたが、母親が元気な時にしかできないということ
で、思いきって、挑戦することにした。

よく、バイクの雑誌では、北海道を一周したり、
世界一周をしたりする人の話題が載っているが、
なんで、二つしか車輪のないバイクでそんな遠く
までいけるのか、不思議でならないのだ。

鉄の船が海に浮かんだり、鉄の飛行機がなぜ空を
飛ぶのかという類の感覚で、ちょっと情けないが。

その日、朝早く目が覚めて、なんとなく寝たり
ない気分もしていたので、ちゃんと辿り着ける
よう、用心が肝心と考えた。

長帳場になるということで、体力を消耗しない
ために、力まぬよう、運を節約するようにと、
出かけていった。

自宅を出た後、近くのモスバーガーで、コーヒ
ータイムをし、用を足して、9時30分に出発
した。

その日は、晴天になるはずだったが、出発時は
曇り、ほんの少し雨もぱらついていたが、天気
予報を信じることにした。

10時30分頃に、往路の最後のコンビニで一
息トイレタイム、目的地で何か食べるものと、
パンとお茶を買い込み、出発。

おそらく、11時頃ではなかっただろうか。
かなり疲れが出たので、土石流止めの構造物
のところで、屋根状の箇所があったので、横に
なってしばらく休憩である。予想はしていたが、
早々横になっては、どうなるかと思ってしまう。

途中で、ガソリンを入れ、往路で最後の店、
コーヒー店で一服、店主からは、かの有名な
交通事故の場所に注意を喚起され、出発するが
なかなかつかない。

見慣れない風景に戸惑いながらも、目的地に
到着したのが、3時。

 出発からなんと、あまりにも想定外の6時間
半もかかってしまった。

 その日、夕方は病院にいくつもりもあって、
往路よりも直線コースが多い復路を猛スピー
ドで走った。

途中のポイント地点のN市まで、49キロメー
トルということだったが、これも想定外1時
間半ほどかかって疲れてしまった。

これでは、休憩せねばと市内に入り休憩しよ
うと市内に入ったら、なんと、歩行者天国を
していて、市の祭りの人込みにぶつかって、
右往左往して、予定を変更、南下していつも
利用しているレストランに向かった。

そこで、遅すぎる昼食、早すぎる夕食ともつか
ない食事をして、一息ついた。
パスタを食べたが、まともな食事がこんなに
美味しいものとは、思わなかった。

その後、リゾートホテルのコーヒーラウンジで
休憩して、疲れをとることにした。

ラウンジで夜景を愉しんだ後、ホテルを後にし
て、帰途についたのだが、疲れは残っており、
普段だったら、高速を乗り継ぐことにしているが
疲れすぎて、下道を時速40㎞で、トコトコと
のんびり帰ることにした。

やっとこさ、家に辿り着いたのだが、なんと時間
は、午後8時50分になっていた。

もう少しで、12時間かかったことになる。
わたしとしては、とんでもない長丁場の1日にな
ってしまった。


1日の走行距離を確かめた、225㎞になった。

ネットや雑誌では、この程度の距離はたいした
距離ではないことになっているが、年寄りの初心
者では、驚きであった。

なにせ、庭仕事は、30分もすれば、飽きてくる。

いつの日か、母親の体調で、この距離を走ること
は叶わなくなることは目に見えていて、ほっと
することになった。

 


春節商戦、日本で活況 円安で中国人客回復

2014-02-02 22:34:12 | 政治

 ヤフーのニュースである。

春節商戦、日本で活況 円安で中国人客回復

2.1 21:27 [レジャー産業]

 中国から多くの観光客が訪れる春節(旧正
月、1月31日)休暇に合わせ、百貨店や家
電量販店、ホテルなどによる商戦が熱を帯び
ている。一昨年は東日本大震災の影響、昨年
は尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐる日中関
係の悪化で訪日客が激減したが、円安が追い
風となり昨年末から徐々に回復傾向。今年は
各店とも大幅増を見込んでいる。[記事詳細]

 

以上。

中国が韓国と組んで、日本を罵倒している
状況にあって、皮肉な現象である。

中国政府が、あらゆる方法で反日を叫んで
日本を罵倒しても、そもそも自分たちの保
身のためにやっていては、現実の日本との
乖離が進むだけである。

国民としては、自分たちの本音を優先して
行動した方が、良い思いをする。

 

どんなに、中国の経済が日本を追い越した
なんて叫んでいても、一人当たりのGDPは
日本の方が上だ。

一人当たりのGDPが日本を超えない限り、
中国が日本に対し、経済指標だけで、優越
感を持っても、中国国民にとっては、本質
的な意味はなさない。

なんせ、中国では絶対に手に入らない。
生活環境がある。

綺麗な空気、綺麗な河川、綺麗な湖、綺麗な
海、綺麗なビーチ。

そして、綺麗なトイレ。


綺麗な地下水(温泉)、安心して飲める綺麗
で清潔な水道水

汚染されていない綺麗な田や畑、
もちろん、中国に比すれば、綺麗な雪と
なる。

清潔な都市空間、おもてなしに満たされた
消費生活を満喫できる。

中国からすれば、身も心も洗われるような
異次元の日常がある。

ところで、贅沢について、次のように言われて
いる。

〇贅沢
贅沢や豊饒から文化は生まれるが、吝嗇から文化
は生まれない。

※  権貴主義、「銭ゲバ」に毒された国民性では、
手に入らないものが、日本にある。

〇贅沢
贅沢に価格は必要ではない。心地よさそのもの
が贅沢である。
─ジェフリー・ビーン

※中国では,手に入れようのない「贅沢」に
満ちあふれた先進国だということがわかる
だろう。

〇ゼイタク
つまりゼイタクというのは、物と人を思うさま
に使える、といったことではなく、日常生活の
生き方、つまり一切の行動が自由であり、一瞬、
一瞬を充足して生きることができる、といった
ことであろう。

※中国の権力者の保身のために、どれだけ多く
の手かせ足かせで息苦しくあるのだろう。

ところで、中国では贅沢禁止令で,内需が失速し
そうだ。権力者が、国外に隠し資産を抱えて
いるのは皮肉だが。

中国国民としては、せっせと外国旅行に勤しみ
権力者の見えないところで、贅沢を満喫したい
のかもしれない。

それにしても、多くの中国人がきてみて、街の
どこにも、中国政府が叫ぶような軍国主義のム
ードがないのに、気づくはずだ。

その時に、何が起こるか楽しみだ。