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リタイアーのよもやま話

大型二輪よもやま話17

2013-04-30 21:38:25 | 日記

大型二輪よもやま話17

今日、4月30日(火)は、検定日であった。
先週の予定では、天気は曇り後雨であったが、一日適度な曇り
で、検定日よりであった。
検定の時間帯は、太陽も出てラッキーだった。

今日は、大型の検定を受ける人は、4人。
30代半ばと思われる若者二人、20代後半と思われる若者一人、
そして、わたしである。

今回の検定は、今まで2回受けたのと比較して、検定の際に
受験者一人一人にコース表を提示して、懇切丁寧な助言をして
いた。

この丁寧さにびっくりした。


もちろん、前回との違いは、他にもある。Wi-Fiの設備があり、
携帯の充電のためのコンセントがあり、ドリングバーも準備

されて、1年前との違いにびっくりした。

少子化、他業者との教習生の取り合いが根底にあると思う。
なにしろ、同じ地域に5カ所の教習所が、あるのだ。恐ろしい

スカイウェイブやCB400sfの時は、うまくならなくて、4、5
時間ほど、検定するまでに余分に受講をしたが、今回は、規定
の時数で、一回で合格することができた。

 

コース内を自動車の検定や教習が行われていて、気にしていた
のだが、スラローム、一本橋、波状路等とりあえずノンミスで
喜んだ。

しかし、それも束の間、想定外のところに、検定車が出てきて、
ミスをしてしまった。
このことが、ずーっと気にかかってしようがなかったのだが、
幸いにも、合格をすることができた。たいしたミスではなかった
ようだ。

とりあえず、今日で研修から解放される、ほっとする。

これまでは、トイレで便座に座っていて、手振り身振りも
いれて、よくコースのシュミレーションしていた。
喫茶店で座っていても、よくこのシュミレーションをしてい
た。
やっと、解放される。夜中にトイレにいく時、キャンセル待ち
の予定をいれた。これからも解放される。

今回の大型の受験者は、4人とも合格することができて、
気持よく検定を終了することができた。

明日は、資料をもらって、免許の申請に出かける予定である。

わたしは、昭和の24年生まれなので、10月の誕生日が
くると、64歳になる。

(ちなみに、身長1m55.6㎝、体重52.5㎏である)

とりあえず、63歳で、大型自動二輪の免許を取得することが
できた。いいタイミングで取れたと喜んでいる。

東洋医学では、64歳で、体に変化が訪れると言っていたから、

気にしていた。

さて、明日から、屋敷内の草刈り、父親の更地の草刈りがまって
いる。

久し振りに、日常に戻る。

 


「シェークスピアの本性は守銭奴」

2013-04-30 06:18:28 | 読書

ヤフーのニュースである。

 

「シェークスピアの本性は守銭奴」英国
研究者ら衝撃リポート

産経新聞 4月28日(日)14時46分配信

 さて、今回は珍しく文学のお話です。

もはや説明は要らないと思いますが、「ハム
レット」や「リア王」といった歴史的な傑作
で知られ、英国ルネサンス後期にあたる16
世紀末から17世紀に活躍した英の劇作家ウ
ィリアム・シェークスピア。「生きるべきか、
死ぬべきか、それが問題だ」「輝くものすべ
て金にあらず」といった多くの名言でも知ら
れる彼ですが、実は飢饉(ききん)に乗じて
自分の不正蓄財に走ったうえ、脱税の疑いな
どで起訴され、刑務所行き寸前だったことが
英研究者らの調査で明らかになったのです。

 ■カネ、カネ、カネ…本当に“食えない
野郎”

 貧しい人々の立場に立ち、彼らの権利を擁護
するため数々の名作を世に送り出したといわれ
る彼ですが、今回、明かされたもうひとつの顔
は、代表作「ベニスの商人」に登場する非情な
金貸しシャイロック顔負けの笑えない金の亡者
ぶりだったのでした…。

 3月31日付英紙デーリー・メール(電子版)
やAP通信など欧米メディアが一斉に報じてい
ますが、今回の研究結果を発表したのは英西部
ウェールズにあるアベリストウィス大学で中世
・ルネサンス文学を教えるジェーン・アーチャ
ー教授と、同僚のリチャード・マルクグラフ・
ターリー教授、ハワード・トーマス教授の3人
です。

 中世・ルネサンス文学の専門家である3人は、
裁判所や税務署に残されていた当時の記録を詳
しく調べ、これまで知られていなかった“悪徳
商人”としてのシェークスピアの横顔を浮かび
上がらせる作業を続けたと言います。

 3人は「われわれは、見過ごされがちな彼の
ビジネスマンとしての手腕を学ばない限り、彼
の作品を完全に理解することはできない」と説
明します。確かに。作家の人となりを理解する
ことで、作品の真の意図や細部の解釈もさらに
深まるというものです。

 そんな思いから導き出された今回の研究成果
ですが、それによると、シェークスピアが作品
群を発表した16世紀末から17世紀の欧州は、
異常な寒波のなか激しい雨が降り続く“小氷河
期”で、穀物はまともに育たず食糧不足が顕在
化する飢饉状態が長く続いたそうです。

 そんな時代に彼は、故郷の街ストラトフォー
ド・アポン・エイヴォンを含むイングランド中
部ウォリックシャーで最も有力な地主であると
いう自身の立場を利用し、麦芽や大麦、トウモ
ロコシといった穀物を買い占め、15年以上に
わたって近隣住民や商人に法外な値段で転売し
たというのです。人の弱みに徹底的につけ込み
まくるとんでもない悪徳地主ですね。

 彼が穀物の値段をつり上げたため、多くの人
が長年、困ったことは言うまでもありません。
ところが彼は、こうした悪徳商法で得た利益で
今度は土地をどんどん購入。大儲けしているく
せに税金はビタ1文払わず不正蓄財に奔走。

揚げ句の果てに、余剰資金で貸金業まで行い始
めたといいます。何なのでしょうね。このお金
への異常な執着ぶりは。

 ■娘ともトラブル…「贖罪」が生んだ名作

 そのため彼は1598年2月、穀物の不正蓄
財と脱税の疑いで当局から起訴され、刑務所行
き寸前のところまで追い詰められましたが、罰
金刑で何とか逃れたといいます。刑務所にぶち
込まれていれば、脱税なんかにまつわる別の名
作が生まれていたかもしれませんね…。

 そしてアーチャー教授らは、今回の研究成果
について、1608年ごろに執筆されたシェー
クスピア悲劇末期の作品で、貴族の無神経な振
る舞いに不満を募らせていたローマ市民たちが、
食糧不足を機に暴動を起こす「コリオレイナス」
をはじめとする彼の作品群の解釈に新たな光を
照らすものであると説明します。

 とりわけ「コリオレイナス」はこれまで、彼
の生存中の1607年に英国中部で実際に起こ
った食料危機への抗議活動との関連性が指摘さ
れてきましたが、アーチャー教授は「(穀物の
買い占め・転売といった)自分の行いへの罪の
意識を反映させた作品」との新解釈を唱えてい
ます。

 また、今回の研究では、悪徳商売で大儲けし
たお金に関し、相続問題で実の娘と大もめにも
めたことも明らかになっており、こうした体験
が、娘に追い出された父王の孤独を描く「リア
王」に反映されていると分析しています。

 歴史的な傑作群を生み出したシェークスピア
ですが、お金への異常な執着心と、まさに金の
ためなら手段を選ばないといった感じの悪徳商
売の手口をここまで明かされると、何だかがっか
りしますよね。

 今回の研究結果を知って、そういう人々が増え
ることを懸念したのか、アーチャー教授は「ロマ
ンチックで繊細な芸術家という従来のシェークス
ピアのイメージにそぐわないからといって、彼を
厳しく非難すべきではない」と弁明。さらに「穀
物の買い占めは、収穫に失敗した際、自身の家族
や近隣住民を飢えから救う手段でもある」と説明
しています。

 作家が評価されるのは作品だけで、私生活では
金の亡者だろうが色キチガイだろうが虚言癖だろ
うがアル中だろうが何の関係もないのでしょうが、
長年新聞記者をしていて分かったことのひとつは、
人前で正論をとうとうと説教したり、涙ながらに
感動秘話や美談なんかを語る連中というのは、大
抵、マルチ商法の親分だったり、詐欺の常習犯だ
ったり、家で家族を血が出るまでシバいていたり、
近隣住民から小銭借りまくったままどこぞに飛ん
だ過去があったりといったロクでもない連中であ
るということです。そういう意味で考えると、シ
ェークスピアが悪徳商人だったという話を知って、
個人的には「やっぱりそうか…」と大いに納得し
たのでした。

 さらに個人的な取材体験で言うと、大体、いつ
もムッス~としている人の方が案外、裏表がなく
て、付き合ってみると味わい深い人が多いことに
気付きます。これとは逆に、一番タチの悪いのが、
面白くもないのにいつもニヤニヤしているヤツ。
こういうヤツは見かけとは真逆で死ぬほど腹黒。
隙あらば他人の足を引っ張ることだけを楽しみに
生きている真性のワルです

こういうヤツがニヤニヤした顔のまま他人の悪口
や嫌みをさらっという時、マジで殺意がわきます
ね。みなさんも「ニヤニヤ野郎」には注意しまし
ょう。近づかないのが一番ですよ。

(岡田敏一)

以上。

シェークスピアがあまりにも有名なので、わたし
も興味深く感じた人である。
結局、ちゃんと読まなかったが、彼の本を何冊か
買った。
その彼の実態がこのようなことだと言われると、
ショックを覚えてしまう。
しかし、そのようなことは、多々あることでも
ある。
昔、マルクスに凝った時、彼が、バルザックに
興味をもっていたので、わたしも、読んでみよう
かと興味がわいたが、実際は、彼の文章は、生
理的にあわないようで、どうしても、なじめな
かった。
それでも、ちょくちょくバルザックについて調べ
たのだが、彼が大量の本を書いたのには、借金に
追われていたという理由を知って、これもびっ
くりしてしまった。

まったく、分野は違うが、あのニュートンが錬金
術に凝っていたということを知った時も、やはり、
意外で、びっくりしてしまった。

時々、歴史的に有名な人で、思い込んでいた人間
像とは、違う側面が出てびっくりである。

それにしても、かの有名な「ベニスの商人」を書
いた本人が、その主人公そのものだったとはね!